パレットのノウハウ 9パレットを選ぶ前に
パレットの重さ一覧
1100×1100は、何kg?
プラスチックパレット1100×1100の重さは、軽い型で約5kg、重い型で約38kgです。強さの区分ごとの重さ、大きさ別の重さ、当社の代表的な型の重さと、トラックに積むとき・手で運ぶときの注意をまとめました。
11100×1100は、約5kgから約38kgまであります
同じ1100×1100でも、パレットの重さは型によって7倍ほど違います。軽い型は輸出や平置き向き、重い型は重い荷物やラック・自動倉庫向きです。まず、強さの区分ごとの重さの幅を見てください。
1100×1100の重さの幅(強さの区分ごと)
- 当社で扱う1100×1100の147型(岐阜プラスチック工業・日本プラパレット)の重さを、強さの区分ごとにまとめました。区分は日本プラパレットの分け方です。岐阜プラスチック工業は区分を分けていませんが、重さはこの4つの幅の中に入ります。
- 147型を軽い順に並べたときの、ちょうど真ん中の型の重さは16.5kgです。
2重さは、使い方の目安になります
重い型ほど材料を多く使い、たわみにくくなります。そのため、重さを見ると、その型が向いている使い方の見当がつきます。
- 軽約5〜10kg(ワンウェイ):輸出用・平置き専用の型です。荷崩れ防止の措置が前提で、ラック・ネステナーや自動倉庫には使えません。戻ってこない輸出には、軽くて価格を抑えやすいこの区分が選ばれます。
- 軽約9〜16kg(軽量):段ボール・コンテナなど均等にかかる荷物の平置き・段積み向きです。岐阜プラのJL系は「平置き専用」で、静荷重4,000kgの型をラック・ネステナーで使うときは事前にご相談ください。
- 中約13〜26kg(汎用):運ぶ・保管するの両方に使える区分です。日本プラパレットの汎用の型は、ラックは条件付き(※)です。
- 重約18〜38kg(高強度):重い荷物、ラック、自動倉庫向きです。ラックに問題なく使える型(○)や、自動倉庫に対応した型があります。
- 同じ強さでも、PE製はPP製より少し重く、両面使用形は片面使用形より重くなります。重さだけで決めず、動荷重・静荷重と使い方の条件をあわせて見てください。
3当社の1100×1100、代表的な12型の重さ
軽い順に並べました。同じ1,000kgの荷物を載せられる型でも、重さは6.7kgから37.5kgまで違います。違いは、段積みの強さ(静荷重)と、ラック・自動倉庫に使えるかに出ます。
| 重さ | 型番・メーカー・形 | 動荷重/静荷重 | 使い方 | 商品ページ |
|---|---|---|---|---|
| 6.7kg | JL-D4・1111E⑧岐阜プラ・片面使用・四方差し | 1,000/2,000kg | シュリンク・ストレッチ包装限定。平置き専用(ラック・ネステナーでは使えません) | 商品ページを開く |
| 7.5kg | EXA1111日本プラパレット(ワンウェイ)・片面使用・四方差し | 1,000/2,000kg | 輸出用。ラック× | 商品ページを開く |
| 9.9kg | JL-D4・1111L②岐阜プラ・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | 平置き専用(ラック・ネステナーは事前にご相談) | 商品ページを開く |
| 10.4kg | SLA1111日本プラパレット(軽量)・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | ラック△ | 商品ページを開く |
| 12.7kg | LA1111日本プラパレット(軽量)・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | ラック※ | 商品ページを開く |
| 13.3kg | AZFD1111E日本プラパレット(汎用)・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | ラック※ | 商品ページを開く |
| 15.8kg | J-D4・1111F岐阜プラ・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | 汎用 | 商品ページを開く |
| 16.0kg | FA1111-3(PE)日本プラパレット(汎用)・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | PE製。冷凍・冷蔵倉庫向き。ラック※ | 商品ページを開く |
| 18.3kg | ZFD1111E日本プラパレット(高強度)・片面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | ラック○ | 商品ページを開く |
| 19kg | JH-D2・1111岐阜プラ・片面使用・二方差し | 1,000/4,000kg | 自動倉庫対応 | 商品ページを開く |
| 20.4kg | ZR1111E日本プラパレット(高強度)・両面使用・二方差し | 1,000/4,000kg | ラック○ | 商品ページを開く |
| 37.5kg | JC-R4・1111H岐阜プラ・両面使用・四方差し | 1,000/4,000kg | 自動倉庫対応 | 商品ページを開く |
- 数字は各メーカーの仕様です。ラックの記号は、○=問題なく使える/※=条件付きで使える/△=おすすめしない/×=使えない(日本プラパレットのカタログの記号)です。
- ほかの型の重さは、メーカー別の一覧で大きさから探せます。
4大きさ別の重さ
大きいパレットほど、重さの真ん中も上がります。1400×1100と1200×1200は、真ん中の型が28kg台と重めです。
- 当社で扱う岐阜プラスチック工業の216種類と日本プラパレットの263種類から、型の多い8つの大きさを集計しました。棒は一番軽い型から一番重い型までの幅、金色の線は真ん中の型の重さです(目盛りは0〜40kg)。
5トラックに積むとき・手で運ぶとき
パレットの重さは、荷物の重さに足されます。トラックに積むとき、人が運ぶときの両方で、パレットの重さも数に入れてください。
トラックに積むとき
例:1枚800kgの荷物を12枚積むとき、パレットが7.5kgなら合計9,690kg、15kgなら合計9,780kgで、90kgの差が出ます。トラックの積める重さに近いときは、パレットの重さも足して確かめます。
- 空のパレットを運ぶときは、パレットの重さだけになります。輸出用のネスティング型(重ねると入れ子になる型)は、重ねたときの高さも低くなります。
手で運ぶとき
- !重い型は、2人で持つ:1100×1100の汎用・高強度の型は15〜38kgあります。大きくて持ちにくいので、無理に1人で持たず、2人で持つか、ハンドリフト・台車を使います。
- !濡れた手で持たない:滑り止めは水や油が付くと効きが弱くなります。濡れた手や手袋で持つと、滑って落とすおそれがあります。
- !空のパレットを高く積まない:空のパレットを高く積むと、地震や強い風で倒れるおそれがあります。
6よくある失敗
- 軽さだけで選んで、ラックに置いた輸出用や平置き専用の軽い型は、ラックではたわみや荷崩れの原因になります。重さと一緒に、使い方の条件を確かめます。
- トラックの重さを、荷物だけで計算したパレットの重さも積む重さに入ります。重い型を何十枚も積むと、数百kgの差になります。
- 重い型を、1人で持ち上げた1100×1100で20kgを超える型もあります。2人で持つか、ハンドリフト・台車を使います。
- 輸出に、重い高強度の型を使った戻ってこない輸出では、重い型は材料も費用もかさみます。荷物に合う強さの、軽い型を選びます。
- 同じ型番なら、どれも同じ重さだと思った材質(PPかPEか)や、リサイクル材かバージン材かで、重さが少し違う型があります。商品ページの重さを確かめます。
- 重さで強さを決めつけた重さは目安です。同じ重さでも、形や材質で強さは違います。動荷重・静荷重で確かめます。
7よくある質問
1100×1100で一番軽いパレットは何kgですか?
当社で扱う型では、岐阜プラスチック工業のJL-S4・1111E(スキッド型)の4.9kgが一番軽い型です。ただし動荷重500kg・静荷重1,000kgで、シュリンク包装・ストレッチ包装の荷物に限る型です。重い荷物を載せるなら、強さの数字と使い方の条件をあわせて選んでください。
重いパレットほど、丈夫ですか?
おおむねそうです。重い型は材料を多く使い、たわみにくく、ラックや自動倉庫に使える型が増えます。ただし、同じ強さでも材質(PEはPPより少し重い)や形(両面使用形は片面使用形より重い)で重さは変わります。重さだけでなく、動荷重・静荷重と使い方の条件で選んでください。
輸出用には、なぜ軽いパレットが選ばれるのですか?
輸出に使うパレットは戻ってこない(ワンウェイ)ので、軽くて価格を抑えやすい型が選ばれます。ただし軽い型は使い方が平置き・段積みに限られ、荷崩れ防止の措置が前提です。
荷物と使い方から、ちょうどよい重さの型をご提案します
大きさ・載せる荷物・使い方(輸出・平置き・ラック・自動倉庫)・枚数をお知らせください。