企業の発表を読む
エア・ドゥ利用者は何に注意するか、AIRDOのアドレス最大67万3920件
この記事の答え
- 何が起きた
- AIRDOが使う外部のメール配信システムに不正アクセスがあり、メールアドレスが最大673,920件流れ出ました。11月4日に発表されました。
- 自分は対象か
- AIRDOからメールを受け取ったことがある人が対象になりえます。対象かを確かめるページは、まだ示されていません。
- いまやること
- 心当たりのないメールは開かずに削除することです。予約や運航は、AIRDOのサイトで確かめます。
- 次に見るところ
- メール配信の再開と、流出の詳しい範囲です。分かりしだい知らせるとしています。
AIRDOの11月4日のお知らせによります。
AIRDOのメールアドレス、最大673,920件が流れ出ました
外部のメール配信システムへの不正アクセスです。
北海道の航空会社AIRDO(エア・ドゥ)は、11月4日、お客さまのメールアドレスが外に流れ出たと発表しました。AIRDOが使っている外部のメール配信システムに、第三者からの不正なアクセスがありました。そのシステムで送ったメールから、アドレスが流れ出たと報告を受けました。
発表した日AIRDOのお知らせ
11月4日
流れ出た情報お知らせに書かれている項目
メールアドレス
件数お知らせの数字
最大673,920件
メールの配信被害を広げないため
停止中
AIRDOは不正なアクセスを遮断し、メール配信の提供元と一緒に事実を確かめているとしています。配信システムの会社名は、お知らせには書かれていません。報道では、メール配信の会社「アララ」への不正アクセスによるものと伝えられています。
流出した情報は、メールアドレスです
対象かを調べるページは、まだありません。
お知らせに書かれている流出した情報は、メールアドレスだけです。報道では、名前やクレジットカード番号などの流出は確認されていないと伝えられています。
AIRDOからメールを受け取ったことがある人
AIRDOが配信システムを通して送ったメールのアドレスが対象です(当社の見方)。
自分が対象かを調べる方法
11月4日の時点で、対象かどうかを確かめる窓口やページは示されていません。
メールアドレスが漏れると、AIRDOや航空会社を名のる、それらしいメールが届きやすくなります(当社の見方)。
予約や運航のメールは、いま止まっています
予約番号を控え、サイトで確かめます。
メールの配信が止まっているため、予約や運航の知らせがメールで届きません。止まっているのは、次のメールです。
予約内容に関するメール
航空券の予約・購入・変更・払い戻しのメールや、オンラインチェックインの二次元バーコードのメールです。
予約便の運航状況に関するメール
遅延や欠航、振替の案内などのメールです。
My AIRDOに関するメール
入会や登録情報の変更、各種申請のあとのメールです。マイページでの情報の変更や証明書の申請などは、改めて案内があるまで控えてほしいとしています。
問い合わせのフォーム
ご意見・ご要望のフォームなども、正しく使えない状態です。
予約の画面に出る予約番号は、あとの手続きで使うので控えておくよう案内しています。予約の中身や運航の状況は、AIRDOのサイトの「予約確認」「オンラインチェックイン」「発着案内・運航の見通し」で確かめられます。スマホの搭乗券は、iPhoneなら「Apple Walletに追加」で取り出せます。Androidは「プリンターから印刷する」でPDFにできます。
サービスの再開は改めて知らせるとしています。過去の日付のメールが、大きく遅れて届く場合もあるとしています。
心当たりのないメールは開かずに削除しましょう
本物のメールは止まっています。
AIRDOは、不審なメールが送られるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。利用者がいまできることは、次の4つです(3と4は当社の見方です)。
心当たりのないメールは開かない
AIRDOの呼びかけです。URLは押さずに、メールを削除します。
予約や運航は、AIRDOのサイトで確かめる
メールが止まっている間は、公式サイトの予約確認や発着案内を使います。
「予約の確認」「払い戻し」をうたうメールに気をつける
本物のメールは、いま止まっています。その間に届く予約や払い戻しのメールは、偽物の可能性が高いと考えます。
公式サイトはブックマークから開く
メールのリンクからではなく、自分で保存したページから開きます。
問い合わせ先
AIRDOのサイトの「各種お問い合わせ」から受け付けています。詳しくはAIRDOの11月4日のお知らせに載っています。
10月30日には、予約システムの件も発表されています
ほかの漏えいは、まとめで確かめられます。
AIRDOは10月30日に、別の件も発表しています。ANAを通して使う予約システム(Amadeus社)で、一部のお客さまの情報が見られた形跡があるという件です。こちらは、影響の範囲を確かめている最中です。ほかの漏えいの件は、まとめの記事で確かめられます。
よくある質問
AIRDOの情報漏えいで、何が流れ出ましたか。
お知らせでは、メールアドレスです。件数は最大673,920件です。
名前やクレジットカード番号は流れ出ましたか。
お知らせに書かれている流出した情報は、メールアドレスだけです。報道では、名前やクレジットカード番号などの流出は確認されていないと伝えられています。
自分が対象かは、どう分かりますか。
11月4日の時点で、対象かどうかを確かめる窓口やページは示されていません。AIRDOからメールを受け取ったことがある人は、注意しておくと安心です。
予約のメールが届かないのはなぜですか。
被害を広げないため、メールの配信を止めているからです。予約内容や運航の状況は、AIRDOのサイトの予約確認や発着案内で確かめられます。
搭乗券はどうすればいいですか。
オンラインチェックインの画面で、iPhoneは「Apple Walletに追加」、Androidは「プリンターから印刷する」でPDFにできます。
不審なメールが来たら、どうすればいいですか。
AIRDOは、心当たりのないメールは開かず、URLを押さずに削除するよう呼びかけています。
問い合わせ先はどこですか。
AIRDOのサイトの「各種お問い合わせ」です。詳しくはAIRDOの11月4日のお知らせに載っています。
言葉の意味3語
- メール配信システム
- 会社がたくさんのお客さまにメールを送るために使う、外部のサービスです。
- オンラインチェックイン
- 空港へ行く前に、スマホなどで搭乗の手続きをすることです。
- なりすましメール
- 本物の会社を名のって送られてくる、偽のメールです。
出典・エビデンス一覧3件(公式2・報道1)
- AIRDO「【重要】メール配信システムへの不正アクセスとメールサービスの停止について」
- AIRDO「【重要】Amadeus社が提供する旅客サービスシステムへの不正アクセスについて」
- デイリースポーツ「AIRDOでメアド流出」(共同通信)
- ※11月4日時点の発表をもとにしています。続報が出たら書き足します
- ※件数はお知らせの「最大で673,920件」のとおりです
- ※配信システムの会社名と、名前・カード番号が含まれないことは報道によります
- ※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の判断を推奨するものではありません。
文:プラスチックパレット株式会社 編集部
「情報漏えい・サイバー攻撃」の新しい記事
- 無印良品のMUJI Card約109万件、カード番号の全桁漏えいで再発行は必要か
- ロードサービスの情報漏えいで自分は対象か、プレステージ・インターナショナル最大約550万件
- @cosmeの会員は対象か、アイスタイル約300万人の漏えいと肌質・髪質
- ノジマオンラインの情報漏えいで自分は対象か、約700万件とノジマの中古スマホ買取サイト
- 楽天モバイルから届いた「第三者閲覧の可能性」メールは本物か、my 楽天モバイルの支払い証明書
- 無印良品のアプリで2726万件、MUJIアプリ利用者は何を確かめるか
ほかのテーマ:テーマから探す



