12月の電気代はいくら、7社が過去最高の10社と東京ガス・大阪ガス

2026年10月30日 公開2026年10月30日時点の情報読む時間 約5分

この記事の答え

何が起きた
大手電力10社の12月分(11月使用分)の電気代で、7社が前の月より上がり、過去最高になりました。上がり方は5〜273円です。
家計への影響
東京電力の標準的な家庭は9,738円で、11月分から177円上がります。国の支援がなくなった10月分(8,275円)からは1,463円の上がりです。
確かめておくこと
検針票の使用量です。標準的な家庭より使う量が多いほど、上がる額も大きくなります。
次に見るところ
2027年1〜3月使用分の国の支援です。政府が検討している段階で、まだ決まっていません。
東京電力の12月分9,738円標準的な家庭・前月から+177円
いちばん高い沖縄電力10,815円12月分・260kWh
東京ガスの12月検針分6,718円30㎥・前月から+230円

金額は各社が発表した標準的な家庭のモデル料金です。中部電力と沖縄電力、西部ガスは報道の数字です。

12月分は10社のうち7社で過去最高、上がり方は5〜273円

最高は沖縄電力の10,815円、上げ幅は中部電力の273円がいちばん大きくなりました。

大手電力10社は10月29日、12月分(11月に使った分)の電気代を発表しました。標準的な家庭の料金は、7社で前の月より上がり、どの会社も過去最高になりました。上がり方は5〜273円です。

いちばん高いのは沖縄電力の10,815円、いちばん安いのは北陸電力の7,982円です。上がり方がいちばん大きいのは中部電力ミライズの273円です。

12月分の電気代(標準的な家庭・高い順)

沖縄電力従量電灯・260kWh。11月分は10,752円

10,815円+63円

中部電力ミライズ従量電灯B・30A・260kWh。11月分は9,647円

9,920円+273円

東北電力従量電灯B・30A・260kWh。11月分は9,690円

9,807円+117円

東京電力エナジーパートナー従量電灯B・30A・260kWh。11月分は9,561円

9,738円+177円

四国電力従量電灯A・260kWh。11月分は9,372円

9,377円+5円

中国電力従量電灯A・260kWh。11月分は9,158円

9,186円+28円

関西電力従量電灯A・260kWh。11月分は8,251円

8,251円±0円

九州電力従量電灯B・30A・250kWh。11月分は8,115円

8,110円−5円

北陸電力従量電灯B・30A・230kWh。11月分は7,970円

7,982円+12円

北海道電力は、12月分の金額を当社でまだ確かめられていません。11月分は標準的な家庭で10,552円と報じられ、初めて1万円を超えました。

どの会社も「標準的な家庭」の使用量の決め方が違うため、会社どうしの金額は比べにくい点に注意してください。自分の料金は、検針票や会員ページで使用量と単価を確かめます。

支援の終了、託送料金、燃料費調整の3つで上がりました

10月分からの大きな上がりは支援の終了、12月分の上がりは燃料費調整の単価です。

12月分が上がる大きな理由は、燃料費調整の単価です。原油やLNGの輸入価格の変化が、3〜5か月遅れて電気代に反映されます。

国の電気・ガス代の支援が9月使用分で終わった

7〜9月使用分にあった値引きがなくなり、10月分から11月分にかけて大きく上がりました(東京電力の標準的な家庭で8,275円→9,561円)。10〜12月使用分の支援はありません。

11月1日から託送料金の見直しが反映された

送配電網の利用料の見直しで、9社が規制料金を上げました。北陸電力は改定していません。東京電力の標準的な家庭では、同じ月で比べて254円の上がりです。

12月分は燃料費調整の単価が上がった

東京電力の燃料費調整単価は、1kWhあたり0.68円になりました。関西電力と九州電力は、燃料費調整が上限に達しているため、12月分はほとんど変わりません。

2027年1〜3月使用分の支援は、政府が検討している段階で、まだ決まっていません。

都市ガスの大手4社も、12月検針分は230〜249円上がります

東京ガスは11月検針分で744円上がり、12月検針分はさらに230円上がります。

都市ガスの大手4社も、12月検針分は前の月より上がります。上がり方は230〜249円です。

都市ガスの料金(標準的な家庭)

大阪ガス標準家庭。11月検針分は6,902円

7,151円+249円

東邦ガス29㎥。11月検針分は7,118円

7,361円+243円

東京ガス30㎥(東京地区など)。11月検針分は6,488円

6,718円+230円

西部ガス標準家庭。11月検針分は6,932円

12月分は公表を確認中

東京ガスは、11月検針分で前の月より744円上がりました。国の補助が終わったことと、10月1日に基本料金を月150円上げた改定(46年ぶり)が重なったためです。

家で確かめられることは、使用量・プラン・冬の支援の3つです

12月分は11月の使用量で決まります。

電気代とガス代は、使う量で大きく変わります。冬に向けて家で確かめられることです。

検針票で使用量と単価を見る

「標準的な家庭」より使う量が多い家ほど、上がる額も大きくなります。12月分は11月の使用量で決まります。

契約しているプランを確かめる

新電力やガスのセット割では、燃料費調整の上限がないプランもあります。会員ページで単価の決め方を見ます。

冬の支援の発表を待つ

2027年1〜3月使用分の支援は検討中です。決まれば各社のお知らせに出ます。

コピペ枠:家族と共有する電気代・ガス代のメモ

「全文をコピー」を押すと、そのまま貼り付けられます。○○の部分を書き換えて使ってください。

【電気代・ガス代のメモ】

電気:○○電力、プラン:○○、11月分:○○円(○○kWh)

12月分の見込み:標準的な家庭で前の月より○○円(会社の発表)

ガス:○○ガス、11月検針分:○○円(○○㎥)

国の支援:10〜12月使用分はなし。1〜3月分は検討中

よくある質問

12月の電気代はいくらですか。

東京電力エナジーパートナーの標準的な家庭(30A・260kWh)は9,738円です。11月分の9,561円から177円上がります。

いちばん高い電力会社はどこですか。

12月分の標準的な家庭の料金では、沖縄電力の10,815円がいちばん高く、北陸電力の7,982円がいちばん安くなっています。

関西電力と九州電力は上がらないのですか。

関西電力は8,251円で11月分と同じ、九州電力は8,110円で5円下がります。どちらも燃料費調整が上限に達しているためです。

国の電気・ガス代の支援はありますか。

7〜9月使用分で終わり、10〜12月使用分の支援はありません。2027年1〜3月使用分は政府が検討している段階です。

ガス代はいくら上がりますか。

12月検針分は、東京ガスが6,718円(+230円)、大阪ガスが7,151円(+249円)、東邦ガスが7,361円(+243円)です。

言葉の意味3語
燃料費調整
原油やLNGなどの輸入価格の変化を、電気代やガス代に反映するしくみです。
託送料金
電気を送る送配電網の利用料です。電気代の中に含まれています。
規制料金
国の認可が必要な、大手電力の従来からの料金プラン(従量電灯など)です。
出典・エビデンス一覧11件(公式10・報道1)
  • ※金額は各社のモデル料金(税込・再エネ賦課金を含む)です
  • ※北海道電力と西部ガスの12月分は、公表を確かめたら書き足します
  • ※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の判断を推奨するものではありません。

文:プラスチックパレット株式会社 編集部

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