イラン情勢、緊急分析
「アジア/日本」2026年5月後半
樹脂供給展望
日本ポリエチレン・日本ポリプロ5/18追加値上げで国産ナフサ125千円/KL超想定、エチレン稼働率3月68.6%過去最低・12基中6基減産、Bloomberg 5/18タンカー19隻通過確認も平時135-140隻には程遠い「双方向封鎖継続」フェーズ
日本ポリエチレン・日本ポリプロ5/18発表で国産ナフサ125千円/KL超想定(5/25納入分追加値上げ)。Bloomberg5/18でタンカー19隻通過確認も平時135-140隻には程遠い。エチレン稼働率3月68.6%過去最低、12基中6基減産。5/12西日本エチレンJV出資確定(三井45%・三菱45%・旭化成10%)。停戦は商業通航再開と別問題。
アジア版――5月後半「双方向封鎖継続」とFM連鎖の最新マッピング
Bloomberg 2026年5月18日報道では、イラン関連でない石油・LPG運搬船が少なくとも19隻ホルムズ海峡を通過したことが確認されたが、紛争前に湾内に入った約100隻が依然として攻撃を懸念して足止め状態にある。CNN報道では約1,600隻・乗組員約23,000人(87カ国)がペルシャ湾内で立ち往生継続。停戦は「米軍とイランの間の交戦停止」に過ぎず、海峡の商業通航の再開とは別問題で、イランは「米国の海上封鎖が続く限り海峡封鎖も続ける」と明言(global-scm.com 4/28更新)。Project Freedomは一時停止状態でアジア市場への影響は4月版よりも構造的に深刻化している。
| 国・地域 | 主要メーカー | 供給ステータス | 最新エビデンス(5月後半時点) |
|---|---|---|---|
| 🇹🇼 台湾 | Formosa Plastics | FM継続拡大 | 中東産ナフサ未着が継続。4月以降のPE・PPで不可抗力宣言(FM)を順次拡大中。米産ナフサへの切替え模索も輸送コスト増が障壁。5月後半も状況改善せず継続。 |
| 🇰🇷 韓国 | ロッテ・LG化学等 | 稼働率60%台維持 | 政府がナフサを「緊急経済安保品目」に指定。ホルムズ通航90%減で代替調達コストが増大。日本向け輸出制限が継続。麗水・蔚山石化コンビナートからの輸出減で日本調達ルートに影響。 |
| 🇮🇩 インドネシア | Chandra Asri | FM継続 | 3月2日のFM宣言後、状況悪化が続く。双方向封鎖フェーズ移行で復旧見通しは「極めて不透明」のまま。5月後半も解除見通し立たず。 |
| 🇸🇬 シンガポール | 住友化学TPC 5月新着 | FM継続中 | 3月9日に住友化学TPC(住化70%出資、QatarEnergy+Shell合弁30%出資)がポリオレフィン生産でフォースマジュール(不可抗力)を顧客通知(日経3/10)。5月後半も継続中。Jurong島の複数グローバル化学メーカーがPE・PP誘導品でFM準備(C&EN)。 |
| 🇨🇳 中国 | 中石化(Sinopec)等 | 石化輸出停止継続 | 国内備蓄優先の輸出一時停止が継続。CENTCOMの対イラン措置に中露の拒否権で国連安保理決議も機能停止中。リン酸肥料輸出は2026年8月まで暫緩(OPOR報道)。 |
| 🇲🇾 マレーシア | PRefChem | 50%減産継続 | ジョホール州RFCCの故障修理が5月も解消されず。一部東南アジア諸国はイランと個別交渉で通航許可を模索(Bloomberg 4/6)。鈴木大臣マレーシア訪問(5月)で尿素・ナフサ・原油安定供給確約を得る。 |
| 🇻🇳 ベトナム | Nghi Son / BSR | 流通・輸出凍結 | 政府決議(第55号/NQ-CP)による国内供給最優先は継続。輸出枠は事実上凍結。5/12第7回中東情勢関係閣僚会議で高市総理ベトナム訪問報告──ニソン製油所「パワー・アジア」第1号案件の進捗確認。 |
| 🇹🇭 タイ | PTT / SCG | 戦略的低稼働 | タイ・フィリピン・マレーシア等が個別交渉でイランと通航交渉中(Bloomberg 4/6報道)だが解決には至っておらず、採算重視の操業抑制継続。 |
Bloomberg 2026年5月18日報道で、イラン関連でない石油・LPG運搬船が少なくとも19隻ホルムズ海峡を通過。一方で紛争前に湾内に入った約100隻が依然として攻撃を懸念して足止め。CNN報道では約1,600隻・乗組員約23,000人(87カ国)がペルシャ湾内で立ち往生。通常時1日あたり135〜140隻が通航する海峡で現在は極めて低水準が続く。Mandarin ShippingのTim Huxley会長は「両者がより具体的な何かを打ち出すまで、ほとんどの船舶は通過を避け続けるだろう」とCNNに語っている。
ENEOSグループの超大型タンカー(VLCC)が、位置情報(AIS)が消えてから48時間後に突如ホルムズ海峡の外に現れたと報道。原油190万バレル積載。茂木外務大臣は「通航料は支払っていない」と明言。AIS停止・航路偽装・オマーン沖での待機といったリスク回避行動が広がりつつあり、ADNOC運航のLNG船「Mraweh」も先月の「Mubaraz」に続きAIS停止状態で通過確認。「完全封鎖ではない」が「正常運航でもない」グレーゾーンが常態化している。
アジアのLNG価格はホルムズ海峡封鎖による供給停滞懸念から40%超の急騰を記録。LPG価格は前月比最大80%の急騰が報告されており、プラスチック・合成樹脂・化学繊維の製造原価に直撃。5月20日時点のナフサスポット価格は1,005ドル/MTで、3月中旬の1,100ドル前後からはやや調整するも依然高水準(大景化学)。
日本郵船・商船三井・川崎汽船の3社は3月2日の封鎖宣言直後からホルムズ通航を停止。非中東産ナフサ(米国・豪州等)への切替えが進むが、喜望峰回りでは輸送日数が通常比+14日、燃料コストは1.5倍に跳ね上がる。この輸送期間延長が在庫回転率の低下とキャッシュフロー圧迫を招き続けている。5月20日時点で為替159.05円/$と円安基調も継続。
住友化学は2026年3月10日、シンガポールで汎用樹脂のポリオレフィンを生産するTPCが災害などにより販売先への供給義務を免れる「フォースマジュール(不可抗力)」を9日に顧客に通知したと明らかにした。住友化学70%出資、カタール・エナジーと英シェルの合弁会社が30%出資。原料調達先企業がすでに不可抗力宣言をしており、原料調達が困難。5月後半時点でFM宣言は継続中。
IEAが公表した緊急石油市場レポートでは、2025年のホルムズ海峡経由輸送が石油製品換算で日量400万バレル超に上り、世界石化市場の約4分の1を占めることが明示された。ナフサで日量120万バレルが東アジアの石化コンビナートに向かっていた規模の供給が途絶し、中国・韓国・インドネシア・シンガポールの石化プラントが大幅な稼働率削減またはフォースマジュール(不可抗力条項)を宣言したと記録されている。
日本版――国産ナフサ125千円/KL超想定確定、5/18 JNC/JPP追加値上げで歴史的水準へ
日本ポリエチレン・日本ポリプロは2026年5月18日プレスリリースで「国産ナフサ価格は125千円/KL超の水準に上昇する事が見込まれる」として、5月25日納入分から追加値上げを実施することを発表(日経5/18配信)。これは4/25版予測の「5月予測115k+」を大きく上回る上振れ。プライムポリマーは4/21に追加+30円/kg以上を発表し5/1納入分から実施。旭化成建材はネオマフォーム等に5/7出荷分から概ね20%の特別調整金を上乗せ。三井化学・三菱ケミカル・旭化成3社は5/12に西日本エチレンJV出資比率を確定(三井45%・三菱45%・旭化成10%)。エチレン稼働率は3月68.6%と過去最低水準を記録、12基中6基減産・フル稼働3基のみ。
| 期間(2026年) | 国産ナフサ基準価格 | 前月比 | プラント稼働率 | 主な根拠・市場要因 |
|---|---|---|---|---|
| 1月(実績) | 70,000円/kL | — | 75% | 年始の需要低迷・安定推移 |
| 2月(実績) | 75,000円/kL | +5,000 | 83% | ホルムズ封鎖リスク台頭(2/28攻撃) |
| 3月(推定) | 85,000円/kL | +10,000 | 68.6% | 🔴 エチレン稼働率3月68.6%過去最低、12基中6基減産 |
| 3月末(確定値) | 110,000円/kL | +25,000 | — | 月次価格交渉妥結(過去最高) |
| 4月(実績推定) | 112,000円/kL | +2,000 | 68% | 旭化成PE 120円/kg値上げ断行。プライムポリマー4/21に追加+30円/kg発表(5/1納入分実施) |
| 5/20指標(実績) | 113,092円/kL | +1,092 | — | 🔴 大景化学指標。ナフサ$1,005/MT、為替159.05円/$。為替円安基調継続 |
| 5月下旬〜6月想定 | 125,000円+/KL | +12,000〜 | 65%以下 | 🔴 日本ポリエチレン・日本ポリプロ5/18プレスリリース想定。5/25納入分追加値上げ実施、6月以降の第3波値上げ可能性 |
| 6月〜(予測) | 125,000円+/KL継続 | 高止まり | 65%以下継続 | 🔵 【予測】三菱ケミカル鹿島5月定修突入(国内能力▲8%)、6月以降第3波値上げ警告(日本建材・住宅設備産業協会) |
日本ポリエチレン株式会社(社長:安田孝)は2026年5月18日付プレスリリースで、ポリエチレン全製品について2026年5月25日納入分より価格改定を実施することを発表。「今般の中東情勢緊迫化による原油価格の高止まり、更なるナフサ価格上昇により国産ナフサ価格は125千円/KL超の水準に上昇する事が見込まれている」と説明。「想定した国産ナフサ価格が大きく変動する場合は、改定幅の修正をお願いさせていただきます」と6月以降の追加改定可能性も示唆。
日本ポリプロ株式会社(社長:飯島要)は2026年5月18日付プレスリリースで、ポリプロピレンについて2026年5月25日納入分より価格改定を実施することを発表。「国産ナフサ価格は125千円/KL超の水準に上昇する事が見込まれている」と、JNCと同水準のナフサ想定を明示。4月実施分(+80円/kg以上)に続く第2弾の追加値上げで、累計値上げ幅は90〜165円/kg規模に達する見通し。
三井化学・三菱ケミカル・旭化成の3社は2026年5月12日付プレスリリースで、西日本エチレン製造設備統合の共同事業体出資比率を三井化学45%・三菱ケミカル45%・旭化成10%とすることを前提に統合検討を進めると発表。2030年度を目途にAMEC水島工場のエチレン製造設備を停止し、OPC(大阪石油化学)の設備へ集約。旭化成「Revolefin™」技術で2034年度3社共同のグリーン基礎化学品商用生産開始を目指す。
プライムポリマーは2026年4月21日、3月17日付で公表したPE・PPの価格改定について追加+30円/kg以上の改定を発表(5月1日納入分実施)。対象はHDPE、LLDPE、PP全製品。三井化学65%・出光興産35%出資の国内最大手ポリオレフィンメーカー。3月発表の+90円/kg以上と合わせ累計+120円/kg以上に到達。1ヶ月で2回の値上げという異例ペース。
旭化成工藤幸四郎社長は2026年4月15日、ナフサ調達は6月中旬〜下旬まで一定の見通しが立った一方、ポリエチレンやポリプロピレンなどの中間財については「価格転嫁はマスト」と述べた(石化協会長兼務)。翌4月16日、旭化成建材は断熱材「ネオマフォーム」などに2026年5月7日出荷分から概ね20%の特別調整金を上乗せすると公表。川中(基礎化学品)から川下(建材・住設)への連鎖波及の象徴的事例。
日経新聞「エチレン設備稼働率、3月68.6%で最低」報道によれば、エチレン稼働率は3月68.6%で過去最低水準を記録。国内12基中6基が減産体制・フル稼働3基のみ。三菱ケミカルG・三井化学・東ソーは6月分まで原料調達のめど、7月以降も中東外調達で稼働維持方針。石化協統計の2026年4月実績は本日5/21(木)掲載予定──さらなる悪化か維持か注目される。
2026年5月12日の第7回中東情勢関係閣僚会議で、高市総理がベトナム・豪州訪問報告。鈴木大臣マレーシア訪問成果として「肥料原料である尿素の安定供給の確約を得ると共に、ナフサ及び原油の安定供給についても積極的に取り組むことが確認された」と公表。サウジ・UAE・アンゴラ大臣外交も継続。5月1日以降の国家備蓄第2弾20日分の放出も継続実施中。
主要石化メーカー52社を起点に、国内製造業約15万社のうち4万6,741社(約30.4%)がナフサ関連製品の調達リスクに直面する可能性。化学工業67.2%、ゴム製品51.5%、紙加工品48.9%と広範囲に波及。96.6%の企業が「マイナス影響あり」と回答。集計可能25業種のうち23業種でナフサ依存度50%超。日用品包装・自動車・医療機器・建材まで影響が拡散。
5月後半深掘り――「GWの崖」を越え、想定どおり危機が顕在化したか
4/25版で予測した「GW明けの5月第2週以降が在庫底打ちの本番フェーズ」は、5月後半時点で想定どおり顕在化。日本ポリエチレン・日本ポリプロの5/18プレスリリースは「主原料価格の上昇を自助努力のみで吸収することは困難」と明言、5月25日納入分追加値上げを発動。三菱ケミカル鹿島は予定通り5月から定期修理に突入。一方で政府の代替調達努力(高市総理ベトナム・豪州、鈴木大臣マレーシア、国家備蓄第2弾放出20日分)が4-5月の急性危機を一定程度緩和──「破綻」は回避したが「高止まり」が確定した。
三菱ケミカル鹿島事業所のエチレン生産設備(年産能力48.5万トン・国内全体の8%)は、3月6日から減産体制に入り、予定通り5月から2か月間の定期修理に突入。減産下での在庫積み増しができなかったため、定修中の供給がさらに絞られている。5月後半は国内エチレン能力▲8%が顕在化した状態で稼働率推移を見守る局面。
東ソー四日市(三重県、年産49.3万t)は当初予定通り2026年4月25日に再稼働。3月17日に「再稼働の無期限延期」を発表していたが、非中東ナフサの確保が進み見通しが変化。6月中まで原料確保。京葉エチレン(住友化学・丸善石油化学合弁、年産69万t)も4月初旬に低負荷で再稼働しており、5月後半時点では大規模な追加減産・停止は回避されている。
経済産業省は石油備蓄法第31条に基づき、2026年5月1日以降約20日分の国家備蓄石油第2弾放出を実施。3月26日の第1弾(国家備蓄30日分+産油国共同備蓄6日分)に続く措置。累計放出は約65日分、国内需要の4カ月分相当を確保と高市首相は説明。ただしナフサ自体は備蓄対象外で民間在庫(約20日分)は薄氷運用が継続。
今回の危機は石化協・工藤会長(旭化成社長)の「26年は決断の年」発言を実証する形で進行。5月12日に西日本エチレンJV出資比率確定(三井45%・三菱45%・旭化成10%)。2030年度AMEC水島停止→OPC泉北集約のロードマップが具体化。2034年度Revolefin™による3社共同グリーン基礎化学品商用生産もスケジュール化され、危機を契機に長期構造改革が加速している。
日本建材・住宅設備産業協会は「5月が価格固定契約の最終ライン。6月以降は第3波の値上げが予測される」と警告(造改築2026/5)。実態としては:豆腐パックメーカーから1パックあたり1.6円の値上げ通知(中小メーカーで年間300万円規模の負担増)、一部プリンメーカーは容器調達困難で5月上旬からの販売休止を検討、卸業者はメーカー・問屋から10〜40%の値上げ通告を受けつつ消費離れを警戒して価格転嫁しづらい状況(actibook 2026/5)。
4/25版で警告した「GW明けの第二の崖」は5月後半時点で部分的に顕在化。①三菱ケミカル鹿島の定修突入は予定通り、②各社の継続減産も継続、③5/18の追加値上げ発動で価格面の崖は確実に到来。ただし政府の代替調達努力と石化各社の中東外調達拡大により「絶対的な供給途絶」は回避。Reutersは2026年3月の日本の鉱工業生産でPE生産27%減・PP生産15%減と報道──物量レベルでも深刻だが、川下への完全停止には至っていない。
5/21(本日) 石化協統計2026年4月実績掲載予定。68.6%(3月)からの動向確定
5/25〜 日本ポリエチレン・日本ポリプロ追加値上げ発動(国産ナフサ125千円/KL超想定)
5月末〜6月 三菱ケミカル鹿島 定修継続(国内エチレン能力▲8%継続)
6月以降 日本建材・住宅設備産業協会警告「第3波の値上げ」可能性
6月中 三井化学・三菱ケミカル・東ソーの原料調達めど期限
7月以降 各社 中東外調達(米国・中南米・アフリカ)への完全シフト局面へ
2030年度 AMEC水島停止→OPC泉北集約(西日本エチレンJV)
2034年度 Revolefin™による3社共同グリーン基礎化学品商用生産開始
結論:「5月後半検証」――4/25版予測の答え合わせと、これから半年の構造危機
4/25版で警告した「GW明け第二の崖」は、5月後半時点で①三菱ケミカル鹿島定修突入、②継続減産、③日本ポリエチレン・日本ポリプロ5/25追加値上げ実施で価格面では確実に到来。「破綻」は政府の代替調達と各社の中東外調達拡大で回避したが、「125千円超の高止まり」が確定した。
Bloomberg 5/18でタンカー19隻通過確認は4/25版の「3隻」から改善したものの、平時の14%水準で実質的な商業物流は機能不全継続。停戦は「米軍とイランの間の交戦停止」に過ぎず、商業通航再開とは別問題。Project Freedomは一時停止状態、約1,600隻が湾内立ち往生継続。
5/12発表の西日本エチレンJV出資確定(三井45%・三菱45%・旭化成10%)と2034年Revolefin™商用化計画により、急性危機への対応と並行して日本石化産業の長期構造改革が加速。「26年は決断の年」発言が現実化、危機を契機にした再編が確定路線へ。
- Bloomberg「イラン戦争下でもホルムズ海峡通航続く-進入タンカーは相次ぎ湾外へ」(2026年5月18日)🆕 5/21追加 ── イラン関連でない石油・LPG運搬船少なくとも19隻が海峡通過、紛争前湾内に入った約100隻はなお足止め継続。
- 日本ポリエチレン株式会社「ポリエチレンの価格改定について」(プレスリリース2026年5月18日)🆕 5/21追加 ── 2026年5月25日納入分よりPE全製品価格改定実施、国産ナフサ価格125千円/KL超水準を想定、社長:安田孝、本社:東京都千代田区。日経新聞2026/5/18配信。
- 日本ポリプロ株式会社「ポリプロピレンの価格改定について」(プレスリリース2026年5月18日)🆕 5/21追加 ── 2026年5月25日納入分よりPP価格改定実施、国産ナフサ価格125千円/KL超水準想定、社長:飯島要、本社:東京都千代田区。
- 三井化学株式会社「西日本におけるエチレン製造設備の統合に向けた共同事業体の出資比率について」(プレスリリース2026年5月12日)🆕 5/21追加 ── 三井化学45%・三菱ケミカル45%・旭化成10%の出資比率確定、2030年度AMEC水島停止→OPC泉北集約、2034年度3社共同Revolefin™グリーン基礎化学品商用生産開始予定。
- プライムポリマー「PE・PP追加価格改定について」(2026年4月21日発表、ゴムタイムス2026/4/22)🆕 5/21追加 ── 3月17日付公表のPE・PP価格改定について追加+30円/kg以上、2026年5月1日納入分から実施。対象はHDPE、LLDPE、PP全製品。
- 旭化成建材「ネオマフォーム等への特別調整金上乗せ」(2026年4月16日発表、スムタノ2026/5)🆕 5/21追加 ── 断熱材ネオマフォーム等に2026年5月7日出荷分から概ね20%の特別調整金を上乗せ。
- 旭化成 工藤幸四郎社長発言(2026年4月15日)🆕 5/21追加 ── ナフサ調達は6月中旬〜下旬まで一定の見通し、ポリエチレン・ポリプロピレンの中間財については「価格転嫁はマスト」。石化協会長兼務。
- 大景化学株式会社「ナフサ価格推移表」(2026年5月20日時点)🆕 5/21追加 ── ナフサ$1,005/MT、為替159.05円/$、国産ナフサ価格指標113,092円/kL(出典:財務省貿易統計)。
- 日本経済新聞「エチレン設備稼働率、3月68.6%で最低 原料調達の多様化で稼働継続」(2026年4月後半)🆕 5/21追加 ── エチレン稼働率3月68.6%過去最低、12基中6基減産、三菱ケミカル・三井化学・東ソーが6月分まで原料調達のめど、7月以降中東外調達で稼働維持方針。
- 石油化学工業協会工藤幸四郎会長(旭化成社長)発言(2026年3月24日)🆕 5/21追加 ── 「4月は維持できる」「5月の連休明けに(稼働を)つなげられるように各社努力している」。石化協統計2026年4月実績は2026年5月21日(木)掲載予定。
- テレビ朝日系ANN「位置情報消え48時間後、ENEOS超巨大タンカーがホルムズ海峡通過 原油190万バレル積載」(2026年5月)🆕 5/21追加 ── ENEOSグループのVLCCがAIS停止状態で48時間後に海峡外で再出現、茂木外務大臣「通航料は支払っていない」と明言。
- 首相官邸「中東情勢に関する関係閣僚会議(第7回)」(2026年5月12日)🆕 5/21追加 ── 高市総理ベトナム・豪州訪問報告、鈴木大臣マレーシア訪問成果(尿素・ナフサ・原油安定供給確約)、サウジ・UAE・アンゴラ大臣外交。
- global-scm.com「ホルムズ海峡危機:情勢と実務リスク」(2026年5月7日更新)🆕 5/21追加 ── CNNデータ約1,600隻・乗組員23,000人ペルシャ湾内立ち往生、Mandarin Shipping Tim Huxley会長コメント、5月分原油60%確保めど、AIS停止による迂回行動の常態化。
- 住友化学TPC(シンガポール)フォースマジュール宣言(2026年3月9日、日経2026/03/10)🆕 5/21追加 ── シンガポールでポリオレフィン生産するTPCがFM宣言、住友化学70%・カタール・エナジー+英シェル合弁30%出資。5月後半時点で継続中。
- ジュンツウネットニュース「経済産業省が国家備蓄石油約20日分の放出開始」(2026年5月13日)🆕 5/21追加 ── 石油備蓄法第31条に基づき2026年5月1日以降約20日分の国家備蓄石油第2弾放出を実施、累計約65日分の備蓄放出。
- 三協化学株式会社「国内のエチレン生産設備の状況とイラン情勢の影響【4/23日現在】」🆕 5/21追加 ── 三菱ケミカルG鹿島3/6、AMEC水島3/11、三井化学千葉・大阪3/10減産開始、東ソー4/25再稼働、京葉エチレン4月初旬低負荷再稼働。
- actibook.cloudcircus.jp「2026年『ナフサ不足』の影響と実態」(2026年5月)🆕 5/21追加 ── IEAホルムズ経由日量400万バレル超記録、ナフサ日量120万バレル供給途絶、東アジア石化稼働率削減・FM宣言、豆腐パック1.6円値上げ、プリン販売休止検討、卸業者10〜40%値上げ通告。
- 住むを楽しむ「スムタノ」「ナフサショックが住宅設備業界へ与える影響」(2026年5月)🆕 5/21追加 ── 旭化成社長4/15発言、旭化成建材ネオマフォーム+20%特別調整金(5/7出荷分〜)の整理。
- 造改築「ナフサショック完全解説2026 ─ 石油化学製品が住宅から消える日」(2026年5月)🆕 5/21追加 ── 5月からの国産ナフサ価格約2倍(125,103円/kL)、石油備蓄放出合計約65日分、日本建材・住宅設備産業協会「6月以降は第3波の値上げ」警告。
- Reuters2026年3月日本鉱工業生産報道🆕 5/21追加 ── 2026年3月の日本鉱工業生産でPE生産27%減・PP生産15%減、川中の供給摩擦が物量レベルで確認。
- 日本経済新聞「住友化学、シンガポールの汎用樹脂企業で不可抗力宣言 原料調達難で」(2026年3月10日)── 住友化学TPCがシンガポールで汎用樹脂ポリオレフィン生産のフォースマジュール(不可抗力)を9日に顧客通知。
- 日本経済新聞「旭化成、汎用樹脂のポリエチレンを3割超値上げ 中東影響で」(2026/03/31)── PE全製品(サンテックLD/HD/EVA、クレオレックス、サンファイン)を1kg 120円以上値上げ、市況ベースで3割超の引き上げに相当。
- 日本経済新聞「カネカなど、汎用樹脂で値上げ ホルムズ封鎖影響し原料エチレン減産」(2026/03/19)── 信越化学が3/16に塩ビ値上げ先行発表、カネカは塩ビ35円以上/kg、発泡ポリオレフィン150円/kgなど8製品群を4/1値上げ。
- 日本経済新聞「三井化学系、汎用樹脂値上げ ホルムズ封鎖で原料の市場価格高騰受け」(2026/03/17)── プライムポリマーPE・PP全品目1kg 90円以上値上げ、ウクライナ危機時(60円)を上回る水準。
- 日本経済新聞「東レ、樹脂や炭素繊維にサーチャージ制 原料高転嫁を最短1カ月で」(2026/03/27)/時事通信「東レ、樹脂製品などにサーチャージ」── 樹脂・炭素繊維・衣料向け繊維サーチャージ制を「暫定的な緊急措置」として導入。
- 化学工業日報「石化製品が相次ぎ値上げ ナフサ混乱、誘導品に波及」(2026/03/18)── 2月末1トン当たり600ドル台後半→2週間余りで1,100ドル前後、4〜6月の国産ナフサ基準価格は過去最高額を大幅に更新する10万円超に届く勢い。
- 帝国データバンク「ナフサ関連製品 サプライチェーン動向分析調査」(2026年4月17日)── 全国製造業約15万社のうちナフサ関連商流に該当4万6,741社(約3割)、化学工業67.2%・ゴム製品51.5%・紙加工品48.9%、96.6%の企業が「マイナス影響あり」と回答。
- JETRO「激動の中東情勢:中東各国への影響と展望」── ホルムズ海峡封鎖を受けた紅海ルート・パイプラインルートの代替分析、サウジ・UAE等の対応策。
- LOGISTICS TODAY「石化プラント減産、物流資材不足が4月迫る」(2026年3月9日)── 三菱ケミカル茨城・出光興産エチレン減産通知・住友化学TPC FM宣言の整理。
- OPOR株式会社「【中国化肥政策】リン酸肥料の輸出が2026年8月まで一時暫緩」(2025年12月17日)── 中国国家発展改革委員会の指導、MAP・DAP・過リン酸石灰・含リン複合肥料全般が対象。
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