Supply Chain Report / Apple Services Pricing
月額はいくら増えるのか、iCloud+180円・Apple Music1,180円・Apple One1,350円への改定と2つの理由
2026年7月18日、Appleは日本でApple Music・Apple One・iCloud+・Apple TVの月額料金を改定した。上げ幅は9.3%から33.3%まで開く。同じ日に実施されながら、米国も一緒に上がったものと、日本など通貨安の国だけが上がったものが混在している。本稿は全11プランの新旧月額を並べ、公開価格からの逆算で両者を切り分ける。
ANSWER
2026年7月18日、Appleが月額サービスの料金を改定した。iCloud+ 50GBは150円から180円、Apple Music個人は1,080円から1,180円、Apple One個人は1,200円から1,350円である。Apple Musicは米国も同時に上がったが、iCloud+は米国据え置きで日本を含む8か国のみが対象となった。
改定率の幅(全11プラン)
9.3〜33.3%
最小はApple Music個人、最大はApple TV
iCloud+から逆算した想定為替
163.8〜166.7円
改定前は136.4〜137.7円。約27円の切り上げ
Apple Musicから逆算した想定為替
89.5円
改定前89.3円からほぼ動かず、為替と連動しない
この記事の要点
- 2026年7月18日、Appleは日本でApple Music・Apple One・iCloud+・Apple TVの月額料金を改定した。同じ日にiPhoneとApple Watchの本体価格も改定されている。
- 改定率は9.3%から33.3%まで開く。額で最も大きいのはiCloud+ 12TBの月2,000円増で年間24,000円、率で最も大きいのは900円から1,200円になったApple TVである。
- Apple MusicとApple Oneは米国を含む各国で同時に上がった。Appleはライセンス料の高騰を理由として表明しており、米国が9.1%・日本が9.3%と上げ幅の率がほぼ揃っている。
- iCloud+は米国が据え置かれ、日本を含む通貨安の8か国だけが対象になった。日本価格から逆算した想定為替は136円台から164円前後へ、約27円から30円の切り上げになっている。
- Apple Musicの逆算値は改定前が89.3円、改定後が89.5円でほとんど動かない。同じ日の改定でありながら、為替を反映したものと反映していないものが混在している。
2026年7月18日、月額サービスで何が変わったか
Appleは2026年7月18日、日本国内で提供する月額サービスの料金を改定した。対象はApple Music、Apple One、iCloud+、Apple TVの4サービスである。同じ日にiPhoneとApple Watch、AirPodsの本体価格も改定されている。
| サービス・プラン | 改定前 | 改定後 | 差額 | 変化率 | 年間換算 |
|---|---|---|---|---|---|
| Apple Music 個人 | 1,080円 | 1,180円 | +100円 | +9.3% | +1,200円 |
| Apple Music ファミリー | 1,680円 | 1,980円 | +300円 | +17.9% | +3,600円 |
| Apple Music 学生 | 580円 | 680円 | +100円 | +17.2% | +1,200円 |
| Apple One 個人 | 1,200円 | 1,350円 | +150円 | +12.5% | +1,800円 |
| Apple One ファミリー | 1,980円 | 2,500円 | +520円 | +26.3% | +6,240円 |
| iCloud+ 50GB | 150円 | 180円 | +30円 | +20.0% | +360円 |
| iCloud+ 200GB | 450円 | 540円 | +90円 | +20.0% | +1,080円 |
| iCloud+ 2TB | 1,500円 | 1,800円 | +300円 | +20.0% | +3,600円 |
| iCloud+ 6TB | 4,500円 | 5,500円 | +1,000円 | +22.2% | +12,000円 |
| iCloud+ 12TB | 9,000円 | 11,000円 | +2,000円 | +22.2% | +24,000円 |
| Apple TV | 900円 | 1,200円 | +300円 | +33.3% | +3,600円 |
出典:Impress Watch、AV Watch、ITmedia NEWS(いずれも2026年7月)。価格は税込。変化率と年間換算は当社で算出した。表中のApple TVは映像配信サービスを指し、ハードウェア製品の「Apple TV 4K」とは別である。
額で最大はiCloud+ 12TB、率で最大はApple TV
差額の絶対値が最も大きいのはiCloud+ 12TBの月2,000円で、年間では24,000円になる。ただしこれは大容量プランであり、利用者は限られる。
変化率で見ると最大はApple TVの33.3%である。900円から1,200円へ、単一プランのまま3分の1増えた。逆に最も小さいのはApple Music個人の9.3%で、率の開きは3.6倍ある。同じ日に同じ会社が実施した改定でありながら、プランごとに幅が大きい。
改定前価格はApple公式に履歴が残っていない
Apple公式サイトには現行料金のみが掲載されており、改定前の価格は公開されていない。本稿の改定前価格は、改定当日から数日のあいだに複数の媒体が報じた内容に依拠している。改定後の価格はApple公式サイトで確認できる。
利用の組み合わせ別に、月額はいくら増えるか
月額サービスは単体で契約するとは限らない。組み合わせによって負担の増え方が変わるため、代表的なパターンで試算する。
| 組み合わせ | 改定前 | 改定後 | 月額の差 | 年間の差 |
|---|---|---|---|---|
| Apple Music個人+iCloud+ 50GB | 1,230円 | 1,360円 | +130円 | +1,560円 |
| Apple One 個人 | 1,200円 | 1,350円 | +150円 | +1,800円 |
| Apple One ファミリー | 1,980円 | 2,500円 | +520円 | +6,240円 |
| Apple Musicファミリー+iCloud+ 2TB | 3,180円 | 3,780円 | +600円 | +7,200円 |
当社による試算。金額は第1章の新旧料金を合算したもので、特定の利用者の実績ではない。実際の請求はプランの組み合わせと契約時期によって異なる。
Apple Oneファミリーの年6,240円が最も重い
4パターンのうち年間の増加額が最も大きいのはApple Oneファミリーで、6,240円である。1回の請求では520円の差だが、12か月で6千円を超える。月額サービスは請求のたびに金額を確認する機会が少なく、改定に気づきにくい性質がある。
なお、Apple OneはApple Music、Apple TV、Apple Arcade、iCloud+をまとめた料金プランである。個別に契約した場合との比較は、契約するプランの容量によって変わるため、一律には示せない。
Apple MusicとApple Oneは米国も一緒に上がった
今回の改定は、日本だけで起きたものではない。Apple MusicとApple Oneについては、米国を含む各国で同時に価格が引き上げられている。
ITmedia NEWSは2026年7月18日、AppleがApple MusicとApple Oneのサブスクリプション料金を日本を含む世界で値上げしたと伝えている。同記事によれば、Appleは英Music Business Worldwideへの声明で、ライセンス料の高騰にともなって購読料を引き上げると説明した。Apple公式サイトにはこの件についての発表は掲載されていない。
米国の上げ幅と日本の上げ幅がほぼ揃っている
| Apple Music 個人 | 改定前 | 改定後 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 米国 | 10.99ドル | 11.99ドル | +9.1% |
| 日本 | 1,080円 | 1,180円 | +9.3% |
日本は税込、米国は税別。変化率は当社で算出した。米国価格はTouch Labとmacotakaraの2媒体で一致を確認したものであり、ITmedia NEWSなど他の媒体は「日本を含む世界で値上げ」とするにとどまり具体的な米国価格を記載していない。日本語媒体での裏取りが2本にとどまる点に留意されたい。
米国が9.1%、日本が9.3%で、上げ幅の率がほぼ一致している。日本側に為替分が上乗せされていれば率は米国を上回るはずだが、そうなっていない。ライセンス料という世界共通のコスト上昇を、各国の既存価格に同じ比率で乗せた形である。
Apple MusicとApple Oneの改定は2022年10月以来で、約4年ぶりとなる。当時も理由として挙げられたのはライセンス料の高騰だった。
Apple One米国版の改定前後の価格については、本稿執筆時点で確認できる日本語媒体の記述が見つからなかったため、数値を記載していない。日本のApple Oneが米国と同時に改定された事実は、ITmedia NEWSの報道により確認している。
iCloud+は米国据え置きで、日本を含む8か国だけが上がった
同じ7月18日の改定でも、iCloud+は事情が異なる。GIGAZINEは9to5Macの報道として、Appleが日本を含む8か国でiCloud+の値上げを実施したと伝えている。米国は対象に含まれていない。
米国のiCloud+は50GBが0.99ドル、200GBが2.99ドル、2TBが9.99ドル、6TBが29.99ドル、12TBが59.99ドルで据え置かれている。日本価格だけが動いた形である。
逆算すると136円台から164円前後へ切り上がっている
日本価格は税込、米国価格は税別で表示されるため、日本価格を1.1で割って税抜相当額に直したうえで米国価格で割ると、Appleが日本価格に用いた想定為替を推定できる。
| プラン | 米国(据え置き) | 改定前から逆算 | 改定後から逆算 | 切り上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| iCloud+ 50GB | 0.99ドル | 137.7円 | 165.3円 | +27.6円 |
| iCloud+ 200GB | 2.99ドル | 136.8円 | 164.2円 | +27.4円 |
| iCloud+ 2TB | 9.99ドル | 136.5円 | 163.8円 | +27.3円 |
| iCloud+ 6TB | 29.99ドル | 136.4円 | 166.7円 | +30.3円 |
| iCloud+ 12TB | 59.99ドル | 136.4円 | 166.7円 | +30.3円 |
逆算式は「日本価格÷1.1÷米国価格」で、小数第2位を四捨五入した。米国価格の出典はApple公式サポートページの内容を紹介したMacObserverほか。逆算値はAppleが公表した数値ではなく、公開価格から推定したものである。
改定前の逆算値は5プランとも136円台で揃っている。改定後は163.8円から166.7円で、いずれのプランでも27円から30円の切り上げになった。6TBと12TBがやや高く出るのは、5,500円・11,000円という切りのよい数字に揃えた結果と考えられるが、Appleは価格の決め方を公表していないため断定はできない。
4年近く据え置かれた分がまとめて反映された
136円台という水準は、2022年から2023年ごろの為替に対応する。iCloud+の日本価格は、その水準のまま据え置かれてきたことになる。今回の改定は、その間に進んだ円安をまとめて反映したものと読める。
本稿の関連記事で扱ったiPhone 17の改定は、想定為替が147.7円から162.5円へ14.8円の切り上げだった。iCloud+の27円から30円は、その約2倍の幅にあたる。据え置かれていた期間が長いほど、一度の改定で動く幅が大きくなる。
iPhoneの日本価格から想定為替を逆算する手順と、輸入取引で提示された価格が為替で説明できる範囲かを確かめる実務については、iPhoneの日本価格から想定為替を逆算する、円安で輸入コストはいくら上がるのかの実務ガイドで扱っている。
逆算すると3つの水準に分かれる
2026年6月から7月にかけてのAppleの改定を、逆算した想定為替で並べ替えると、水準がはっきり分かれる。
| 対象 | 改定日 | 逆算した想定為替 | 米国価格 | 読み取れること |
|---|---|---|---|---|
| iCloud+ | 2026年7月18日 | 163.8〜166.7円 | 据え置き | 日本価格のみの為替是正 |
| iPhone 17 | 2026年7月18日 | 162.5円 | 据え置き | 同上。公示レート162.12円とほぼ一致 |
| Mac・iPad | 2026年6月25日 | 157.3〜159.1円 | 同時に上昇 | 部品コストが主因で、為替は控えめ |
| Apple Music | 2026年7月18日 | 89.5円 | 同時に上昇 | 為替と連動しない各国別の価格設定 |
iPhoneとMac・iPadの数値は当社既報による。いずれも日本価格を1.1で割って米国価格で割ったもので、Appleが公表した数値ではない。
Apple Musicだけが桁違いに低い
Apple Musicの逆算値は改定前が89.3円、改定後が89.5円で、ほとんど動いていない。他の3つが157円から167円に集まるのに対し、この水準は半分程度である。
これは日本のApple Musicが米ドル換算で安いことを意味する。2026年8月10日の実勢である158円台で換算すると、日本の1,180円は6.77ドル相当で、米国の11.99ドルの約56%にとどまる。
ハードウェアやストレージは同じ製品・同じ容量を各国に供給するため、価格を為替に合わせる合理性がある。一方で音楽配信は各国の市場ごとに価格が設定されており、為替で揃える性質のものではない。Apple Musicの日本価格が為替に連動しないのは、この違いによるものと読める。
同じ日の改定を一括りにすると読み違える
2026年7月18日という同じ日に、為替是正(iCloud+・iPhone)とライセンス料転嫁(Apple Music・Apple One)という性質の異なる2種類の改定が同時に実施されている。「Appleが7月18日に値上げした」とだけ捉えると、円安が原因なのかコストが原因なのかを取り違える。
ハードとサブスクで転嫁の出方が違う
2026年のAppleの改定は、6月25日のMac・iPad、7月18日のiPhoneと月額サービスに分かれる。それぞれ理由が異なる。
| 改定 | 対象 | 米国価格 | 主な理由 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月25日 | Mac、iPad、HomePod、Apple TV 4K、Apple Vision Pro | 同時に上昇 | メモリとストレージの部品コスト上昇 |
| 2026年7月18日(ハード) | iPhone、Apple Watch、AirPods | 据え置き | 日本価格の為替是正 |
| 2026年7月18日(iCloud+) | iCloud+ 全5プラン | 据え置き | 日本価格の為替是正 |
| 2026年7月18日(配信系) | Apple Music、Apple One | 同時に上昇 | ライセンス料の高騰 |
| 2026年7月18日(Apple TV) | Apple TV(映像配信) | 確認できていない | 確認できていない |
Apple TVは映像配信サービスを指す。同名のハードウェア製品「Apple TV 4K」は6月25日の改定対象であり、別のものである。Appleがライセンス料の高騰に言及したのはApple Musicについてであり、Apple TV(映像配信)の改定理由と米国価格の動きは、本稿執筆時点で確認できていない。
部品を持つものと持たないものでコストの中身が違う
Mac・iPadの改定は、DRAMとNANDの相場上昇が原価に届いたものである。物理的な部品を持つ製品は、部材の市況がそのまま原価に反映される。
これに対し配信サービスの原価は、権利者に支払うライセンス料とサーバー運用費で構成される。メモリ相場が上がっても音楽配信の原価は動かないが、権利者との契約条件が変われば動く。今回のApple Musicの改定はこちらにあたる。
iCloud+はストレージを提供するサービスであり、データセンターの記憶装置というかたちで部材と結びついている。ただし今回の改定では米国が据え置かれているため、部品コストではなく為替が理由であると判断できる。部材と結びついているサービスでも、改定の理由が部材とは限らない。
Mac・iPadの改定内容と、部品コスト側で何が起きていたかについてはMac miniが94,800円→134,800円、Apple日本のMac・iPad値上げはいつから何がいくら上がったのかで扱っている。円安が値札に届くまでの仕組みを専門用語なしで追いたい場合は「2026年のiPhone値上げ」をやさしく解説、アメリカは据え置きなのに日本だけ上がった本当の理由を参照されたい。
事業者としてどう受け止めるか
月額サービスは本体価格と違い、契約したあとは請求のたびに金額を意識する機会が少ない。改定に気づくのが遅れやすいという性質がある。
アカウント数が増えるほど、率より額で効いてくる
業務でiCloud+を使う場合、アカウント数だけ月額が積み上がる。第1章の差額をもとに試算すると、次のようになる。
| 想定 | 1件あたりの差額 | 件数 | 年間の差額合計 |
|---|---|---|---|
| iCloud+ 200GBを業務端末で利用 | +90円/月 | 10件 | +10,800円 |
| iCloud+ 2TBを共有用途で利用 | +300円/月 | 3件 | +10,800円 |
| iCloud+ 50GBを予備端末で利用 | +30円/月 | 20件 | +7,200円 |
当社による試算。件数は計算例として置いたもので、特定の企業の実績ではない。
1件あたり30円や90円は、単体では判断の対象になりにくい金額である。ただし件数と12か月を掛けると、いずれのパターンも年間で1万円前後になる。月額サービスは件数の把握が抜けやすいため、改定を機に契約数を確認しておくと差額の見積もりが立てやすい。
本体価格の改定とは、判断の時間軸が違う
本体価格の改定は、購入のタイミングを動かすことで回避できる場合がある。買い替えを前倒しする、あるいは見送るという選択が成り立つ。
月額サービスにその選択肢はない。継続する限り新しい料金が適用される。判断できるのは、プランの容量を落とすか、契約そのものを続けるかどうかである。iCloud+のように容量段階があるサービスでは、実際の使用量と契約容量が合っているかを確認する余地がある。
改定の理由を分けて把握しておく
第5章で見たとおり、今回の改定には為替が理由のものとライセンス料が理由のものがある。為替が理由のものは、円高に振れれば下がる余地が残る。ライセンス料が理由のものは、権利者との契約条件が変わらない限り戻らない。
この区別は、Appleに限らずドル建てで仕入れるサービス全般に当てはまる。取引先から改定の通知を受けたとき、それが為替由来なのかコスト由来なのかで、次回改定の見通しが変わる。通知に理由が書かれていない場合は、同時期に他国の価格が動いているかどうかが手がかりになる。
今後の見通しと、確認しておく指標
2026年8月10日時点で確認できているのは、7月18日の改定内容と当日以降の為替水準までである。この先については以下を追うことになる。
| 指標 | 現時点で確認できていること | 見方 |
|---|---|---|
| ドル円相場 | 2026年8月10日の東京市場で157円71銭〜158円45銭。7月29日は163円30銭 | iCloud+の想定為替164円前後より円高。当面は為替を理由とした追加改定の材料が小さい |
| iCloud+の据え置き期間 | 改定前の逆算値136円台は2022年から2023年ごろの水準 | 据え置きが長いほど、次の改定でまとまった幅になりやすい |
| ライセンス料 | Appleは高騰を理由として表明。具体的な水準は公表していない | Apple Music系は為替と切り離して動く |
| 次回の改定時期 | 2026年8月10日時点で予告は確認できていない | 前回の配信系改定は2022年10月で、約4年の間隔があった |
為替は財経新聞(フィスコ配信)およびみんかぶによる2026年8月10日の東京市場の値。
確認できていないこと
本稿では次の点について、根拠のある情報を確認できていない。推測での記載は避ける。
- Appleが各国のサービス価格に用いている為替レートの決定方法と、見直しの周期。本稿の逆算値は結果から推定したものであり、Appleが公表した数値ではない
- iCloud+の値上げ対象となった8か国のうち、日本以外の内訳
- Apple One米国版の改定前後の価格。日本語媒体で確認できなかったため本稿では扱っていない
- AppleCare+の料金改定の詳細。2026年7月16日ごろに一部で改定があったとする記述は見られるが、対象と改定幅を確認できる媒体を特定できなかった
- 契約中のプランに新料金が適用される時期。請求日や契約状況によって異なる可能性がある
よくある質問
- Appleのサブスク値上げはいつからですか
- 2026年7月18日である。対象はApple Music、Apple One、iCloud+、Apple TVの4サービスで、米国では現地時間の7月17日に発表された。同じ日にiPhone、Apple Watch、AirPodsの本体価格も改定されている。契約中のプランに新料金が適用される時期は、請求日や契約状況によって異なる可能性がある。
- iCloud+はいくら上がりましたか
- 50GBが150円から180円、200GBが450円から540円、2TBが1,500円から1,800円、6TBが4,500円から5,500円、12TBが9,000円から11,000円である。いずれも税込の月額で、変化率は20.0%から22.2%にあたる。年間換算では50GBで360円、2TBで3,600円、12TBで24,000円の増加になる。
- なぜApple Musicとその他で理由が違うのですか
- Apple MusicとApple Oneは米国を含む各国で同時に上がっており、Appleはライセンス料の高騰を理由として表明している。一方iCloud+は米国が据え置かれ、日本を含む8か国だけが対象になった。日本価格から逆算した想定為替が136円台から164円前後へ切り上がっていることから、こちらは為替の反映と判断できる。同じ日の改定でも性質が異なる。
- 円高に戻れば月額も下がりますか
- 為替が理由の部分には下がる余地がある。ただしAppleは為替に応じて自動的に価格を戻す仕組みを公表しておらず、iCloud+は改定前の水準が4年近く据え置かれていた。ライセンス料が理由のApple MusicとApple Oneについては、権利者との契約条件が変わらない限り為替では動かない。本稿の逆算値はAppleの公表値ではなく、公開価格からの推定である。
- なぜプラスチックパレット株式会社がこの記事を書いているのですか
- 当社は物流資材を扱う商社として、ドル建てで仕入れる資材やサービスの価格改定を日常的に受け取る立場にある。提示された改定幅が為替で説明できる範囲なのか、原料や権利料といった別のコストに由来するのかを切り分ける作業は、日々の実務そのものである。Appleのサービスは日米双方の価格が公開されており、この切り分けを数値で確かめられる数少ない題材であるため、自社の調達で用いている見方をそのまま当てて整理した。
出典・エビデンス一覧
日本の新旧料金
- Impress Watch
- AV Watch
- macotakara
- Audio Review Blog
改定の理由と対象国
- ITmedia NEWS
- GIGAZINE
- Touch Lab
米国価格
- Apple公式サポート「iCloud+ plans and pricing」
- MacObserver
- Touch Lab/macotakara
為替
- 財経新聞(フィスコ配信)
- みんかぶ
当社の関連記事
- 本稿の料金はすべて税込・月額です。契約中のプランや請求日によって、新料金の適用時期が異なる場合があります。
- 改定前の料金はApple公式サイトに履歴が残っていないため、改定当日から数日のあいだの報道に依拠しています。改定後の料金はApple公式サイトで確認できます。
- 逆算した想定為替はAppleが公表した数値ではなく、公開されている日米の価格から算出した推定値です。
- 為替相場は本稿記載の時点の値であり、その後変動します。
- 本稿は情報提供を目的としたもので、特定のサービスの契約や解約、投資判断を推奨するものではありません。