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「2026年ディズニーの値上げ」をやさしく解説、チケット料金は家族4人でいくら増えるのか
YASASHIKU KAISETSU / 暮らしと原料

「2026年ディズニーの値上げ」をやさしく解説、チケット料金は家族4人でいくら増えるのか

東京ディズニーリゾートが2026年10月からチケットの上限価格を引き上げます。まず気になるのは「うちはいくら増えるのか」だと思います。家族の人数ごとに計算しました。あわせて、10月10日という日付が持つ意味と、実は全部の日が上がるわけではないという点をご説明します。値上げの理由が、食品や日用品とは違うという話もいたします。

公開日: 最終更新: カテゴリ:暮らしと原料
この記事の3つのポイント
  • 上限価格の日に行く場合、大人2人と小人2人の4人家族でチケットが3,600円増えます。大人2人だけなら3,000円、大人1人なら1,500円です。車で行く方は駐車場も1,000円上がっていますが、こちらは2026年6月16日から実施済みで、10月の改定とは時期が異なります。
  • 10月10日から全部の日が高くなるわけではありません。東京ディズニーリゾートは入園日ごとに価格が変わる仕組みで、上限価格は需要の高い日にだけ適用されます。混雑が予想されない日を選べば、これまでと同じ価格帯で入園できます。
  • ただし安い日の下限も、すでに上がっています。最低価格は2026年7月10日入園分から7,900円が8,400円になったと伝えられています。10月の話ばかり見ていると、この変化を見落とします。
かんたんに言うと

2026年10月から、1デーパスポート大人の上限が10,900円から12,400円へ、小人は300円上がって5,900円になります。上限価格の日なら4人家族でチケットが3,600円の増加です。駐車場も1,000円上がっていますが実施は6月で、時期が違います。すべての日が上がるわけではありません

大人の上限価格
12,400
10,900円から+1,500円
2026年10月から
小人(4〜12歳)の上限
5,900
+300円
2026年10月から
4人家族の増加額
3,600
大人2人+小人2人のチケット
上限価格の日・当方計算
駐車場(普通乗用車)
4,000
3,000円から+1,000円
6月16日から実施済み・情報サイト

CHAPTER 01まず、いくら増えるのでしょうか

いちばん知りたいところから書きます。

先にお断りしておきます。この記事に出てくる金額のうち、チケットの価格は日本経済新聞の報道により確認したものですが、駐車場と最低価格については情報サイトの記載のみが根拠で、報道機関や同社の公表資料での裏付けは取れていません。それぞれの箇所で明記しています。

日本経済新聞が2026年7月13日に報じたところによると、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの1デーパスポートについて、大人の上限価格が10,900円から12,400円へ1,500円、4〜12歳の小人が300円上がって5,900円になります。

人数ごとの計算

上限価格が適用される日に行く場合で計算しました。

人数これまで10月から増える額
大人1人10,900円12,400円+1,500円
大人2人21,800円24,800円+3,000円
大人2人+小人1人27,400円30,700円+3,300円
大人2人+小人2人33,000円36,600円+3,600円
大人4人43,600円49,600円+6,000円

上限価格が適用される日に行く場合の計算です。当方で計算しました。小人のこれまでの価格5,600円は、報道にある「300円引き上げ5,900円」から逆算したものです。上限ではない日を選べば、増加額はこれより小さくなります。

4人家族で3,600円。率にすると約10.9%の増加です。

中学生・高校生の料金は確認できていません

東京ディズニーリゾートには大人・中人・小人という区分がありますが、中人(中学生・高校生)の価格改定については、本記事の公開時点で報道を確認できていません。中学生・高校生を含むご家族の場合は、公式サイトで最新の価格をご確認ください。上の表は大人と小人だけで計算しています。

CHAPTER 02車で行く方は、駐車場も上がっています

チケットだけを見ていると見落とすものがあります。駐車場です。

情報サイトの記載によると、普通乗用車の駐車場料金が2026年6月16日から3,000円が4,000円へ、1,000円上がっています。こちらはすでに実施済みです。

チケットと駐車場は、実施の時期が違います

ここは正確に押さえておきたいところです。チケットの改定は10月、駐車場の改定は6月16日で、4か月ずれています。ですから「10月から合計いくら上がる」というひとつの数字にはなりません。前回いつ行ったかによって、増える金額が変わります。

前回行った時期チケットの差駐車場の差合計の差
2026年6月15日以前+3,600円+1,000円+4,600円
2026年6月16日〜9月+3,600円0円(改定済み)+3,600円

大人2人+小人2人で、上限価格の日に車で行く場合の計算です。当方で計算しました。駐車場の改定については情報サイトの記載によるもので、報道機関や同社の公表資料での裏付けは取れていません。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

この夏すでに行かれた方であれば、駐車場の値上げは体験済みです。その場合、10月に増えるのはチケットの3,600円だけになります。しばらく行っていない方は、合計4,600円の差になります。

いずれの場合も、ここに食事とお土産が加わります。

電車で行く場合も、交通費そのものが上がっている場合があります。ご自宅からの経路の運賃は、あらかじめ確認しておくと予算が立てやすくなります。

CHAPTER 0310月10日という日付には、どんな意味があるのでしょうか

報道では「10月10日から」と伝えられています。この日付が何を意味するのか、少し丁寧に見ていきます。

日本経済新聞によると、10月10日が11,900円、11日が12,400円とされています。つまりこの2日は、新しく設けられた高い価格が最初に適用される日です。

そしてこの2日は、ディズニー・ハロウィーンの開催期間中にあたります。10月10日は土曜、11日は日曜です。連休で、イベント中で、混雑が見込まれる日です。

「10月10日から全部が高くなる」ではありません

ここが誤解されやすいところです。10月10日は新しい価格が最初に登場する日であって、その日を境にすべての日が高くなるわけではありません。日本経済新聞は、上限価格は需要の高い日のみに適用されると報じています。

CHAPTER 04全部の日が上がるわけではありません

東京ディズニーリゾートは、入園する日によってチケットの値段が変わる仕組みを採っています。価格変動制と呼ばれます。2021年3月に導入されました。

混む日は高く、そうでない日は安く

考え方はシンプルです。混雑が予想される日は高く、そうでない日は低く設定されます。ホテルや飛行機の料金が、連休は高く平日は安いのと同じ発想です。

たとえるなら

今回の改定は、値札を一律に書き換えたのではなく、いちばん高い棚をひとつ増やしたようなものです。棚全体が上がったわけではありません。ただし、その高い棚に置かれる日がどれくらいあるかは、実際に価格が発表されてみないと分かりません。

予算を抑えたいときは、日を選ぶ

したがって、行く日を選べる方は、そこで調整できます。連休やイベントの初日を避け、平日を選ぶ。それだけで価格帯が変わります。

具体的にどの日がいくらになるかは、公式サイトのチケット販売画面で入園日ごとに表示されます。カレンダー形式で確認できるので、予定を決める前に一度見ておくと、無理のない日を選びやすくなります

なお、チケットの価格は「購入した日」ではなく「入園する日」で決まります。9月中に10月11日入園分を買っても、支払うのは新しい価格です。逆に、安い日のチケットを早めに買っておくという使い方はできます。

CHAPTER 05安い日の下限も、すでに上がっています

ここは、10月の話題に隠れて見落とされやすい点です。

情報サイトの記載によると、1デーパスポート大人の最低価格が、2026年7月10日入園分から7,900円が8,400円へ引き上げられています。10月ではなく、すでに実施済みです。

項目これまで現在・今後いつから
最低価格(大人)7,900円8,400円2026年7月10日入園分から
上限価格(大人)10,900円12,400円2026年10月から
価格の幅3,000円4,000円

最低価格の改定については情報サイトの記載によるもので、報道機関や同社の公表資料での裏付けは取れていません。価格の幅は当方で計算しました。

安い日を選んだとしても、その安い日自体が500円上がっています。そして上限と下限の差は3,000円から4,000円へ広がりました。日を選ぶことの効果が、これまでより大きくなったとも言えます。

押さえておきたい3つの日付

今回の値上げは、ひとつの日から始まったのではありません。2026年6月16日に駐車場、7月10日に最低価格、10月に上限価格と、段階的に動いています。「10月から値上げ」というニュースだけを見ていると、すでに2つが実施済みであることを見落とします。

CHAPTER 06なぜ上がるのでしょうか

ここは、正確にお伝えします。

日本経済新聞によると、運営会社のオリエンタルランドは「2024年には新エリアも開業するなどパークの体験価値は高まった」と説明しています。2024年6月に東京ディズニーシーへファンタジースプリングスという新エリアが開業しており、そのことを指しているとみられます。

同社が2026年4月28日に公表した決算説明会資料でも、チケットについて「パークの体験価値やゲストの需要動向などを踏まえた適正価格の設定」と記されています。

つまり、原材料が上がったからではありません

ここが、他の値上げと大きく違うところです。同社は値上げの理由として、原材料高や中東情勢を挙げていません。

2026年に入ってから、食品も日用品も「原料が上がったので価格に反映します」という説明で値上げされてきました。ディズニーの説明は、それとは違う組み立てになっています。

同社の売上の作り方も、この説明と整合しています。2026年3月期は入園者数がほぼ横ばい(2,753万人)だった一方、ゲスト1人当たりの売上高は18,403円と過去最高を更新しました。人数を増やすのではなく、1人あたりの金額を上げていく。そういう方針が数字にも表れています。

CHAPTER 07食品の値上げとは、理由が違います

2026年はいろいろなものが値上げされていますが、理由の性質は同じではありません。並べてみます。

なにが説明されている理由性質
食品原材料高、包装・資材、中東情勢原料が上がった分を価格へ
生理用品・紙製品原材料・エネルギー価格、資材の調達環境原料が上がった分を価格へ
加熱式たばこ課税方式の見直し税金の制度が変わった
ディズニーパークの体験価値の向上企業の価格の決め方

食品は帝国データバンクの調査、生理用品は各社発表の報道、たばこはJTの発表、ディズニーは日本経済新聞の報道と同社の決算説明会資料によります。

なぜ、この違いが大事なのでしょうか

先の見通しの立て方が変わるからです。

原料が上がったことによる値上げなら、原料相場が落ち着けば値上げの勢いも緩みます。税金の制度によるものなら、法律で決まった予定を見れば先が読めます。

ところが企業の価格の決め方によるものは、相場を見ても分かりません。その企業がどういう方針で経営しているかを見ることになります。ディズニーの場合、同社は「1人あたりの売上を高めていく」という方針を掲げています。だとすれば、原料が落ち着いてもチケットが下がるとは限らない、ということになります。

「値上げラッシュ」とひとくくりにしない

ニュースでは「値上げが続いています」とまとめて報じられます。けれど中身を開けると、原料由来のもの、税制由来のもの、経営判断によるものが混ざっています。家計の予定を立てるときは、この区別があると見通しが立てやすくなります。原料由来のものは相場が落ち着けば緩む可能性がありますが、そうでないものは別の理屈で動きます。

CHAPTER 08ただ、コスト側の資料には別のことが書いてあります

ここまで「原材料高が理由ではない」と書いてきましたが、もう一段だけ深いところをご紹介します。

オリエンタルランドは上場企業なので、決算の資料を公開しています。その資料のなかに、費用がどう増える見込みかを説明したページがあります。

費用の増加を、4つに分けて開示しています

2027年3月期(2026年4月〜2027年3月)について、同社はテーマパーク事業の諸経費が約165億円増えると見込んでいます。そしてその中身を、次の4つに分けています。

分類金額中身として挙げられているもの
外部環境によって増加するコスト約80億円労務単価、建築資材費用、システムライセンス費用
中長期の成長のためのコスト約40億円販売促進費、研究開発費
2027年3月期の一過性のコスト約35億円シー25周年イベント関連費用
ベースコスト約10億円メンテナンス費

オリエンタルランド「2026年3月期 決算説明会」資料(2026年4月28日)より。当方で合計すると165億円となり、同資料の損益計算書上の数字と一致しました。

いちばん大きい約80億円が「外部環境によって増加するコスト」で、その中身に建築資材費用が挙げられています。

建築資材は、原料をたどると石油に行き着きます

テーマパークは建てて終わりではありません。アトラクションの改修、メンテナンス、イベントごとの装飾。そのたびに資材を使います。

建築資材のなかには、鋼材や木材だけでなく樹脂製品も含まれます。塗料、接着剤、シート、配管、断熱材。これらの多くは、原油から取り出されるナフサを原料としています。当社が扱っているプラスチックパレットやストレッチフィルムと、原料の系統が重なります。

ただし、断定はできません

同社は「建築資材費用が上がる理由」を説明していません。鋼材なのか、木材なのか、樹脂なのか、それとも工事の人件費なのか。内訳は開示されていないので、本記事でも推測はしません。
確認できるのは、同社が「外部環境によって増える費用」という分類を設け、そこに建築資材費用を入れているという事実だけです。値上げの理由としては説明されていないけれど、費用の側では外部環境の影響を認識している。この二重の構造が、資料からは読み取れます。

もうひとつ、パーク内の商品(お土産)と飲食の原価率についても記載があります。2026年3月期は13億円改善したのに対し、2027年3月期は約15億円悪化する見込みとされています。こちらも理由の内訳は開示されていません。

決算資料の読み解きについては、専門版の記事で詳しく扱っています。数字の細かい部分に関心のある方はディズニーのチケットはなぜ上がるのか、決算資料が開示する外部環境コスト80億円と原価率の悪化をご覧ください。

CHAPTER 09これからどう付き合えばよいでしょうか

無理のない範囲でできることを挙げます。

行く日を先に決めてから、予算を組む

価格変動制なので、日によって金額が変わります。「ディズニーは1人12,400円」と思い込んで予算を組むと、実際より高く見積もることになります。公式サイトで入園日ごとの価格を見てから計算するほうが正確です。

チケット以外も足して考える

入園料だけでは終わりません。駐車場または交通費、園内の食事、お土産。これらを合計した金額が、その日にかかる費用です。とくに駐車場はすでに1,000円上がっているので、車で行く方は忘れずに足してください。

10月より前に行くという選択もあります

上限価格の改定は10月からです。9月までに行けば、チケットについては現在の価格帯で入園できます。ただし最低価格はすでに上がっているため、完全に以前と同じ金額にはなりません。

「行けなくなった」と決めつけない

報道では最も高い価格が見出しになります。けれど実際には、8,400円の日も存在します。上限価格だけを見て判断すると、実態より高く感じられます。まずカレンダーを見てから考えるのが現実的です。

10月は食品でも2,720品目の値上げが判明しており、加熱式たばこも改定されます。10月全体の値上げについては2026年10月の値上げ一覧に、9月分は2026年9月の値上げ一覧にまとめています。

CHAPTER 10この記事に出てきた言葉の意味

価格変動制

入園する日によってチケットの値段が変わる仕組みです。混雑が予想される日は高く、そうでない日は低く設定されます。東京ディズニーリゾートでは2021年3月に導入されました。ダイナミックプライシングとも呼ばれます。

上限価格

価格変動制のなかで最も高い価格帯のことです。今回の改定では、大人の上限が10,900円から12,400円になります。すべての日がこの価格になるわけではなく、需要の高い日のみに適用されるとされています。

1デーパスポート

東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかに、1日入園できるチケットです。年齢によって大人・中人・小人の区分があります。

ゲスト1人当たり売上高

テーマパークの売上高を入園者数で割った数字で、来園者1人がいくら使ったかを表します。チケット代のほか、お土産や食事の代金も含まれます。2026年3月期は18,403円で過去最高でした。

外部環境によって増加するコスト

オリエンタルランドが決算説明会資料で使っている分類です。自社の判断ではなく、外の要因によって増えてしまう費用を指します。2027年3月期は約80億円を見込むとされ、中身として労務単価、建築資材費用、システムライセンス費用が挙げられています。

ナフサ

原油を精製して得られる石油製品のひとつで、プラスチックや塗料、合成繊維などの原料になります。建築資材の一部や食品の包装材、当社が扱うプラスチックパレットも、このナフサから作られる樹脂を原料としています。

CHAPTER 11主な情報源

一次資料(PDFを直接確認)

  1. 一次株式会社オリエンタルランド「2026年3月期 決算説明会」2026年4月28日|2027年3月期の諸経費増加額約165億円と4分類(外部環境によって増加するコスト約80億円・中長期の成長のためのコスト約40億円・一過性のコスト約35億円・ベースコスト約10億円)、外部環境コストの内訳(労務単価・建築資材費用・システムライセンス費用)、商品・飲食原価率の増約15億円、2026年3月期のゲスト1人当たり売上高18,403円、入園者数2,753万人、チケットについて「パークの体験価値やゲストの需要動向などを踏まえた適正価格の設定」との記載の根拠|https://www.olc.co.jp/ja/news/news_olc/auto_20260428513084/pdfFile.pdf
  2. 一次株式会社オリエンタルランド「2025年3月期 決算説明会」2025年4月28日|2026年3月期における商品・飲食原価率の推移の比較に使用

報道として参照したもの

  1. 二次日本経済新聞「東京ディズニーリゾートがチケット上限10月に上げ 1日1万2400円」2026年7月13日|1デーパスポート大人の上限価格を1万2400円と1500円高くする旨、4〜12歳の小人を300円引き上げ5900円とする旨、需要の高い日のみに適用する旨、10月10日が1万1900円・11日が1万2400円である旨、同社が「2024年には新エリアも開業するなどパークの体験価値は高まった」と説明している旨の報道
  2. 二次TDR GO「【2026年10月】TDRチケット料金が値上げへ」およびプライシー「【2026年7月】ディズニー値上げしすぎ?」|最低価格が2026年7月10日入園分から7,900円が8,400円へ引き上げられている旨、2026年6月16日から駐車場の普通乗用車が3,000円から4,000円へ改定された旨の記載。いずれも個人・企業が運営する情報サイトであり、報道機関または同社の公表資料での裏付けは取れていません
  3. 二次マイナビニュース「2026年8月の飲食料品値上げは2311品目、前年比8割増」2026年7月31日|帝国データバンクの調査として、食品の値上げ要因が原材料高90.9%・包装資材64.0%・中東情勢27.8%である旨の記載

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本記事における家計の計算(人数別の増加額、駐車場を含めた合計、価格の幅、小人のこれまでの価格5,600円)は、いずれも上記資料の数値をもとに当方で計算したものです。上限価格が適用される日に行く場合を想定しています。

FAQよくあるご質問

ディズニーの値上げで、家族の負担はいくら増えますか。

上限価格が適用される日に行く場合で計算すると、チケットは大人2人なら3,000円、大人2人と小人2人の4人家族なら3,600円、大人1人なら1,500円増えます。車で行く場合は駐車場も普通乗用車で1,000円上がっていますが、こちらは2026年6月16日から実施済みで、10月の改定とは時期が異なります。6月15日以前に行った方が10月に行くと合計4,600円、6月16日以降に行った方は3,600円の増加になります。上限価格ではない日を選べば増加額はさらに小さくなります。

10月10日から必ず高くなるのですか。

いいえ。10月10日は、新しく設けられた11,900円という価格が最初に適用される日です。日本経済新聞の報道によると、上限価格は需要の高い日のみに適用されるとされています。東京ディズニーリゾートは入園日ごとに価格が変わる価格変動制を採用しているため、混雑が予想されない日を選べば、これまでと同じ価格帯で入園できます。10月以降のすべての日が12,400円になるわけではありません。

安い日はいつですか。

具体的にどの日が安いかは、公式サイトのチケット販売画面で入園日ごとに確認するのが確実です。一般に混雑が予想されない平日が低く設定される傾向にあります。なお最低価格については、2026年7月10日入園分から7,900円が8,400円へ引き上げられたと情報サイトが伝えています。安い日を選んでも、その下限自体が上がっている点は押さえておく必要があります。

食品の値上げと同じ理由で上がるのですか。

理由の性質が違います。食品や生理用品の値上げは、原材料や包装資材の高騰を価格に転嫁するものです。一方オリエンタルランドは、値上げの理由として原材料高を挙げておらず、日本経済新聞の報道によれば新エリア開業などによる体験価値の向上を説明としています。ただし同社は決算資料で、2027年3月期の諸経費増165億円のうち約80億円を「外部環境によって増加するコスト」とし、内訳に建築資材費用を挙げています。値上げの説明とコストの開示は別のものです。

なぜプラスチックパレット株式会社がこの記事を書いているのですか。

当社は千葉県我孫子市を拠点に、プラスチックパレット・再生樹脂原料・PPバンド・ストレッチフィルムなどの物流資材をお取扱いしています。オリエンタルランドが決算資料で挙げている「建築資材費用」や、パーク内の商品・飲食にかかる原価は、原油からナフサ、樹脂へと枝分かれする流れの下流にあたります。原料の側を日々の仕事で追っている立場から、値上げの背景を整理してお伝えしています。

NOTICE / 本記事についての注意事項
  • 本記事は時点で確認できた情報をもとに整理したものです。チケット価格は価格変動制のため、実際の金額は入園日によって異なります。最新の価格は東京ディズニーリゾート公式サイトでご確認ください。
  • 本記事の計算は、上限価格が適用される日に行く場合を想定したものです。実際の負担額は入園日・人数・過ごし方によって変わります。中人(中学生・高校生)の価格改定については報道を確認できていないため、計算に含めていません。
  • 最低価格8,400円および駐車場4,000円については、情報サイトの記載によるもので、報道機関または同社の公表資料での裏付けは取れていません。
  • オリエンタルランドは値上げの理由として原材料高や中東情勢を挙げていません。本記事は同社の値上げがコスト転嫁であると主張するものではありません。決算資料に開示された「外部環境によって増加するコスト」の内訳や、商品・飲食原価率の悪化要因は公表されていないため、本記事では推測していません。
  • 本記事は特定の商品・サービスの購入や買い控えを推奨するものではなく、投資判断の根拠として作成したものでもありません。引用に際しては出典として本記事URLを明記してください。記載内容に事実誤認がありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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