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イラン情勢と養生テープ不足の現状把握【2026年7月版】|覚書崩壊とDIC・東洋スチレン・日本ポリエチレン7月連鎖値上げ
緊急レポート|建築・塗装現場の生命線

イラン情勢と養生テープ不足の
現状把握

覚書崩壊局面、粘着剤・基材PEの7月連鎖値上げが直撃するメーカー別供給管理体制【2026年7月版】

初版: 最終更新:
▼ 結論(2026年7月版)

2026年7月、養生テープは国産+40%以上・輸入PB品+60%以上・全国的アロケーションが定着。DIC・東洋スチレン(+19円/kg以上)・日本ポリエチレン(+9円/kg以上)が7月納入分で連鎖値上げに突入し、7月7〜9日の米イラン相互攻撃でイスラマバード覚書が事実上崩壊。6月のナフサ軟化が反転する再上昇局面に入り、主要ネット卸で受注停止表示が定着した。

現場から消えた「当たり前」の資材と、崩れる停戦

2026年4月1日、日本の建築現場や物流倉庫で、1巻の「養生テープ」がこれほどまでに重みを増した日はかつてない。ネット販売では「在庫切れ」の表示が並び、実勢価格は前年比で40%〜60%以上も跳ね上がった。

本レポートは初版から2026年6月版まで随時アップデートを続けてきたが、2026年7月の局面は「危機の再燃」段階に入っている。6月17日にトランプ大統領とペゼシュキアン大統領が遠隔署名した「イスラマバード覚書」により、いったんはナフサ市況の下落と停戦ムードが広がった。ところが7月7〜9日、ホルムズ海峡での商船攻撃を受け米中央軍がイラン軍事施設80ヶ所以上に報復攻撃、イランはバーレーン・クウェートの米軍基地にミサイル・ドローンで応戦、トランプ大統領は「停戦合意は終わりだ」と発言した。

この危機の本質は、単なる原油高ではない。イラン情勢の緊迫化が、中東のナフサ供給、欧州の高度な化学技術、そして物流網という、世界を繋ぐサプライチェーンを根底から揺さぶっているのだ。本記事の上流である石油化学全体の構造は2026年ナフサ・クライシス総論で、姉妹品目の動向は梱包用・包装用テープ供給不足マスキングテープ供給危機で詳述している。

+40%
国産標準品(50mm×25m)の価格上昇
2025年中期 250〜300円 → 2026年7月 350〜450円
+60%
輸入品・PB品の価格上昇
2025年中期 150〜200円 → 2026年7月 280〜350円
125,103円/㎘
国産ナフサ基準価格(4〜6月期・過去最高更新見込み)
日本ポリエチレン公式発表 2026年5月18日
20日
国内ナフサ民間在庫(日数換算)
原油国家備蓄254日分との制度的格差

国産と輸入品の二極化構造とその限界

日本の養生テープ市場は、長らく「高品質な国産」と「低価格な輸入品」でバランスを保ってきた。しかし、現在の国際情勢はその両輪を同時に破壊している。

1.1 市場の構成

国産(約60〜70%)

主要メーカー:ダイヤテックス、寺岡製作所、日東電工、古藤工業など。
特徴:粘着剤の残留が少なく、手切れ性が高い。日本の建築・塗装現場のデファクトスタンダード。

輸入品(約30〜40%)

主な原産国:中国、ベトナム、タイ。
特徴:ホームセンターのプライベートブランド(PB)や100円均一ショップ向けの安価な製品。

1.2 輸入品を襲う「物理的断絶」

原材料調達サプライチェーンに起因する深刻な遅延

紅海情勢の悪化により、原材料の輸送ルートが喜望峰経由へ変更された。これにより輸入リードタイムは従来の1ヶ月から3ヶ月以上へと長期化。この遅延を国産品で補おうとする需要の集中が、国内の在庫を急速に枯渇させている。中東インフラの物理的被害状況については中東エネルギーインフラの崩壊と「失われる5年間」を参照。

異常事態 ―― 価格推移と決定的なエビデンス

2026年に入り、石油化学製品の価格はこれまでの常識を覆す上昇を見せている。

2.1 養生テープ価格比較表

項目 以前(2025年中期) 現在(2026年7月) 上昇率
国産標準品 (50mm×25m) 約250円〜300円 約350円〜450円 +40%以上
輸入品/PB品 約150円〜200円 約280円〜350円 +60%以上

2.2 コストプッシュの正体 ―― 3月の決定打

DICの値上げ発表が決定打に

2026年3月24日、粘着剤原料(スチレン系)の「1kgあたり100円以上の値上げ」が発表されたことが決定打となった。静岡県の塗装業者などの報告によれば、シンナー等の副資材が75%高騰する中、養生テープも同様の急カーブで値上がりしており、現場の利益を激しく圧迫している。シンナー高騰の構造的要因はシンナー目詰まりの真実を参照されたい。

2026年7月版 追記

DIC第2波値上げ6月1日納入分で正式実施、三菱ケミカルのアクリル系2度目値上げも継続

3月の+100円/kg値上げに続き、DICは5月28日付公式ニュースリリースでスチレン系の第2波値上げを2026年6月1日納入分より正式実施。ディックスチレンGPPS・ハイブランチが20円/kg以上、ディックスチレンHIPS・エラスチレンが30円/kg以上の追加値上げとなった(DIC株式会社2026年5月28日付公式ニュース)。同時に三菱ケミカルも5月15日発表で主力アクリル樹脂PMMAとMMAモノマー・メタクリル酸(MAA)・メタクリル酸エステル類について3月以降2度目の値上げを継続実施(日本経済新聞報道)。同社のアクリル系粘着剤『コーポニール』は各種テープ・両面テープ・ラベルに広く使われており、ゴム系(スチレン)・アクリル系の両粘着剤コストが同時に上昇する事態となっている。

2.3 国産ナフサ過去最高更新と「ワニの口」現象

養生テープ基材ポリエチレンの原料・国産ナフサ価格は、2026年4〜6月期に125,103円/㎘超へ達し過去最高更新が確実視されている(日本ポリエチレン公式発表 2026年5月18日)。日本経済新聞(2026年5月30日)は、ガソリン109.8とナフサ128.3の価格逆転現象「ワニの口」を報じ、ナフサがガソリンより高値で取引される異常事態が継続していることを示した。同期間、ポリエチレン関連でも旭化成(4月1日出荷分よりPE全品+120円/kg)・日本ポリエチレン(5月25日納入分)・積水化学(6月1日出荷分よりPE関連10%以上)と連鎖値上げが続いており、養生テープ基材のコスト上昇は止まっていない。

知られざる「欧州依存」と「中東ナフサ」の制約

養生テープ供給が止まる背景には、二つの上流工程の制約がある。

3.1 粘着性能を左右する「欧州産ケミカル」

「糊残りせず、しっかり付く」機能の中核を担う特殊モノマーや架橋剤は、ドイツのヘンケルやBASFといった欧州メーカーに依存している。これらが喜望峰ルートによる物流遅延で日本に届かず、国内メーカーの減産を招いている。ジェトロ「紅海・スエズ運河における通航量は大きな変動なし、喜望峰ルート迂回が継続」(2026年3月13日付ビジネス短信)はIMF PortWatchデータでもこの継続を確認しており、7月時点でも喜望峰迂回が続いている。

3.2 ナフサ在庫「20日分」の衝撃

基材となるポリエチレンの原料「ナフサ」は、国内在庫がわずか20日分程度しかない。中東産原油からの精製という上流工程の制約が、末端の養生テープにまで波及しているのが現在のリアルな構図である。「4ヶ月分確保済み」という政府発表の数字に隠れた構造的問題はナフサ備蓄4ヶ月の陰で進む石化産業の構造的敗北で詳述している。

主要メーカー別の対応実態とエビデンス

現在、国内の主要メーカーは「価格転嫁」だけでなく、物理的な在庫枯渇を防ぐための「供給管理」へ舵を切っています。

4.1
ダイヤテックス(パイオランテープ) 国内トップシェアブランド/最も厳しい供給管理下

国内トップシェアを誇るパイオランブランドを展開する同社は、最も厳しい供給管理下にある。

対応
2026年4月1日出荷分より、製品価格の20〜30%引き上げを実施。 確定 アロケーション継続 7月版追記
エビデンス
代理店向け通知において、基材であるポリエチレンクロスの原料高騰に加え、粘着剤成分の欧州調達遅延を理由とした「アロケーション(割当供給)」を継続。新規大口発注に対する回答停止措置を維持している。
7月続報
2026年6月9日付で卸経由の追加価格改定を実施(ベストパーツ社等が「価格改定のお知らせ【ダイヤテックス パイオラン養生テープ】」として通知)。年初比の値上げ累積幅は4月+20〜30%+6月分追加で+50%超の水準に到達。主要ネット卸売(梱包ドットコム等)の商品ページでは、パイオラン養生テープY-09-CL 25mm×25m 60巻入で「新規案件不可 お取引制限中」の表記が7月時点でも継続。7月の粘着剤・PE原料連鎖値上げ(第2章参照)と覚書崩壊局面を受け、第3波値上げの可能性も業界内で警戒されている。
4.2
寺岡製作所(P-カットテープ) 建築・塗装現場の定番/4月1日付で大幅な価格体系変更

建築・塗装現場の定番である同社も、4月1日付で大幅な価格体系の変更を行った。

対応
粘着剤原料(アクリル系・スチレン系)の異常な高騰を背景に、想定を上回る価格転嫁を断行。 確定 7月版追記
エビデンス
4月1日時点の公式卸値ベースで1巻あたり100円以上の値上げ。流通段階では「欠品リスク」を考慮した注文制限が敷かれており、特に「若葉色」などの定番色において入荷待ちが散発している。
7月続報
主要ネット卸売の P-カットテープ No.4140 50mm×25m 30巻入で「新規案件不可 お取引制限中 納品日未定」表記が継続。粘着剤原料の二本柱であるアクリル系(三菱ケミカル・コーポニール系)とスチレン系(DIC・東洋スチレン系/第2章参照)が7月に相次いで値上げに突入したことで、卸値の再改定リスクが現実化する段階に入った。
4.3
萩原工業 ポリエチレン加工最大手/海外拠点の物流問題が直撃

ポリエチレン加工の最大手である同社は、海外拠点の物流問題による影響を色濃く受けている。

対応
2026年4月より、製品価格を20〜30%値上げ確定 出荷制限 7月版追記
エビデンス
3月30日の発表によれば、東南アジア等の海外生産拠点からのコンテナ遅延が深刻化。国内在庫の急減を背景に、既存顧客優先の出荷体制(実質的な出荷制限)を強化している。
7月続報
紅海・喜望峰ルート迂回継続で東南アジア拠点からの海上輸送リードタイムは引き続き長期化(ジェトロ2026年3月レポート以降、IMF PortWatch通航データでも喜望峰経由が継続)。7月7〜9日の米イラン相互攻撃でホルムズ海峡は再び「管理型不安定通航」に戻り、7月上旬にはオマーン側航路を通っていた少なくとも8隻の船舶がUターン、うち4隻がイラン側航路に変更(Bloomberg 2026年7月4日)。商船三井社長も「紅海航路の再開可否判断は2026年中」と発言しており、出荷制限解除の見通しは立っていない。
4.4
日東電工(養生用PEテープ等) 主要カタログ価格を一斉改定/約1割弱の引き上げ
対応
2026年4月1日より、オレンジブック(トラスコ中山等)を含む主要カタログ価格を改定。 確定 7月版追記
エビデンス
養生用PEテープ(No.395等)において、メーカー希望小売価格が810円→870円(税抜)等、約1割弱の引き上げが確認されている。同社は「石油化学製品全般のコスト増」を理由に挙げており、供給安定を優先するための措置としている。
7月続報
日東電工ベースマテリアル(Nittoグループ)はゴム系粘着剤タイプのOPPテープを複数ラインナップしており、7月の粘着剤系(DIC・東洋スチレン)と基材PE系(日本ポリエチレン)の同時値上げ(第2章参照)が同社養生用テープにも原価圧迫として直接波及。両面同時の原料高で再改定の可能性が業界内で強く意識される段階に入った。
4.5
光洋化学(カットエース等) 他社に先駆けてアロケーション導入/4月1日より新価格体系
対応
他社に先駆けてアロケーションを導入していたが、4月1日より新価格体系へ移行。 確定 バラ売り制限 7月版追記
エビデンス
ネット通販等での「バラ売り制限」を強化。ケース単位での発注についても「納期要相談(事実上の未定)」とする対応が続いており、原料調達の不透明さが浮き彫りとなっている。
7月続報
カットエース等のラインナップは「バラ売り制限・ケース納期要相談」のアロケーション体制を7月時点でも維持。粘着剤・PE原料の三重連鎖値上げ(第2章参照)に加え、覚書崩壊で追加改定が予想される局面に入っている。

追記:流通現場での共通対応

各社に共通しているのは、単に「高くなった」だけでなく、「選別出荷」が行われている点です。

  1. 新規取引の停止:原料不足を背景に、既存の契約ユーザーへの供給を優先し、新規の大口引き合いについては「原料の見通しが立つまで見合わせ」とするメーカーが相次いでいます。
  2. リードタイムの延長告知:従来は「翌日出荷」が当たり前だった定番品においても、「納期:約2週間〜1ヶ月(要確認)」といった断り書きが7月時点でも一般化しています。
2026年7月の市場観測

7月時点で、主要なネット卸売サイトでは「パイオラン」「P-カット」といった主要ブランドの「在庫切れ」「新規案件不可」「お取引制限中」表示が引き続き連鎖しており、実質的にメーカーの出荷制限が末端ユーザーまで波及した「目詰まり」状態にあることが引き続きエビデンスとして確認されています。加えて7月連鎖値上げ(DIC 6月1日確定・東洋スチレン 7月1日・日本ポリエチレン 7月1日)と覚書崩壊で「価格軟化トレンド」自体が反転し始めています。

ウェブ通販サイト横断調査 ―― 実勢価格・納期・供給制限のリアルタイム実態

公式プレスリリースや業界紙の引用に加え、2026年7月時点で9つの主要ウェブ通販サイト(モノタロウ/アスクル/ヨドバシ.com/オレンジブック.Com/梱包ドットコム/産業資材ドットコム/コメリ/楽天市場/Amazon)を横断的に調査した結果、流通最前線では「在庫表示」「納期表示」「注文制限表示」のリアル文言として今回の危機が引き続き見える形で現れている。本章では、主要5メーカーの代表定番品が、どの通販サイトでどう表示されているかを一次情報として整理する(表中の価格・表示は2026年6月時点の観測を7月時点で再確認したもの。継続項目については7月時点でも同表示が確認されている)。

5.1 サイト横断比較表 ―― 主要5社の代表品の表示状況

各通販サイトを2026年6月〜7月時点で確認した結果は以下の通りである。同一品番でもサイトによって価格・在庫表示が大きく異なり、流通段階での目詰まりが視覚的に確認できる。

メーカー/品番 サイト 価格表示 在庫・納期表示 ステータス
ダイヤテックス
パイオラン
Y-09-CL

50mm×25m
(クリア)
オレンジブック.Com
(トラスコ中山)
「一時受注停止」
「在庫限り」表示
受注停止
ヨドバシ.com ¥328
(過去掲載価格)
「予定数の販売を終了しました」 販売終了
梱包ドットコム ¥8,448/CS
(30巻入・単価¥281.6)
「新規案件不可
お取引制限中」
アロケーション
モノタロウ ¥3,518/1巻
(税抜¥3,198)
カタログ掲載/
当日出荷可
価格急騰
楽天市場 ¥590〜¥1,594
(販売店ごと大幅差)
取り寄せ/
3〜5日で出荷
価格バラつき
寺岡製作所
P-カットテープ
No.4140

50mm×25m
(透明/若葉)
オレンジブック.Com 透明 税抜¥473
若葉 税抜¥398
「欠品中」
(在庫数表示146巻)
欠品中
梱包ドットコム ¥8,514〜9,834/CS
(30巻入・単価¥283.8)
「新規案件不可
お取引制限中
納品日未定」
納品日未定
アスクル ¥405/1巻 翌日お届け可
(5巻セット¥1,940)
在庫あり
モノタロウ ¥186〜(税抜) 当日出荷可 在庫あり
日東電工
No.395N

50mm×25m
(さくら色)
アスクル
(30巻箱)
「アスクルでお取り扱いを
一時停止、または終了」
取扱停止
アスクル
(1巻)
¥400/1巻 翌日お届け可 在庫あり
ソニテック ¥7,200/CS
(30巻入・税抜)
会員価格表示 在庫あり
萩原工業
ターピー

養生クロステープ
50mm×25m
コメリ ¥268(税込) 「マイストア在庫:0」 店頭在庫切れ
アスクル
(タテヨコ手切れ)
¥481/1巻
(税抜¥438)
直送品 出荷可
光洋化学
カットエースFG

50mm×25m
(グリーン)
アスクル ¥339/1巻 当日お届け可 在庫あり
モノタロウ ¥339〜(税込¥373〜) 当日出荷 在庫あり

5.2 流通最前線の公式アナウンス ―― 通販サイトが直接発信するエビデンス

特に注目すべきは、通販サイト自身が運営面の都合として公式アナウンスを掲載している点である。これは「メーカー発表は知っているが、エンドユーザーは買えるのか」という購買担当者の本質的な疑問に直接答える、流通段階で発信された一次情報である。以下の4件はいずれも2026年7月時点でも該当ページ上で表示が継続していることを確認した。

梱包ドットコム 公式アナウンス(2026年7月時点でも継続表示)

中東情勢の影響により、以下製品の新規ご注文受付を一時停止しております。対象外製品にも制限が及ぶ可能性があり、既存のお取引先様からのご注文でも納期回答・出荷に大幅な遅延が発生しております。さらに、原材料価格の上昇が見込まれ、調達環境は一層不透明な状況です。そのため、やむを得ず急な価格改定をお願いする場合がございます。

主な対象製品:ストレッチフィルム/PPバンド/OPPテープ/ミラマット/ミナフォーム/ミナパック/エアキャップ/キャプロン/プチプチ/エコハーモニー/エアセルマット/ポリフィルム/ポリシート/オークラフィルム/ハイポリ/全テープ類 ほか
オレンジブック.Com(トラスコ中山)

パイオラン 【一時受注停止】 塗装・建築養生用テープ 50mmx25m クリア/[在庫限り]パイオラン 【一時受注停止】

対象品番:Y09CL50MM(パイオラン Y-09-CL クリア 50mm×25m)
ヨドバシ.com

パイオラン テープ 塗装・建築養生用テープ クリア/半透明 50mm×25m バイオマスプラスチック配合 日本製 Y09CL 50MM / 「予定数の販売を終了しました」

対象品番:Y09CL 50MM(過去掲載価格 ¥328)
アスクル(日東電工 No.395N 30巻箱)

アスクルでお取り扱いを一時停止、または終了した商品です。商品詳細画面にて、販売停止理由や代替品情報などを表示している場合がございます。」

対象品番:No.395N さくら色 50mm×25m 30巻入1箱(お申込番号:954468)

5.3 サイト横断調査から読み取れる3つの現実

  1. 「ケース単位」と「1巻単位」では入手難易度が桁違い:30巻入のケース単位では「新規案件不可」「お取引制限中」「納品日未定」表示が定着している一方、1巻単位の小口販売では翌日出荷可のサイトも存在する。業務需要(ケース単位調達)が引き続き直撃されている構図が一次データで確認できる。
  2. 「公式定価」と「実勢価格」の二極化が進行:同じパイオラン Y-09-CL 50mm×25mでも、モノタロウは¥3,518/1巻(税抜¥3,198)の高値表示、梱包ドットコムは単価¥281.6/巻、楽天は¥590〜¥1,594と販売店ごとに価格が大きく変動。同一品番で2〜5倍以上の価格差が発生している。
  3. 大手通販プラットフォームから「定番品が消える」現象:ヨドバシ.com「予定数の販売を終了しました」、オレンジブック.Com「一時受注停止/在庫限り」、アスクル「お取り扱いを一時停止、または終了」と、業界の大手通販プラットフォームから定番品の取り扱いが消えていく状況が7月時点でも進行中。代替品への誘導が引き続き増加している。
調達担当者が今すぐ取れるアクション

本章の通販サイト横断データは、社内・取引先向けの調達会議の資料として直接活用可能である。「メーカー発表値上げ」だけでなく「実際に主要通販サイトで購入できない・価格が跳ね上がっている」という事実を、複数サイトの一次情報で示すことで、施主・元請への価格転嫁交渉が説得力を持つ。当社(プラスチックパレット株式会社、千葉県我孫子市・全国対応)でも、相見積もりや代替調達ルートのご相談を随時承っております。

今後の予測 ―― 戦略的調達への転換

今回の危機は、単なる一時的な品不足ではない。エネルギー構造と地政学リスクが絡み合った構造的変化である。建材全般への波及は建材有事、シーリング材・接着剤の動向は2026年シーリングショックを参照。

01
「安価な消耗品」時代の終焉
安定確保のためには、適正な価格転嫁と在庫の戦略的な積み増しが不可欠となる。発注フローと利益率設計を、2025年以前を前提としない形で再構築すべきタイミング。
02
サプライチェーンの多角化
特定の地域(中東・欧州)に依存しない原料構成や、リサイクル素材の活用など、新たな供給網の構築が業界全体に求められている。
03
エビデンスベースの価格交渉
DIC 6月1日値上げ実施+東洋スチレン 7月1日+19円/kg以上+日本ポリエチレン 7月1日+9円/kg以上を公式エビデンスとして施主に提示。価格転嫁と納期延期の合意を早期に取り付ける現場対応力が利益率を守る鍵。

ナフサ急落でも養生テープ価格が下がらない4つの構造的要因

2026年6月、アジアナフサスポット価格は5月16日の1,043ドル/MTから6月25日には627ドル/MT(衝突前を下回る水準)まで急落し、7月上旬も低位で推移した。背景にはUAEのアブダビ国営石油(ADNOC)がオマーン経由ルートでナフサ輸出を再開した供給ルートの部分復活がある(ロイター 2026年6月3日)。しかし、この海外スポット価格の下落は、現場の養生テープ販売価格にはほとんど反映されない。理由は次の4つに整理できる。

7.1 国産ナフサ価格スライド制のラグ ―― 4〜6月期は過去最高更新見込み

日本ポリエチレン公式発表(2026年5月18日)

日本ポリエチレンは2026年5月25日納入分よりポリエチレン全製品の価格改定を発表。その値上げ理由として、「中東情勢緊迫化による原油価格の高止まり、更なるナフサ価格上昇により、国産ナフサ価格は125千円/KL超の水準に上昇する事が見込まれております」と公式に明記している。基準価格は数ヶ月遅れで反映される仕組みのため、足元のアジアスポット急落が国内基準価格・養生テープ販売価格に反映されるのは早くて2026年秋以降となる。加えて日本ポリエチレンは6月8日、7月1日納入分よりポリエチレン全製品を+9円/kg以上追加値上げすると発表しており、基材PEコストは7月以降さらに上がる。

7.2 粘着剤原料の連鎖値上げが基材コストを相殺

ナフサが下がっても、養生テープのもう一つの中核コストである粘着剤原料は逆方向に動いている。DICは5月28日付公式ニュースリリースで6月1日納入分よりスチレン系の第2波値上げを正式実施(GPPS・ハイブランチ+20円/kg以上、HIPS・エラスチレン+30円/kg以上)。追随して東洋スチレンが2026年7月1日納入分から全グレード+19円/kg以上の値上げを発表(2026年7月2日/日刊ケミカルニュース)。三菱ケミカルも5月15日にアクリル系モノマー(PMMA・MMA・MAA・MAエステル)を3月以降2度目の値上げを発表。粘着剤コストは基材コストの下落を打ち消す方向で上昇し続けており、テープ製品全体の販売価格を下げる余地はない。

7.3 紅海・喜望峰ルート迂回が継続 ―― 欧州特殊モノマーは届かない

ジェトロ「紅海・スエズ運河における通航量は大きな変動なし、喜望峰ルート迂回が継続」(2026年3月13日付ビジネス短信)が示すとおり、IMFのPortWatchデータでも喜望峰経由が7月時点でも継続している。商船三井社長も「紅海航路の再開可否判断は2026年中」と発言(日本経済新聞報道)。粘着性能を左右する欧州産特殊モノマー・架橋剤(独BASF・ヘンケル系)の物流遅延は2026年下半期まで続く見通しで、メーカーの減産・アロケーション体制も解除されない。

7.4 グンゼOPPフィルム連鎖値上げが示す「価格転嫁圧力の持続」

グンゼ 4月・6月・7月と3段階の値上げが継続

グンゼは2026年5月28日発表で6月22日出荷分より包装用OPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルムを1連あたり500円(20μm換算・9%程度)追加値上げを実施(日本経済新聞2026年5月28日報道)。さらに6月8日発表で包装用ナイロンフィルム「ヘプタックス」を6月26日出荷分から+500円/連、ラベル用収縮フィルム「ファンシーラップ」「GEOPLAS」を7月1日出荷分からハイブリッドスチレン+14円/kg・PET+47円/kg・オレフィン+50円/kgと3段階目の追加値上げを発表(グンゼ2026年6月8日公式リリース)。4月・6月・7月と3段階連続で値上げが続いている構造は、養生テープ業界にも「価格転嫁圧力の持続」として直接波及している。

関連する波及構造は2026年5月1日値上げの建設・物流・包装資材30社一覧、および2026年6月1日値上げ製品主要30品目一覧でも詳述している。

イスラマバード覚書の崩壊と養生テープ調達への再上昇リスク

2026年6月17日、トランプ大統領とペゼシュキアン大統領はイスラマバード覚書に遠隔署名し、60日間の無償通航期間・機雷除去・海峡管理協議を含む14項目の暫定枠組みが発効した。ホルムズ海峡の通航は「30日以内に戦前規模へ回復」する予定だった。しかし7月に入り、この枠組みは実質的に崩れつつある。ここまで進んでいた「価格軟化+現物逼迫」の二重構造が、「価格再上昇+現物逼迫」に転じるリスクが高まった。

8.1 7月の時系列 ―― 覚書崩壊への道筋

2026年6月17日
イスラマバード覚書14項目に米イラン両首脳が遠隔署名。60日間の無償通航期間と機雷除去(30日以内完了)を規定。JMICは翌6月18日、周辺海域の脅威水準をMODERATEへ引き下げ。
2026年6月25日・27日
ホルムズ海峡通航中の商船が攻撃を受ける(覚書署名後初)。JMICは脅威水準をSUBSTANTIALへ再引き上げ。イスラマバード覚書の履行に疑問符。
2026年7月3〜4日
オマーン側航路を通っていた少なくとも8隻の商船がUターン、うち4隻がイラン指定航路(北ルート)に変更(Bloomberg 2026年7月4日)。イラン軍統合司令部が「海峡管理はイランに委ねられている」と改めて主張。
2026年7月7日
米中央軍がイラン軍事施設80ヶ所以上に報復攻撃を実施。米財務省はイラン産原油輸出許可(覚書に基づく制裁緩和)を取り消し。イランは「重大な覚書違反」と非難声明を発表。
2026年7月8日
アンカラでのNATO首脳会談記者会見で、トランプ大統領が「停戦合意は終わりだ」と発言。イランはバーレーン・クウェートの米軍基地にミサイル・ドローンで報復、米国のMQ-9「リーパー」無人偵察機を撃墜。ガリバフ国会議長はX上で「攻撃すれば、反撃されるのだ」と投稿。
2026年7月9日
ホルムズ海峡通航は再び「管理型不安定通航」状態に戻る。ドーハで予定されていた次回米イラン協議の日程にも遅れが生じる。

8.2 「価格軟化」の反転可能性 ―― 上流市況への影響

6月〜7月上旬のナフサ・PE価格軟化トレンド

アジアナフサ市況は3月ピーク$1,300/tから6月25日$627/tまで急落し、衝突前水準($632/t)を一時下回った。中国LLDPE先物も6月25日CNY 6,873/t、7月2日CNY 6,789/tと下落を継続。ICIS(2026年6月24日)は「東南アジアPE輸入価格が近週にわたって下落傾向」と報じ、6月22日の米イラン60日ロードマップ発効を受けて原油・PE先物ともに軟化していた。しかし7月7日の米中央軍による対イラン軍事再攻撃と覚書の事実上崩壊で、この軟化トレンドは反転リスクに晒されている。8月中旬に到来する覚書60日期限(無償通航期間の終了)も同時に不確実要素として残る。

8.3 「価格軟化」でも養生テープ現場に恩恵が届かない理由

仮に覚書再修復でナフサ市況が下落を続けても、養生テープ現場に恩恵が届かない4つの構造要因は変わらない。

  1. フォーミュラ+プレミアム構造:日本のナフサ取引は市況スポットではなく長期契約のフォーミュラ価格(参照指標+プレミアム)で行われる。石油化学工業協会・工藤幸四郎会長(旭化成社長)は2026年5月21日の日経ビジネスで「中東外からのナフサ価格は通常時の約2倍」「この(高値の)レベルがある程度続くという前提でいるべきではないか」と発言。プレミアム部分の下方修正には強い抵抗がある。
  2. 海上輸送費・戦争保険料:中東外からの代替調達は輸送距離が長距離化。アフリカ・欧州産は喜望峰経由で輸送日数約14日増・燃料コスト約1.5倍、米国産は太平洋横断ルート。ホルムズ海峡周辺船舶への戦争保険料も高止まり継続で、7月上旬の再攻撃で保険料が再上昇するリスクが高い。
  3. 円安:2026年6月上旬は159円台で推移、ドル建て市況の下落を為替が相殺している。7月時点でも1ドル155〜160円台のレンジが継続し、市況下落の一部を相殺する構造は続く。
  4. 軽質ナフサ得率ミスマッチ:日本のクラッカーは中東産ナフサの組成前提で設計されており、代替産地(米国・アルジェリア・ペルー等)の軽質ナフサでは派生品(エチレン・プロピレン・BTX等)の構成比率が変化し、実質的な原料コストは市況ほど下がらない。

8.4 7月連鎖値上げの累積効果 ―― DIC・東洋スチレン・日本ポリエチレンの三位一体

7月1日を境に、養生テープの2大原料コスト(粘着剤原料・基材PE)が同時値上げに突入した。この構造は「価格軟化トレンド」が反転しなくても、養生テープメーカーの原価圧迫を継続させる強力な要因である。

発表企業 対象 改定幅 実施日 公式発表日
DIC ポリスチレン・スチレン系製品
(GPPS/ハイブランチ/HIPS/エラスチレン)
GPPS/ハイブランチ +20円/kg以上
HIPS/エラスチレン +30円/kg以上
2026年6月1日納入分 2026年5月28日
東洋スチレン ポリスチレン樹脂「トーヨースチロール」
(GP/HI/難燃/特殊 各グレード)
+19円/kg以上 2026年7月1日納入分 2026年7月2日
日本ポリエチレン ポリエチレン全製品 +9円/kg以上 2026年7月1日納入分 2026年6月8日
三菱ケミカル PMMA・MMAモノマー・メタクリル酸
(MAA)・メタクリル酸エステル類
3月以降2度目の値上げ 2026年6月納入分〜 2026年5月15日
グンゼ OPP・ナイロン・収縮フィルム
(ヘプタックス・GEOPLAS・ファンシーラップ)
OPP 9%程度(+500円/連)
ヘプタックス+500円/連
ハイブリッドスチレン+14円/kg等
2026年6月22日〜7月1日出荷分 2026年5月28日・6月8日
8月中旬の分岐点 ―― 覚書60日期限と養生テープ調達

覚書に定められた60日間の無償通航期間は8月中旬に期限を迎える。米財務省の対イラン制裁免除も8月21日に自動失効する予定である(同日以降は延長判断が必要)。7月7日の再攻撃で覚書履行はすでに疑問視されており、8月中旬に「無償通航の終了+通行料徴収の是非+覚書再交渉の進捗」が同時に焦点となる。この3要素の帰趨が、養生テープ調達の秋〜年末のシナリオを大きく左右する。調達担当者は「8月中旬までの早期発注」を戦略軸に据えることを推奨する

1巻のテープが語る世界情勢

中東の戦火、欧州の原料遅延、そして日本の現場での欠品。これらはすべて繋がっている。2026年7月、私たちは手元にある1巻の養生テープを通して、世界情勢という現実と改めて向き合わざるを得ない状況にある。

建材分野全体の影響は「建材有事」から「設備有事」への拡大でも報告しているとおり、住設機器・断熱材・塗料・シーリングまで広範な領域に同時多発的な供給制約が広がっている。1巻のテープが示すのは、消耗品レベルの調達でさえ「経済安全保障」の論点を含むようになったという、新しい現実である。

2026年7月版 結論

「危機の解消」ではなく「危機の再燃」フェーズへ

2026年7月、アジアナフサスポット価格は6月に4割超下落したものの、7月7〜9日の米イラン再攻撃とイスラマバード覚書の事実上崩壊により、下落トレンドの反転リスクが高まった。現場の養生テープ価格・供給状況は改善せず、①国産ナフサ価格スライド制のラグ、②DIC・東洋スチレン・日本ポリエチレンの7月連鎖値上げ、③紅海回避ルートの継続、④覚書崩壊による下方修正シナリオの後退 ―― この4要因が組み合わさり、危機は「解消」でも「構造化」でもなく、「再燃」のフェーズに入った。建築・物流現場では「安価な消耗品時代の終焉」を前提とした調達体制の再構築が、8月中旬の覚書60日期限に向けて引き続き急務である。

出典・エビデンス一覧
  • 経済産業省 2026年3月31日 記者会見要旨 ― ナフサ調達の代替先確保・在庫状況に関する政府発表
  • DIC株式会社 2026年3月24日付 粘着剤原料価格改定プレスリリース ― スチレン系粘着剤原料 +100円/kg以上の値上げ
  • ダイヤテックス株式会社 代理店向け通知(2026年4月1日出荷分〜)― パイオランテープ +20〜30%値上げ/アロケーション継続
  • 寺岡製作所 卸値改定通知(2026年4月1日付)― P-カットテープ +100円/巻以上の引き上げ
  • 萩原工業株式会社 2026年3月30日発表 ― 海外コンテナ遅延を背景とした出荷制限・20〜30%値上げ
  • 日東電工株式会社 主要カタログ価格改定(2026年4月1日〜)― 養生用PEテープ No.395 810円→870円(税抜)等
  • 光洋化学株式会社 アロケーション導入・価格改定(2026年4月1日〜)― バラ売り制限・ケース発注の納期要相談
  • 物流ウィークリー / 日刊建設工業新聞 2026年4月1日 供給状況報道
  • 日本海事新聞 2026年3月版 喜望峰ルート変更に伴う影響レポート ― 紅海回避による輸送期間1ヶ月→3ヶ月以上
  • 静岡県塗装業者 業界レポート(2026年3月) ― シンナー75%高騰と養生テープ価格連動の現場報告
  • DIC株式会社 公式ニュースリリース「ポリスチレン製品およびスチレン系製品の価格改定について」(2026年5月28日付)― 2026年6月1日納入分よりGPPS・ハイブランチ+20円/kg以上、HIPS・エラスチレン+30円/kg以上を正式実施
  • 三菱ケミカル 2026年5月15日発表(日本経済新聞報道)― PMMA・MMAモノマー・メタクリル酸(MAA)・メタクリル酸エステル類について3月以降2度目の値上げ
  • 日本ポリエチレン株式会社 プレスリリース(2026年5月18日発表 / 5月25日納入分〜)― 国産ナフサ価格125千円/KL超の水準上昇見込みを公式表明
  • ロイター「アジアのナフサ価格急落、ADNOCがオマーン経由で輸出再開」(2026年6月3日 / Mohi Narayan記者)― 5月16日1,043ドル/MT→6月3日767ドル/MT
  • ジェトロ ビジネス短信「紅海・スエズ運河における通航量は大きな変動なし、喜望峰ルート迂回が継続」(2026年3月13日付)― IMF PortWatchデータベース
  • 旭化成株式会社 2026年3月31日発表 ― ポリエチレン全製品4月1日出荷分から+120円/kg以上の値上げ
  • 積水化学工業株式会社 2026年4月2日発表 ― 塩化ビニル管・ポリエチレン管および関連製品の価格改定(5月7日出荷分〜)
  • 日本経済新聞(2026年5月30日)― ガソリン109.8・ナフサ128.3の価格逆転現象「ワニの口」報道
  • 日本経済新聞(2026年1月21日)― 商船三井社長「紅海航路の再開は2026年中に可否判断」発言報道
  • テイガク屋根修理 業界レポート(2026年6月3日更新)― 建材資材値上げと受注停止の影響(塗料・屋根材・シンナー・断熱材・ルーフィング)
  • 梱包ドットコム 商品ページ(2026年7月時点でも継続表示)― パイオランテープ・P-カットテープ「新規案件不可 お取引制限中 納品日未定」表示の継続
  • 【2026年7月版追加】ダイヤテックス株式会社 追加価格改定通知(2026年6月9日付・卸経由)― パイオラン養生テープ第2波値上げ
  • 【2026年7月版追加】グンゼ株式会社 プレスリリース(2026年5月28日発表)― 包装用OPPフィルム 6月22日出荷分より+500円/連(9%程度)の追加値上げ
  • 【2026年7月版追加】グンゼ株式会社 プレスリリース(2026年6月8日発表)― 包装用ナイロンフィルム「ヘプタックス」6月26日出荷分から+500円/連、ラベル用収縮フィルム「ファンシーラップ」「GEOPLAS」7月1日出荷分からハイブリッドスチレン+14円/kg・PET+47円/kg・オレフィン+50円/kg
  • 【2026年7月版追加】日本ポリエチレン株式会社 プレスリリース(2026年6月8日発表 / 7月1日納入分〜)― ポリエチレン全製品+9円/kg以上の追加値上げ
  • 【2026年7月版追加】東洋スチレン株式会社 プレスリリース(2026年7月2日 日刊ケミカルニュース報道)― ポリスチレン樹脂「トーヨースチロール」7月1日納入分から全グレード+19円/kg以上
  • 【2026年7月版追加】CNN.co.jp「米国、イランとの覚書14項目公表」(2026年6月17日)― イスラマバード覚書第4条(海上封鎖解除30日以内)・第5条(60日間無償通航)・第6条(3,000億ドル復興計画)
  • 【2026年7月版追加】Bloomberg「ホルムズ海峡に航行の自由は戻るのか、情勢がなお不安定な理由」(2026年7月5日 UTC)― 60日間の商業船舶通航料免除と通航増加、原油価格下落
  • 【2026年7月版追加】Bloomberg「ホルムズ海峡でタンカーのUターン相次ぐ、一部はイラン側航路に変更」(2026年7月4日)― オマーン側航路から少なくとも8隻の商船がUターン、うち4隻がイラン指定航路(北ルート)に変更
  • 【2026年7月版追加】ロイター「米軍がイラン攻撃、イランも報復 ガリバフ氏『重大な覚書違反』」(2026年7月8日)― 米中央軍によるイラン軍事施設80ヶ所以上への報復攻撃
  • 【2026年7月版追加】日本経済新聞「米イランが報復の応酬 覚書の署名後初、バーレーンやホルムズに攻撃」(2026年6月27日 / 7月アップデート版)― 覚書署名後初の攻撃応酬、バーレーン外務省による非難声明
  • 【2026年7月版追加】Global-scm.com「ホルムズ海峡危機:情勢と今後の見通し(2026年7月4日更新)」― 6月30日26件・7月1日39件と通航増加、危機前平均138隻/日には遠い水準/JMICの脅威水準SUBSTANTIALへ引き上げ
  • 【2026年7月版追加】ウィキペディア「2026年ホルムズ海峡危機」(2026年7月11日時点)― 7月8日の3隻攻撃・7月7日の米軍対イラン軍事再開・トランプ大統領「停戦合意は終わりだ」発言
  • 【2026年7月版追加】日刊ケミカルニュース「日本ポリエチレン ポリエチレンを値上げ」(2026年6月8日発表報道)― PE全製品 7月1日納入分から+9円/kg以上
  • 【2026年7月版追加】日刊ケミカルニュース「東洋スチレン ポリスチレン樹脂値上げ、原料価格が上昇」(2026年7月2日)― 7月1日納入分から全グレード+19円/kg以上、ナフサ・ベンゼン価格上昇を理由
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】梱包ドットコム 公式アナウンス(2026年7月時点でも継続表示)― 「中東情勢の影響により、新規ご注文受付を一時停止。既存お取引先様でも納期回答・出荷に大幅な遅延。対象:全テープ類 ほか」
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】オレンジブック.Com(トラスコ中山運営)― パイオラン Y-09-CL クリア 50mm×25m「【一時受注停止】在庫限り」表示、寺岡 P-カットテープ No.4140 50mm×25m「欠品中」表示継続
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】ヨドバシ.com ― パイオラン Y09CL 50MM「予定数の販売を終了しました」表示(過去掲載価格¥328)
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】アスクル ― 日東電工 養生テープ No.395N 床養生用 さくら色 50mm×25m巻 1箱(30巻入、お申込番号954468)「アスクルでお取り扱いを一時停止、または終了した商品」表示
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】モノタロウ ― パイオラン Y-09-CL 50mm×25m 1巻 税込¥3,518(税抜¥3,198)の高値表示/日東電工 No.395N さくら税込¥318〜・カットエース税込¥373〜
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】コメリドットコム ― 萩原工業 ターピー養生クロステープ 50mm×25m ¥268「マイストア在庫:0」表示
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】梱包ドットコム ― パイオラン Y-09-CL 50mm×25m 30巻入CS ¥8,448(単価¥281.6/巻)/寺岡 P-カットテープ No.4140 50mm×25m 30巻入CS ¥8,514〜9,834(単価¥283.8/巻)
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】楽天市場 ― パイオラン Y-09-CL 50mm×25m 販売店別表示価格 ¥590〜¥1,594(同一品番で約2.7倍の価格差)
  • 【2026年7月版追加|通販サイト横断調査】アスクル ― 寺岡製作所 P-カットテープ No.4140 50mm×25m 1巻 税込¥405、5巻セット税込¥1,940/光洋化学 カットエースFG 50mm×25m 1巻 税込¥339/萩原工業 ターピー タテヨコカットテープ TY001-5025TYG 50mm×25m 1巻 税込¥481
本記事に関する注意事項
  1. 本記事は2026年7月12日執筆時点の情報に基づいています。中東情勢・粘着剤/PE価格・ホルムズ通航・覚書履行状況は時々刻々変化するため、最新は各一次情報(メーカー公式リリース・政府発表・報道機関)でご確認ください。
  2. 本記事に記載した数値・企業名・製品名は公表資料時点のものであり、その後の改定・訂正・撤回により内容が変わる可能性があります。
  3. 本記事は原油・ナフサ・為替・原料樹脂価格・株価等に関する投資・取引判断を推奨するものではありません。取引・購買判断はご自身の責任と最新の一次資料に基づき行ってください。
  4. 報道機関の翻訳・要約経由の情報を含むため、原文(英語ソース含む)との完全一致を保証するものではありません。国際情勢に関する記述はニュアンスが原文と異なる場合があります。
  5. 本記事の引用・転載時は、出典URL(本ページURL)の明記をお願いいたします。無断転載・改変転載はお控えください。
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