Price Revision / Soft Drinks

11月の飲料値上げはいつから、サントリー・アサヒ・伊藤園・UCCの新価格と10月のキリン・ダイドー

ペットボトルと缶の飲料が、2026年10月から11月にかけて続けて値上げされます。10月1日にキリンとダイドー、11月1日にサントリー・アサヒ飲料・伊藤園・UCC、11月2日にネスレです。会社ごとの改定日と上げ幅、報道で示された商品ごとの新価格を確認しました。価格は税込と税抜が混ざっているため、表ごとに税の扱いを示しています。

初版公開: / 最終更新: / プラスチックパレット株式会社

ANSWER

11月の飲料値上げは、2026年11月1日からです。サントリー・アサヒ飲料・伊藤園・UCCが11月1日、ネスレのエクセラ ボトルが11月2日から改定します。クラフトボス ブラック500mlは税抜240円→260円、三ツ矢サイダー500mlは税込216円→238円です。キリンとダイドーは10月1日にすでに改定しています。

サントリー(11月1日出荷分から)

131品目

ペットボトル5〜12%・缶9〜19%

クラフトボス ブラック500ml

260円

希望小売価格・税抜。改定前は240円

三ツ矢サイダー500ml

238円

希望小売価格・税込。改定前は216円

この記事の要点

  • 飲料の値上げは、10月1日にキリンビバレッジとダイドードリンコ、11月1日にサントリー・アサヒ飲料・伊藤園・UCC、11月2日にネスレ日本です。いずれもペットボトルや缶の一部商品が対象です。
  • サントリービバレッジ&フードは11月1日出荷分から131品目を改定し、希望小売価格はペットボトルで5〜12%、缶で9〜19%上がります。クラフトボス ブラック500mlは税抜240円から260円です。
  • アサヒ飲料は11月1日出荷分から151品目の希望小売価格を約4〜16%引き上げます。三ツ矢サイダー500mlは税込216円から238円、カルピスウォーター1.5Lは税込491円から524円になります。
  • 伊藤園は麦茶飲料とコーヒー飲料の27品を3.7〜12.5%、UCCは家庭用飲料の出荷価格を上げ、店頭では5〜10%程度の上昇を見込みます。健康ミネラルむぎ茶650mlは税別170円から180円です。
  • ダイドーは10月1日納品分から店頭向けの希望小売価格を10〜15%上げましたが、自販機の推奨価格は変えていません。各社の価格は税込と税抜が混在しているため、表の注記で確かめてください。

飲料の値上げはいつからか

2026年秋の飲料の値上げは、10月1日と11月1日・2日に分かれています。11月1日は、サントリー・アサヒ飲料・伊藤園・UCCの4社が重なります。

実施日会社対象改定の幅
10月1日 納品分キリンビバレッジペットボトル・缶・ボトル缶・パウチの一部(166品)希望小売価格(税抜)+5〜18%
10月1日 納品分ダイドードリンコ缶・ボトル缶・ペットボトル(一部除く)希望小売価格(税抜)+10〜15%
11月1日 出荷分サントリービバレッジ&フードペットボトル・缶など(131品目)ペットボトル5〜12%、缶9〜19%
11月1日 出荷分アサヒ飲料三ツ矢・カルピス・ワンダなど(151品目)希望小売価格 約4〜16%
11月1日伊藤園麦茶飲料・コーヒー飲料 27品希望小売価格 3.7〜12.5%
11月1日 出荷分UCC上島珈琲家庭用飲料(45品)出荷価格を改定。店頭は5〜10%程度の見込み
11月2日 納品分ネスレ日本ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー900ml 4品店頭想定 約9%(カフェインレスは約25%)

出典:各社の発表資料。かっこ内の品目数(キリン・サントリー・アサヒ飲料・UCC)は発表資料になく、食品産業新聞・食品新聞の報道によります。

「出荷分」はメーカーが出荷する分、「納品分」はお店や問屋に届く分からの価格です。どちらもメーカーの価格の話で、店頭の値札が変わる日は、お店の在庫や判断で前後します。伊藤園の発表は「11月1日から」とだけ書かれています。

この章の結論

11月1日にサントリー・アサヒ飲料・伊藤園・UCCの4社が改定し、11月2日にネスレが続きます。キリンとダイドーは10月1日に改定済みです。

11月1日のサントリーとアサヒ飲料

サントリービバレッジ&フードは6月18日、アサヒ飲料は7月1日に、11月1日出荷分からの改定を発表しました。報道で示された新価格は次のとおりです。

金色の太字は、改定後の価格です。

商品改定前改定後税の扱い
サントリー クラフトボス ブラック 500ml240円260円税抜
サントリー 伊右衛門 2L460円490円税抜
アサヒ飲料 三ツ矢サイダー 500ml216円238円税込
アサヒ飲料 カルピスウォーター 1.5L491円524円税込

出典:食品新聞(2026年6月20日)、食品産業新聞(2026年7月1日)。いずれも希望小売価格です。各社の発表資料には商品ごとの価格は載っていません。

税込と税抜が混ざっています

サントリーの価格は税抜、アサヒ飲料の価格は税込で報じられています。260円と238円はもちろん、値上がり幅の20円(税抜)と22円(税込)も、税の扱いが違うため、そのまま並べて比べることはできません。

サントリーの改定率は、希望小売価格でペットボトルが5〜12%、缶が9〜19%です。アサヒ飲料は容器を分けず、約4〜16%としています。アサヒ飲料の発表文は、対象から一部の商品を除くと書いています。

この章の結論

クラフトボス ブラック500mlは税抜260円、伊右衛門2Lは税抜490円、三ツ矢サイダー500mlは税込238円、カルピスウォーター1.5Lは税込524円になります。

伊藤園・UCC・ネスレの改定

伊藤園は麦茶とコーヒー、UCCは缶コーヒーなどの家庭用飲料、ネスレは大容量のボトルコーヒーが対象です。

会社商品改定前改定後
伊藤園健康ミネラルむぎ茶 650ml170円180円
伊藤園健康ミネラルむぎ茶 2L430円450円
伊藤園タリーズコーヒー バリスタズブラック 390ml220円240円
UCC上島珈琲BLACK無糖 185g缶145円155円
UCC上島珈琲TOTONOU by BLACK無糖 500ml198円208円

出典:食品新聞(2026年7月18日)、食品産業新聞(2026年7月9日・7月15日)。価格はいずれも税別です。

伊藤園の改定率は、希望小売価格で3.7〜12.5%です。UCCは店頭の価格ではなく出荷価格を改定し、店頭では5〜10%程度上がる見込みとしています。職人の珈琲 無糖900mlはオープン価格で、約10%の上昇が見込まれています。

ネスレ日本は、ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー900mlの4品を11月2日納品分から改定します。店頭の想定上昇率は、無糖・甘さひかえめ・ゼロが約9%、カフェインレス無糖が約25%です。商品ごとの新価格は示されていません。

この章の結論

伊藤園の健康ミネラルむぎ茶650mlは税別180円、UCCのBLACK無糖185gは税別155円になります。ネスレのエクセラ ボトルは11月2日から店頭で約9%、カフェインレスは約25%の上昇が見込まれています。

10月に改定したキリンとダイドー

キリンビバレッジとダイドードリンコは、11月の4社より1か月早い10月1日納品分から改定しました。

商品改定前改定後上げ幅
キリン 生茶 525ml200円220円+10%
キリン 午後の紅茶 500ml200円220円+10%
キリン 生茶 2L460円520円+13%
キリン ファイア ブラック 目覚め 275g184円204円+11%

出典:食品産業新聞(2026年6月8日)。価格は希望小売価格・税別です。

ダイドードリンコは、缶・ボトル缶・ペットボトルの希望小売価格(税抜)を10〜15%引き上げました。ただし、自販機の推奨価格は変えていないと発表しています。ダイドーの飲料を自販機で買う場合、10月以降も推奨価格は同じです。実際の自販機の価格は、設置先ごとに決まります。

この章の結論

キリンの生茶525mlと午後の紅茶500mlは10月から税別220円です。ダイドーは店頭向けの希望小売価格を上げ、自販機の推奨価格は据え置きました。

各社が挙げた値上げの理由

どの会社も、原材料・容器・物流のコスト上昇を理由に挙げています。ネスレはコーヒー豆の価格の高止まりと円安に、UCCは円安にも触れています。

会社発表文に挙げた理由
サントリー日本経済の物価上昇と国際情勢の影響による、製造コスト・物流コスト等の上昇の長期化
アサヒ飲料原材料価格・容器包装資材・エネルギー価格に加えた、物流費などのコスト上昇
伊藤園原料加工に伴うエネルギー費・人件費などのコスト上昇
UCC上島珈琲国内の物価上昇、国際情勢の変化、円安による原材料・包装資材・エネルギー・人件費・物流費の上昇
ネスレ日本コーヒー豆の価格の高止まりと円安、包装材料やエネルギーなどのコスト上昇
キリンビバレッジ原材料や容器包材価格、エネルギーや物流などの関連費用の高騰
ダイドードリンコ物流費・人件費の上昇と、包材などの資材価格・原料価格の高騰

各社の発表資料をもとに当社で要約しました。

ペットボトルの本体とキャップ、ラベル、ケースを包むフィルムは、いずれも樹脂でできています。当社は物流資材の商社として樹脂とフィルムの値動きを日々見ていますが、飲料各社が容器の費用がどれだけ上がったかを数字で示した発表はありませんでした。

この章の結論

7社とも原材料・容器・物流のコスト上昇を理由に挙げています。ネスレはコーヒー豆の価格と円安に、UCCは円安にも触れています。

改定前後に確かめておくこと

飲料をどこで、どれだけ買うかは人によって違います。ここでは確かめる手順だけを並べ、判断は読者に委ねます。

ACTION 01

よく買う商品のメーカーと改定日を確かめる

お茶や水、炭酸飲料、缶コーヒーのメーカーを確かめます。キリンとダイドーは10月1日、サントリー・アサヒ飲料・伊藤園・UCCは11月1日、ネスレのエクセラ ボトルは11月2日からです。

ACTION 02

価格が税込か税抜かを見る

報道の価格は、サントリー・伊藤園・UCC・キリンが税抜、アサヒ飲料が税込です。店頭の税込価格と比べるときは、税抜の価格に消費税を加えて考えます。

ACTION 03

箱で買う場合は賞味期限を確かめる

11月より前にケースで買う場合は、ケースの側面などに書かれた賞味期限を見て、飲み切れる量かどうかを確かめます。

ACTION 04

自販機と店頭の価格を分けて見る

ダイドーは店頭向けの希望小売価格を上げましたが、自販機の推奨価格は変えていません。自販機の価格は設置先で決まるため、店頭の値上げとは別に動きます。

よくある質問

11月の飲料値上げはいつからですか
サントリービバレッジ&フード・アサヒ飲料・UCC上島珈琲は2026年11月1日出荷分から、伊藤園は11月1日から、ネスレ日本のエクセラ ボトルは11月2日納品分からです。店頭の値札が変わる日は、お店によって前後します。
クラフトボスはいくらになりますか
クラフトボス ブラック500mlの希望小売価格は、税抜240円から260円になると報じられています。サントリーの改定率は、ペットボトルで5〜12%、缶で9〜19%です。
三ツ矢サイダーはいくらになりますか
三ツ矢サイダー500mlの希望小売価格は、税込216円から238円になると報じられています。カルピスウォーター1.5Lは税込491円から524円です。アサヒ飲料は11月1日出荷分から改定します。
自販機の飲み物も値上がりしますか
ダイドードリンコは10月1日納品分から店頭向けの希望小売価格を上げましたが、自販機の推奨価格は変更しないと発表しています。ほかの会社の自販機の価格は発表資料に書かれていないため、設置先の表示で確かめる必要があります。
なぜプラスチックパレット株式会社がこの記事を書いているのですか
当社は物流資材の商社で、ペットボトルやフィルムの原料になる樹脂、物流費の値動きを日々の取引で見ています。飲料は容器と物流の費用が価格に占める割合が大きい商品です。身近な値上げを、発表資料の数字で確かめてお伝えしています。

出典・エビデンス一覧

各社の発表資料

報道

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  • 改定日と改定率は、2026年9月28日時点で当社が確認した各社の発表資料によります。
  • 商品ごとの新旧価格と、キリン・サントリー・アサヒ飲料・UCCの品目数は、各社の発表資料に載っておらず、食品新聞・食品産業新聞の報道によります。
  • 価格は税込と税抜が混在しています。表ごとの注記をご確認ください。
  • 店頭の価格と、店頭で価格が変わる日はお店によって異なります。自販機の価格は設置先によって異なります。
  • 本稿は情報提供を目的としたもので、特定の判断を推奨するものではありません。

文:プラスチックパレット株式会社 編集部

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