原油・ナフサ・為替 / 調達担当者向け
原油の世界在庫はどこまで減ったのか、アラムコとビトールの警告をIEA10月報告で確かめる
2026年10月、サウジアラムコとビトールの経営者が相次いで、世界の石油在庫がほとんど余力を失っていると警告しました。IEA(国際エネルギー機関)の10月報告と経済産業省の統計で、在庫と中東からの出荷がどこまで減ったのか、日本の備蓄と輸入先、ナフサ・灯油の値段がどうなっているのかを、数字で一つずつ確かめます。
ANSWER
世界の石油在庫は、IEAの集計で戦前(2026年2月末)より5億900万バレル少なく、陸上の在庫は少なくとも2016年以降で最も低い水準です。9月の湾岸の原油輸出は戦前の75%超まで戻りましたが、10月に入ってタンカーへの攻撃が増え、ホルムズ海峡の通過量は再び減り始めています。日本の備蓄は8月末で204日分です。
世界の在庫の減少
5億900万バレル
戦前(2月末)比。IEA 10月報告(9月末時点)
湾岸の原油輸出
75%超戦前比
9月は日量1,390万バレル。IEA 10月報告
日本の石油備蓄
204日分
8月末。国家103日・民間96日・産油国共同4日
この記事の要点
- サウジアラムコのナセルCEOは10月5日、世界の商業在庫は60億バレルを切り、その大半は実際には使えないとして、余力は「恐ろしいほど薄い」と述べました。海峡が開いても在庫を安全な水準に戻すには約2年かかるとしています。
- IEAの10月報告(10月14日)では、9月の世界の在庫は1,000万バレル減り、戦前より5億900万バレル少ない状態です。陸上の在庫は1億1,300万バレル減って、少なくとも2016年以降で最低になりました。
- 中東からの出荷は9月に大きく戻りました。IEAによると湾岸の原油輸出は日量1,390万バレルで戦前の75%超、ホルムズ海峡の通過量は日量1,090万バレル、サウジの東西パイプライン経由の輸出は日量560万バレルです。
- 10月に入って状況は再び悪化しています。英国海事貿易機関(UKMTO)のデータでは10月5〜11日に船への攻撃が12件報告され、開戦以来で最多の週になりました。報道によるとケプラーの集計では、10月13日のホルムズ海峡の通過量は日量1,260万バレルで、9月末の1,500万バレルから減っています。
- 日本の備蓄は8月末で204日分(経済産業省)です。ナフサは前年より7割高いものの、IEAは原油との値差が大きなマイナスだとしています。北海道では灯油の配達価格が1リットル159円台まで上がりました。
世界の在庫と中東の出荷は、どこまで減ったか
在庫の数字はIEAの10月報告とアラムコのCEOの発言、出荷の数字はIEAと報道されたケプラーの集計で見ます。9月は出荷が戻り、10月は再び細り始めています。
在庫:戦前より5億バレル少なく、陸上は2016年以降で最低
サウジアラムコのアミン・ナセルCEOは10月5日、ロンドンのエネルギー・インテリジェンス・フォーラムで講演し、余力は「恐ろしいほど薄い」と述べました(ロイター配信)。世界は開戦前に約100億バレルの在庫を持っていて、約30億バレルの供給が失われ、10億バレル超を在庫から取り崩したとしています。残る商業在庫は60億バレルを切り、その大半は実際には使えない、海峡が完全に開いても在庫を安全な水準に戻すには最良の条件でも約2年かかる、という見方です。
| 項目 | 数字 | 出典・時点 |
|---|---|---|
| 戦前の世界の石油在庫 | 約100億バレル | ナセルCEO(10月5日) |
| 失われた供給(開戦から) | 約30億バレル | 同。平時にホルムズを通る量の約半分 |
| 在庫から取り崩した量 | 10億バレル超 | 同。大半は陸上の商業在庫 |
| 世界の在庫の増減(9月) | 1,000万バレル減 | IEA 10月報告 |
| うち陸上の在庫 | 1億1,300万バレル減 | 同。洋上の在庫は1億300万バレル増 |
| 戦前(2月末)との差 | 5億900万バレル減 | 同 |
| 米国の戦略石油備蓄 | 約2億8,300万バレル | 米エネルギー省(10月5日報道) |
出典:ナセルCEOの発言はTradeArabia(2026年10月6日、ロイター配信)、IEAの数字はIEA「Oil Market Report - October 2026」(2026年10月14日)、米国の戦略石油備蓄はBOE Report(2026年10月5日、ロイター配信)。
IEAの10月報告でも、9月の世界の在庫は1,000万バレル減りました。内訳を見ると、陸上の在庫が1億1,300万バレル減り、洋上(タンカーに積まれて運ばれている途中)の在庫が1億300万バレル増えています。戦前の2月末より5億900万バレル少なく、陸上の在庫は少なくとも2016年以降で最も低い水準です。
ビトールのラッセル・ハーディCEOも10月6日、西側の商業在庫と緊急在庫は大きく取り崩されたと述べました(ロイター配信)。中東からの今の流れが失われれば1バレル200ドル前後もありうるとしていますが、配信記事は「予測ではなく条件付きのシナリオ」と注記しています。
出荷:9月は戦前の75%超まで戻った
9月は中東からの出荷が大きく戻った月でした。IEAによると、湾岸の原油輸出は日量1,390万バレルと前月から440万バレル増え、戦前の75%を超えました。
| 項目 | 9月の数字 | 戦前・前月との比較 |
|---|---|---|
| 湾岸の原油輸出 | 日量1,390万バレル | 前月から440万バレル増、戦前の75%超 |
| ホルムズ海峡の通過量(合計) | 日量1,090万バレル | 前月から370万バレル増 |
| 東西パイプライン経由の輸出 | 日量560万バレル | 前月から97万バレル増 |
| 中東の石油製品の輸出 | 日量190万バレル | 戦前は日量470万バレル |
| 中東のLPGの輸出 | 日量67万バレル | 戦前は日量150万バレル |
出典:IEA「Oil Market Report - October 2026」。湾岸の産油国が9月の約半分の期間で戦前の輸出水準を上回ったとロイターが報じたことも、TradeArabia(2026年10月6日)が伝えています。
戻ったのは原油が中心で、石油製品とLPGはまだ戦前の半分以下です。ナフサは石油製品なので、原油の出荷が戻っても、中東から来るナフサは同じ速さでは戻っていません。
10月:攻撃が増え、ホルムズの通過量は再び減り始めた
10月に入ると状況は変わりました。英国海事貿易機関(UKMTO)のデータをBBC Verifyが分析したところ、10月5〜11日に船への攻撃が12件報告され、開戦以来で最多の週になりました。
| 日付 | 起きたこと | 出典 |
|---|---|---|
| 10月4日 | 東西パイプラインのクライスのポンプ場が攻撃を受け、送油が再び止まったと報道 | AFP(TBS経由) |
| 10月5〜11日 | 船への攻撃が12件報告される。開戦以来で最多の週。11日(日曜)は1日で6隻が被弾 | UKMTOのデータ(BBC Verifyの分析) |
| 10月13日 | ホルムズ海峡の通過量が日量1,260万バレル(9月末は1,500万バレル) | ケプラーの集計(報道) |
| 10月13日夜 | ダーランのサウジアラムコ本社の事務棟で火災。死傷者なし | サウジ・エネルギー省(ロイター配信) |
| 10月16日 | ブレント原油が1バレル109.86ドル(前日比3.72%高) | Trading Economics(CFDの参考値) |
出典:The Vibes(2026年10月17日、UKMTOのデータとケプラーの集計を引用)、TBS(2026年10月5日、AFPの情報源)、Al-Monitor(2026年10月14日、ロイター配信)、Trading Economics(2026年10月17日更新)。
ケプラーの10月13日の数字(日量1,260万バレル)は、9月末から約16%少ない水準です(当社計算)。東西パイプラインについては、止まったという報道と通常どおり流れているという報道があり、10月18日時点で当社は確かめられていません。
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この章の結論
世界の在庫は戦前より5億900万バレル少なく、緩衝材が薄いことは各社の経営者もIEAも認めています。9月に戻った出荷は、10月の攻撃の増加で再び減り始めました。
日本の備蓄と原油の輸入
日本の備蓄は8月末で204日分あり、輸入先は米国産が3割を超えました。備蓄の日数にナフサは入っていません。
備蓄は204日分、輸入は米国産が3割を超えた
経済産業省の「石油備蓄の現況」によると、8月末の備蓄は204日分です。IEAの基準で数えると175日分になります。
| 項目 | 数字 | 出典・時点 |
|---|---|---|
| 石油備蓄(合計) | 204日分(5,697万キロリットル) | 経済産業省、2026年8月末 |
| うち国家備蓄 | 103日分 | 同 |
| うち民間備蓄 | 96日分 | 同 |
| うち産油国共同備蓄 | 4日分 | 同 |
| IEA基準での日数 | 175日分 | 同 |
| 原油の輸入量(8月) | 1,236万キロリットル(前年同月比13.1%増) | 資源エネルギー庁「石油統計速報」 |
| 輸入先の上位(8月) | サウジ420万・米国416万・UAE314万キロリットル | 同 |
| 中東依存度(8月) | 60.7%(前年同月から35.1ポイント低下) | 同 |
出典:経済産業省 資源エネルギー庁「石油備蓄の現況」(2026年10月15日公表、8月末時点)、資源エネルギー庁「石油統計速報」8月分(2026年9月30日公表、LOGISTICS TODAY 2026年10月1日経由)。
備蓄の日数は、タンクの底にあって実際には汲み出しにくい量も含めて数えています。また、ナフサは石油備蓄法の「石油」に含まれますが、備蓄日数の計算には入っていません。
8月の原油輸入では、米国産が416万キロリットルと全体の約34%を占めました(当社計算)。米国の戦略石油備蓄は約2億8,300万バレルと1982年10月以来の低さで、1億7,200万バレルの放出の合意のもとで取り崩しが続いています。政府は10月13日、ホルムズ海峡を通らずに原油を輸入する事業者に増えたコストを交付する制度を含む3法案を閣議決定しました(共同通信)。
この章の結論
日本の備蓄は204日分(IEA基準175日分)で、ナフサは日数に入りません。輸入は米国産が約34%まで増え、中東依存度は60.7%に下がりました。
ナフサと灯油の値段、アジアの物流
ナフサは前年より7割高い一方で原油ほどは上がっておらず、灯油は北海道で先に上がっています。アジアの海上輸送は、届く日が読みにくい状態が続いています。
ナフサ:前年より7割高いが、原油との値差は大きなマイナス
ナフサの国際価格は、10月15日時点で1トン877.90ドルです(Trading Economics)。前年より70.65%高い水準ですが、同じ時期の原油(前年比79.25%高)ほどは上がっていません。
| 品目 | 価格 | 時点・出典 |
|---|---|---|
| ブレント原油 | 1バレル109.86ドル(前月比4.81%高・前年比79.25%高) | 10月16日、Trading Economics |
| ナフサ | 1トン877.90ドル(前月比4.01%高・前年比70.65%高) | 10月15日、Trading Economics |
| 灯油(全国平均・店頭) | 1リットル141.8円 | 10月5日、資源エネルギー庁 |
| 灯油(札幌市・配達) | 1リットル159.35円(前回比11.72円高) | 10月9日、札幌市 |
| 燃料油の補助 | 1リットル42.4円(10月1〜7日は50.7円) | 10月8日から、資源エネルギー庁 |
出典:Trading Economics(ナフサ2026年10月15日、ブレント2026年10月16日。いずれもCFDの参考値)、資源エネルギー庁(hojyokin-portal 2026年10月8日更新経由)、札幌市「灯油価格調査」。
IEAの10月報告は、ナフサのクラック(原油とナフサの値差)が「大きなマイナス」だと書いています。原料のナフサが原油より安くしか売れない状態で、石油化学の需要が弱いことを示しています。一方でアジアの製油所は、原油と運賃の高さで採算が悪化し、稼働を落とすおそれがあるとIEAは指摘しています。
樹脂やプラスチック製品の価格は、原油よりもナフサの価格と、それが国産ナフサ価格(四半期ごとに決まる)に反映される時期で動きます。7〜9月期の国産ナフサ価格は、財務省の貿易統計(9月分の確報)が出る10月29日以降に計算でき、当社はナフサまとめ記事で更新する予定です。
灯油:北海道で先に上がり、冬の需要期に入る
灯油の全国平均(店頭)は、10月5日時点で1リットル141.8円です。一方、札幌市の調査では10月9日の配達価格が159.35円で、前回から11.72円上がりました。北海道新聞は、コープさっぽろが配達価格を過去最高の159円に引き上げ、約190円に達する可能性があると報じています。
灯油は冬に需要が増える燃料です。IEAは、軽油などの中間留分の需給は2027年まで締まった状態が続くと見ています。北海道の価格が全国より先に動いていることは、札幌市の調査から読み取れます。
政府の燃料油の補助は、10月8日から1リットル42.4円です(10月1〜7日は50.7円)。補助が縮むと店頭価格に上乗せされるため、補助の額の変化も合わせて見る必要があります。
アジアの物流:モノはあっても、運ぶところで遅れる
原油やナフサの値段とは別に、アジアの海上輸送の混雑が続いています。海運調査会社シー・インテリジェンスによると、世界のコンテナ船の定時到着率は2026年8月に49.9%で、2022年9月以来の低さでした。アジアの港の混雑が、2か月続けて下がった原因の一つに挙げられています。
パナマ運河は9月から、雨不足のため1日に通れる船の数を34隻、さらに32隻へ減らしています。アジアから米国東岸への運賃は、40フィートコンテナ1本あたり8,000〜10,500ドルと報じられています。日本向けの貨物も、同じ船や港を使うため、船のやりくりの影響を受けます。
タイでは9月末からの洪水で、チョンブリ県のアマタシティ工業団地の堤防が切れ、34工場が操業を止めました。トヨタの組立工場は浸水していませんが、部品が届かずに4工場が一時止まりました。日本とタイの間の物流を手がける株式会社HPS CONNECTの飯野さんの現場報告(メールマガジン)では、港そのものは動いているものの、港までの陸送やコンテナの受け渡しに遅れが出ているとされています。物流の現場の動きを知るうえで、当社も参考にしている情報です。生産が戻る10月後半から11月は、遅れを取り戻すための輸送と年末の荷動きが重なるおそれがあるとされています。
物流資材は、品物があっても届く日が読みにくい状態です。年末から年度末に必要なものは、値段とあわせて納期を確かめておくことが大切です。
この章の結論
ナフサは前年より7割高い一方で原油との値差は大きなマイナスで、樹脂製品には国産ナフサ価格を通じて遅れて効きます。灯油は北海道で先に上がり、補助の縮小も店頭価格に響きます。アジアの海上輸送は定時到着率が5割を切り、届く日が読みにくくなっています。
調達担当者が、この冬に確かめておく5つのこと
公表データを踏まえて、物流資材や樹脂製品、燃料を扱う調達担当者が確かめておくことをまとめました。
在庫と出荷の数字を、毎月の公表資料で追う
IEAの石油市場報告(毎月中旬)、経済産業省の「石油備蓄の現況」(毎月中旬)、石油統計速報(毎月末)の3つで、世界の在庫・日本の備蓄・輸入先を確かめます。日々の数字は報道で動きますが、判断の土台は月次の公表値に置きます。
樹脂製品は、原油ではなくナフサと国産ナフサ価格を見る
プラスチック製品の価格改定は、原油より、ナフサの国際価格と、それが国産ナフサ価格に入る時期で決まります。10月29日の財務省の貿易統計(9月分の確報)で計算できる7〜9月期の国産ナフサ価格と、樹脂メーカーの改定の発表を合わせて確かめます。
灯油・軽油は、補助の額と地域差を分けて見る
店頭価格は、補助の額(10月8日から1リットル42.4円)が変わると動きます。北海道のように配達価格が全国より先に上がる地域では、拠点ごとの単価を確かめ、冬の燃料の予算を見直します。
年末から1〜3月の発注は、納期と数量を早めに確かめる
出荷が再び細ると、輸送日数が延び、製品の入荷が遅れることがあります。年末年始と年度末に必要な資材は、仕入先に納期と確保できる数量を早めに確かめておきます。
日々の報道と月次の公表データを分けて受け取る
報道の数字には、特定の日の状態や、話し手の推計が含まれることがあります。「誰が、いつの、何の数字か」を確かめ、公表資料で確かめられたものと、そうでないものを分けて社内で共有します。
コピペ枠:仕入先への確認メール
「全文をコピー」を押すと、そのまま貼り付けられます。〇〇の部分を書き換えてお使いください。
コピペ枠:値上げの通知が届いたら確かめること
社内の確認メモや、仕入先への返信にそのまま使えます。
代表から
仕入れの現場から見ると、7月ごろから続いていた再生パレットの品薄は、落ち着く方向に向かっています。ストレッチフィルムやPPバンドも、供給不足のときに数か月分をまとめて買われたお客様が多く、いまはメーカー側に在庫がある状態です。これはアジア全体で見られる動きです。新品のパレットは、以前より2〜3割高いままという実感です。
それよりも心配しているのは、アジアの航路の混雑が収まらず、混乱が続いていることです。モノがあっても、運ぶところで遅れが出ます。年末から年度末にかけて必要な資材は、値段だけでなく「いつ届くか」を早めに確かめておくと安心です。
プラスチックパレット株式会社 代表 小池昌宏
よくある質問
- 中東からの原油の出荷は、どこまで戻っていますか
- IEAの10月報告では、9月の湾岸の原油輸出は日量1,390万バレルで戦前の75%超まで戻りました。ただし10月に入ってタンカーへの攻撃が増え、報道によるとケプラーの集計では、10月13日のホルムズ海峡の通過量は日量1,260万バレルと、9月末の1,500万バレルから減っています。
- 世界の石油在庫は、どれくらい減っているのですか
- IEAの10月報告では、9月末の世界の在庫は戦前(2026年2月末)より5億900万バレル少なく、陸上の在庫は少なくとも2016年以降で最も低い水準です。サウジアラムコのナセルCEOは、残る商業在庫は60億バレル未満で、その大半は実際には使えないと述べています。
- 日本の石油備蓄は何日分ありますか
- 経済産業省の公表では、2026年8月末で204日分です。内訳は国家備蓄103日分、民間備蓄96日分、産油国共同備蓄4日分で、IEAの基準では175日分です。ナフサは石油備蓄法の「石油」に含まれますが、備蓄日数の計算には入っていません。
- 原油が上がると、ナフサもすぐに上がりますか
- 同じだけ上がるとは限りません。2026年10月中旬時点で、ナフサは前年より70.65%高い一方、ブレント原油は79.25%高く、IEAはナフサと原油の値差が大きなマイナスだとしています。樹脂製品には、国産ナフサ価格に反映される時期を通じて遅れて効いてきます。
- 灯油はこの冬、足りなくなりますか
- 足りなくなるかどうかは、公表資料では判断できません。札幌市の調査では10月9日の配達価格が1リットル159.35円まで上がり、北海道新聞は約190円に達する可能性を報じています。IEAは軽油などの中間留分の需給が2027年まで締まった状態が続くと見ています。
- なぜプラスチックパレット株式会社がこの記事を書いているのですか
- 当社が扱うプラスチックパレットや物流資材は、原油からつくられるナフサを原料にしています。原油とナフサの動きは仕入れと価格に直接かかわるため、2026年2月末から公表資料をもとに記事で整理しています。
出典・エビデンス一覧17件(公式・公的機関3・報道・データ14)
公式・公的機関
- IEA「Oil Market Report - October 2026」(2026年10月14日)
- 経済産業省 資源エネルギー庁「石油備蓄の現況」(2026年10月15日公表)
- 札幌市「灯油価格調査」
報道・データ
- TradeArabia(2026年10月6日、ロイター配信)
- OilMonster(2026年10月7日、ロイター配信)
- Al-Monitor(2026年10月14日、ロイター配信)
- The Business Standard(2026年10月5日、AFPの情報源)
- The Vibes(2026年10月17日)
- BOE Report(2026年10月5日、ロイター配信)
- LOGISTICS TODAY(2026年10月1日)
- OANDA証券 マーケットニュース(2026年10月13日、共同通信配信)
- 北海道新聞(2026年10月9日)
- 補助金ポータル(2026年10月8日更新)
- FreshPlaza(2026年9月30日、シー・インテリジェンスの報告を引用)
- ChemAnalyst(2026年8月24日)
- The Nation(2026年10月8日)
- Trading Economics「Naphtha」「Brent Crude Oil」
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- ※数字は2026年10月18日に当社が確認した時点のものです。原油・ナフサの価格と海上の状況は日々変わります。
- ※Trading Economicsの価格はCFD(差金決済取引)にもとづく参考値で、公式の指標価格ではありません。
- ※タイの港と陸送の状況は、株式会社HPS CONNECTの飯野さんのメールマガジン(2026年10月13日配信)を参考に、当社の言葉でまとめました。
- ※本稿は情報提供を目的としたもので、投資や取引の判断を勧めるものではありません。
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