暮らしと制度 / 情報セキュリティ
@nifty光の情報漏洩で自分は対象か、54万件が1万8,000件に
光回線の申し込みの情報が漏えいした可能性がある、とニフティが10月19日に公表しました。2日後の第二報では、対象のサービスが1つに、件数が30分の1ほどに絞り込まれ、メールアドレスも対象から外れました。自分が対象になるのか、何が漏れた可能性があるのかを、第一報と第二報の2つの公表をもとにまとめました。
結論
ニフティは10月21日の第二報で、回線申込・受付管理システムへの不正アクセスの影響を、2019年以降に@nifty光を申し込んだ人(同社のWebサイトからの申し込みを除く)の最大1万8,000件に絞り込みました。項目は会員ID、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号で、メールアドレス、パスワード、口座・カード情報は含まれないとしています。
第二報の件数
1.8万件
最大18,000件(10月21日)
第一報の件数
54万件
最大542,513件(10月19日)
対象のサービス
@nifty光
MAX光・auひかりプラスは対象外に
この記事の要点(5項目)
- ニフティは10月19日10時20分ごろ、回線の申し込みを登録するための社内の管理システムへの不正アクセスを確認し、通信元からのアクセスを止めたと第一報で公表しました。
- 第一報では、3つのサービスの申し込みの累計で最大54万2,513件としていました。21日の第二報で、対象は@nifty光だけに、件数は最大1万8,000件に絞り込まれました。
- 対象は、2019年以降に@nifty光を申し込んだ人です。ニフティのWebサイトから申し込んだ人は対象外です。@nifty MAX光や@nifty auひかりプラスなども対象外になりました。
- 項目は、会員ID、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号です。第一報に入っていたメールアドレスは、対象ではないと確かめられたとしています。パスワードと口座・カード情報も含まれません。
- ニフティは、同社から暗証番号やパスワード、カード情報を尋ねることはないとしています。ニフティを名乗る電話やSMSで、これらを聞かれても答えないようにしましょう。
ニフティで何が起きたのか
この章の結論
対象は、2019年以降に@nifty光を申し込んだ人の最大1万8,000件に絞り込まれました。第一報の54万件より大きく減っています。
不正アクセスを受けたのは、利用者が申し込むWebサイトではなく、ニフティの社内で申し込みの情報を登録するための管理用のシステムです。
10月19日に不正アクセスを確認
ニフティによると、10月19日10時20分ごろ、回線申込・受付管理システムへの外部からの不正なアクセスを確認し、すぐに通信元からのアクセスを止めました。このシステムは同社の側で情報を登録するための管理用のツールで、利用者が直接使う申し込みのフォームとは別のシステムだとしています。
外部の専門機関と調べを進め、個人情報保護委員会への報告の手続きも進めているとしています。
第二報で、対象が大きく絞り込まれた
第一報は、漏えいの可能性がある最大の範囲として、3つのサービスの申し込みの累計で最大54万2,513件としていました。その後の調べで対象のサービスが@nifty光だけに絞られ、アクセスの記録などを詳しく見た結果、影響を受けた可能性のあるデータは最大1万8,000件になったと、10月21日の第二報で公表しました。
| 項目 | 第一報(10月19日) | 第二報(10月21日) |
|---|---|---|
| 件数 | 最大542,513件 | 最大18,000件 |
| 対象のサービス | @nifty光、@nifty MAX光、@nifty auひかりプラス | @nifty光のみ |
| 対象の人 | 2019年以降に回線を申し込んだ人(同社Webサイトからを除く) | 同じ(@nifty光のみ) |
| 項目 | 会員ID、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス | 会員ID、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号(メールアドレスは対象外) |
| 含まれないもの | 口座、クレジットカード情報 | パスワード、銀行口座、クレジットカード情報 |
出典:ニフティ株式会社「【第一報】当社回線申込・受付管理システムへの不正アクセスの発生について」(2026年10月19日)、「【第二報】」(2026年10月21日)。
第一報の件数は、可能性のある範囲を広めにとった数で、第二報で実際に影響があった可能性のある範囲に近づいた、と読めます(当社の見方)。第一報を見て心配していた人の多くは、対象から外れたことになります。
自分は対象か、何が漏れた可能性があるのか
この章の結論
対象は@nifty光を2019年以降に(Webサイト以外から)申し込んだ人です。項目は住所や電話番号などで、メールアドレスは外れました。
対象になるかどうかは、申し込んだサービスと申し込み方で決まります。
対象になる人、ならない人
対象になるのは、2019年以降に@nifty光を申し込んだ人です。ニフティのWebサイトから申し込んだ人は対象外です。@nifty MAX光、@nifty auひかりプラス、@nifty auひかり、@nifty with ドコモ光など、@nifty光以外のサービスを申し込んだ人も対象外としています。
どの経路で申し込んだかは、家電量販店や代理店などの窓口か、ニフティのWebサイトかで分かれます(当社の見方)。覚えていない場合は、@nifty専用ダイヤル(0120-924-719、10時〜18時、毎日)に問い合わせます。
項目と、外れた情報
漏えいした可能性のある項目は、会員ID、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号です。第一報で対象に入っていたメールアドレスは、対象ではないと確かめられたとしています。パスワード、銀行口座、クレジットカードの情報は、このシステムに持っていないため対象外です。
メールアドレスが外れた一方で、住所と電話番号は対象に残っています。そのため、メールよりも、ニフティや回線の会社を名乗る電話や郵便物、SMSに気をつけたいところです(当社の見方)。
@nifty光を申し込んだことがある人が今できる3つのこと
ニフティの第一報と第二報をもとにまとめました。
申し込んだサービスと経路を思い出す
@nifty光を2019年以降に、ニフティのWebサイト以外から申し込んだかを確かめます。分からなければ@nifty専用ダイヤル(0120-924-719)に問い合わせます。
ニフティを名乗る電話・SMSで、暗証番号やカード情報を答えない
ニフティは、この件で暗証番号やパスワード、カード情報を尋ねることはないとしています。不審なメール・電話・SMSのURLは開かず、個人情報を入力しないようにします。
回線の契約の変更をすすめる連絡は、契約先に確かめる
住所や電話番号、会員IDを知ったうえで、回線の乗り換えや料金の変更をすすめる連絡が来た場合は、その場で答えず、自分で調べたニフティの窓口に確かめます(当社の見方)。
よくある質問
- @nifty光を使っていると、対象になりますか
- 2019年以降に@nifty光を申し込んだ人が対象で、ニフティのWebサイトから申し込んだ人は対象外です。件数は最大1万8,000件です。
- @nifty auひかりや@nifty with ドコモ光は対象ですか
- 対象外です。第二報で、対象は@nifty光だけに絞り込まれ、@nifty MAX光、@nifty auひかりプラス、@nifty auひかり、@nifty with ドコモ光なども対象外とされました。
- メールアドレスは漏れましたか
- 第一報では対象の項目に入っていましたが、第二報で対象ではないと確かめられたとしています。
- なぜ54万件から1万8,000件に減ったのですか
- 第一報の54万2,513件は、3つのサービスの申し込みの累計で、漏えいの可能性がある最大の範囲でした。その後の調べで対象のサービスが@nifty光だけに絞られ、アクセスの記録を詳しく見た結果、最大1万8,000件になったとしています。
- 問い合わせ先はどこですか
- @nifty専用ダイヤル(0120-924-719、10時〜18時、毎日)です。
- なぜプラスチックパレット株式会社がこの記事を書いているのですか
- 当社は物流資材を扱う会社で、取引先や中小企業に関わる情報漏えいの公表を日々見ています。第一報から対象が大きく変わったため、申し込んだことがある人が確かめられるよう、2つの公表をもとに整理しました。
出典・エビデンス一覧2件(会社の公表2)
会社の公表
- ニフティ株式会社「【第二報】当社回線申込・受付管理システムへの不正アクセスの発生について」(2026年10月21日)
- ニフティ株式会社「【第一報】当社回線申込・受付管理システムへの不正アクセスの発生について」(2026年10月19日)
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- ※内容は2026年10月23日時点の公表にもとづきます。調査は続いていて、続報で変わる可能性があります。
- ※「当社の見方」と書いた部分は、公表資料をもとにした当社の整理です。
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