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Mac StudioのUltraはなぜ94万円、生成AIを手元で動かす人向けか
この記事の答え
- 何が起きた
- M5 MaxとM5 UltraのMac Studioが9月22日に発売され、10月下旬にはメモリ512GBの選択肢も始まりました。
- なぜ94万円
- Ultraは標準でメモリ96GB、メモリの速さ1.2TB/秒と、Maxの2倍以上の中身です。前のM3 Ultraより5万円高くなりました。
- 誰に向くか
- 大きなAIのモデルを手元で動かす会社や、3Dや大きなデータを扱う会社です。編集が中心ならMaxで足りることが多いと当社は考えます。
- 次に見るところ
- 512GBの構成の実際の速さと、メモリの値段の動きです。
値段は税込で、アップルの発表と報道によります。くわしくは第1章と第4章にあります。
Mac StudioのM5 Ultraは94万9800円からです
9月22日に発売され、10月下旬にはメモリ512GBの選択肢も始まりました。
アップルは8月25日、M5 MaxとM5 Ultraを載せたMac Studioを発表し、9月22日に発売しました。上位のM5 Ultraのモデルは94万9800円からです。
10月下旬には、M5 Ultraのモデルでメモリを512GBにする選択肢の受け付けも始まりました。アップルはこのMac Studioを、大きなAIのモデルを手元のパソコンで動かす用途に向けて打ち出しています。
Mac Studioの値段(税込・標準の構成)
41万9800円
M5 Max(18コアCPU・32コアGPU、メモリ36GB、SSD 512GB)
Mac challenge!
94万9800円
M5 Ultra(30コアCPU・64コアGPU、メモリ96GB、SSD 1TB)
Mac challenge!
Ultraは前のモデルより5万円上がり、メモリが大きくなりました
標準のメモリは96GBで、メモリの速さはMaxの2倍以上です。
94万9800円のうち、どこにお金を払っているかを、前のモデルとM5 Maxと比べて整理します。
Ultraは前のモデルより5万円上がり、Maxは据え置きでした
+5万円
M3 Ultra(6月の改定後89万9800円)からM5 Ultraへ
報道
±0円
M4 Max(6月の改定後41万9800円)からM5 Maxへ
報道
6月の改定前は、M4 Maxが32万8800円から、M3 Ultraが66万8800円からでした。
Ultraは、Maxの2倍あまりの値段で、メモリとチップが大きくなります
96GB
標準のメモリ(Maxは36GB)
Mac challenge!
1.2TB/秒
メモリの速さ(Maxの標準は460GB/秒)
Mac challenge!
最大512GB
選べるメモリの上限(Maxは128GB)
アップルの発表
アップルによると、M5 UltraのAIの処理は、前のM3 Ultraの最大4.3倍です。生成AIの文章の読み込み(LM Studioでの処理)は最大4倍とされています。
手元でAIを動かすときは、メモリの量が決め手になります
どのモデルが動くかは、使いたいモデルの必要なメモリで決まります。
生成AIを手元で動かすとき、モデルはメモリに読み込んで使います。大きなモデルほど多くのメモリが要るため、メモリの量が、動かせるモデルの大きさを決めます。
手元でAIを動かす人がUltraを見る理由
メモリの量
Ultraは96GBから512GBまで選べます。Maxの上限は128GBです
メモリの速さ
Ultraは1.2TB/秒で、大きなモデルの読み込みと答えの速さに効きます
何台かをつなぐ
アップルによると、4台をThunderbolt 5でつなぐと、1台より最大3倍速く答えを出せます
社外に出したくない資料をAIで扱いたい会社にとって、手元で動かせることには意味があります。ただし、どのモデルがどの構成で動くかは、アップルの発表には書かれていません。使いたいモデルの必要なメモリを先に確かめます。
512GBにすると約374万円で、選び方は3つに分かれます
試すだけなら、Maxや標準のUltraから始めても遅くありません。
メモリを512GBにする選択肢は、10月下旬に受け付けが始まりました。報道によると、標準の構成から512GBにするための追加は279万円です。標準の94万9800円と合わせると約374万円になります(当社の計算)。
3つの選び方
M5 Max(41万9800円から)
向いている会社:写真・動画の編集や設計をする会社
よいところ
Ultraの半分以下の値段で、外部ディスプレイを5台までつなげる
気をつけること
メモリの上限は128GBで、大きなAIのモデルには足りないことがある
M5 Ultra(94万9800円から)
向いている会社:大きなデータや3D、手元のAIを使う会社
よいところ
メモリ96GBから。外部ディスプレイは8台まで
気をつけること
Maxの2倍あまりの値段
M5 Ultra・512GB(約374万円)
向いている会社:AIのモデルを開発・検証する会社
よいところ
Macで選べるメモリの上限
気をつけること
標準の構成から279万円の追加。上位のチップも必要
手元でAIを試すだけなら、Maxや、Ultraの標準の構成から始め、足りなくなってから考えても遅くないと当社は考えます。メモリはあとから増やせないので、使いたいモデルが決まっている場合は最初に合わせます。
買う前に、使いたいモデルの必要なメモリを確かめます
クラウドのAIの利用料とも比べて決めます。
買う前に確かめること
使いたいAIのモデルと必要なメモリ
モデルを配っている所の説明で、必要なメモリの量を確かめる
クラウドのAIとの費用の比べ方
月々の利用料と、Mac Studioの値段を使う年数で割った額を並べる
届く日
512GBの構成は受け付けが始まったばかりです。注文の画面で届く日を確かめる
このあと分かること
512GBの構成の実際の速さ
届いたあとの第三者の測定で、大きなモデルがどれだけ速く動くか
メモリの値段の動き
メモリの不足が続くと、上位の構成の値段がどう動くか
よくある質問
Mac Studioはいくらですか。
M5 Maxのモデルが41万9800円から、M5 Ultraのモデルが94万9800円からです(税込・標準の構成)。
メモリ512GBの構成はいくらですか。
報道によると、標準の構成から512GBにするための追加は279万円です。標準の値段と合わせると約374万円です(当社の計算)。上位のチップ(36コアCPU・80コアGPU)が必要です。
前のモデルより高くなりましたか。
M5 Ultraは、6月の改定後のM3 Ultra(89万9800円)より5万円高くなりました。M5 Maxは、改定後のM4 Maxと同じ値段です。
生成AIはどのくらい速くなりましたか。
アップルによると、M5 UltraのAIの処理は、M3 Ultraの最大4.3倍です。
メモリはあとから増やせますか。
増やせません。使いたいモデルの必要なメモリに合わせて、買うときに決めます。
言葉の意味4語
- M5 Ultra
- アップルがMac用に作るチップで、いちばん大きな種類です。
- ユニファイドメモリ
- チップの中でCPUとGPUが一緒に使うメモリです。あとから増やせません。
- 手元でAIを動かす
- インターネットの向こうのサーバーではなく、自分のパソコンで生成AIを動かすことです。
- Thunderbolt 5
- 外付けの機器やほかのMacとつなぐ、速い端子の規格です。
出典・エビデンス一覧5件(アップルの発表1・報道4)
- Apple「Apple introduces new Mac Studio with M5 Max and M5 Ultra」
- Mac challenge!「Apple、最大512GBのユニファイドメモリを選択可能なM5 Ultraを搭載したMac Studioを発表」
- 気になる、記になる…「M5 Ultra搭載Mac Studioの512GB RAMオプションを提供開始」
- blog.skeg.jp「Mac mini(M6)とMac Studio(M5 Ultra)の値段」
- iPhone Mania「Appleが価格改定、値上げされた製品の新価格と旧価格」
- ※値段は税込で、2026年10月29日時点のアップルの発表と報道によります
- ※512GBの構成の合計は、報道の追加料金をもとにした当社の計算です
- ※AIの速さはアップルの発表によるものです
- ※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の判断を推奨するものではありません。
文:プラスチックパレット株式会社 編集部
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