センターマーク「+」付きリス目印パレット|パレットの数え間違い、差込口の見えにくさ、紛失をゼロにする3つの効果(JL-D4・1111F/F②/L②/L3)
岐阜プラスチック工業の「リス目印パレット」は、デッキ中央に視認性の高い「+」マークを設けた軽量タイプJLシリーズ。差込口の位置合わせ、段積み枚数のカウント、自社識別による紛失防止という、現場の3つの「困った」を1枚のパレットで解決します。
【結論】岐阜プラスチック工業「リス目印パレット」は、外寸1,100×1,100×150mm・動荷重1,000kg/静荷重4,000kgのJLシリーズに中央「+」マークを加えた4品番(JL-D4・1111F/F②/L②/L3)。「+」が①差込口の位置目印、②段積み枚数のカウント、③自社識別による紛失防止、の3つを実現し、棚卸し工数とヒヤリハットを削減します。
リス目印パレットとは|中央「+」が生む3つの効果
リス目印パレット(メジルシ仕様)は、岐阜プラスチック工業(リスのプラスチックグループ)が展開する軽量タイプJLシリーズに、デッキ中央に視認性の高い「+」マークを意匠として追加した派生モデルです。基本仕様はJLシリーズに準拠し、外寸1,100×1,100×150mm・片面四方差し・再生PP製・動荷重1,000kg(均等積み付け・荷崩れ防止対策時)/静荷重4,000kgで、フォークリフト・ハンドリフトに対応します。
「JL」は岐阜プラスチック工業の品番命名規則で「インジェクション成形・軽量タイプ」を意味し、リスパレットシリーズの中で効率的な物流・荷役を支える軽量設計の系統に位置づけられます。さらに「D」は片面使用型、「4」はフォーク差込口が4方向(4方差し)、続く「1111」は外寸1,100×1,100mmを表します。本記事で扱う4品番(F/F②/L②/L3)は、この基本骨格に「メジルシ」仕様(中央「+」マーク)をオプション追加した派生品番です。
ポイントは、装飾としてではなく「現場の3つの困った」に対して機能する目印として「+」を配置していること。同社グループの「HBサイドカラー」(側面に色付き材を成形し差込口の視認性を高めるシリーズ)と並ぶ、現場の作業性向上を狙った系統の製品といえます。再生PPを使用しているため、バージン材使用時と比較してCO2排出量の削減に貢献でき、スコープ3対応・サステナビリティ報告・グリーン調達方針との整合性も確保できます。
動画で見る|リス目印パレットの実際の見え方
岐阜プラスチック工業の公式チャンネルが公開している製品紹介動画では、実際の倉庫環境での「+」マークの視認性、段積み時の見え方、フォーク差し込み時のツメ合わせの容易さを映像で確認できます。導入検討の前に、現場の作業者目線でぜひご覧ください。
3つの効果を詳しく|なぜ「+」一つで作業が変わるのか
① 薄暗い倉庫でも差込口を一発で捉える
フォークリフト作業のヒヤリハット要因として、複数の業界レポートが共通して挙げているのが「視認性の低さ」です。中央労働災害防止協会の公表データでも倉庫業の労災件数は近年増加傾向にあり、薄暗い倉庫・夕方の作業帯ではパレット差込口の位置を確認する時間が増え、爪当て・差し損ない・パレット側面の破損につながりやすいことが知られています。
視認性向上の代表的なアプローチとしては、(a)パレット側面への色付き材成形(同社グループのHBサイドカラーシリーズ)、(b)反射テープや蓄光テープの後付け、(c)パレット本体への直接的なマーキング、の3系統があります。リス目印パレットは(c)の系統で、後付けではなく製造段階で「+」が組み込まれているため、剥がれ・汚れ・摩耗に強く、洗浄しても消えません。
② 段積み枚数のカウントを「見るだけ」に変える
棚卸し作業では、フォークリフトを使わず目視で段数を数える場面が頻発します。標準的なフラットパレットは側面のリブが連続して見えるため、5段以上積み上がると「6枚か7枚か」の判断が一瞬では下せないことが少なくありません。新人スタッフほどこの段差認識に不慣れで、数え間違いが在庫差異の原因になる例が報告されています。
中央「+」は各段に存在するため、見上げた瞬間に「+」を数えるだけで段数が確定します。月次棚卸し・四半期棚卸し・実地棚卸しの工数削減効果は、運用パレット枚数が多い倉庫ほど大きくなります。
③ 業界全体の課題「パレット流出・紛失」への対策
「+」の視覚効果に加え、自社専用色での成形、社名の刻印・印字、QRコード/ICタグの併用などを組み合わせることで、追跡性をさらに高められます。サプライチェーンの長距離化が進む中で、識別性は単なる利便性ではなく経営課題として認識されつつあります。
④ 再生PPによる環境価値(おまけの効用)
リス目印パレットは再生PP(リサイクル材)を使用しています。バージン材を使用した場合と比較してCO2排出量を抑制でき、企業のスコープ3排出量削減・サステナビリティ報告・グリーン調達方針との整合性を確保しやすくなります。岐阜プラスチック工業グループ全体では、自動車部品の回収品やリスコンテナーの再生利用、OBP(海洋流出予備プラスチック)配合パレットなど、サーキュラーエコノミー型の製品ラインを継続的に拡充しており、目印パレットも同じ系譜に位置づけられます。「現場の作業効率化」と「環境への配慮」を1枚で両立できる点が、企業の購買判断において見過ごせない付加価値となります。
製品ラインナップ|4品番の仕様一覧
動画内で紹介されている4品番の仕様を一覧化しました。すべて外寸1,100×1,100×150mm・片面四方差し・再生PP・動荷重1,000kg/静荷重4,000kg、平置き専用パレットです。重量別の違いは、内部構造のリブ密度や肉厚の最適化によるもので、用途・積載物・段積み段数に応じて選定します。
| 品番 | 外寸(mm) | 製品重量(自重) | 動荷重※1 | 静荷重 | 材質 | 型式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| JL-D4・1111F(メジルシ) | 1,100×1,100×150 | 13.5kg | 1,000kg | 4,000kg | 再生PP | 片面四方差し |
| JL-D4・1111F②(メジルシ) | 1,100×1,100×150 | 13.5kg | 1,000kg | 4,000kg | 再生PP | 片面四方差し |
| JL-D4・1111L②(メジルシ) | 1,100×1,100×150 | 9.9kg | 1,000kg | 4,000kg | 再生PP | 片面四方差し |
| JL-D4・1111L3(メジルシ) | 1,100×1,100×150 | 9.9kg | 1,000kg | 4,000kg | 再生PP | 片面四方差し |
FとF②、L②とL3はいずれも派生品番です。重量が同一でも内部リブ設計や成形ロットが異なる場合があるため、最終的な仕様は最新のメーカー仕様書または弊社見積書をご参照ください。
重量帯による選び方
- 13.5kg帯(JL-D4・1111F/F②):剛性と取り回しのバランス型。長期社内循環、汎用的な物流現場に幅広く適合。FとF②は派生品番のため、最新仕様の詳細はメーカー仕様書または弊社までお問い合わせください。
- 9.9kg帯(JL-D4・1111L②/L3):軽量タイプ。手積み・手降ろし作業の負荷を抑えたい現場、ワンウェイ輸送、女性・高齢スタッフが多い現場に推奨。L②とL3はメーカーが用途やロットに応じて使い分ける派生品番です。選定の際は具体的な使用条件を踏まえ、弊社までご相談ください。
- 共通の判断軸:段積み段数が多い/長期繰返し使用前提なら剛性タイプ(13.5kg帯)、手荷役比率が高い/ワンウェイ運用なら軽量タイプ(9.9kg帯)が選定の起点になります。
導入が向く現場|こんな課題があれば即効性があります
よくあるご質問
リス目印パレット(メジルシ仕様)のお見積り・在庫照会
ロット数・納入先・希望品番をお知らせください。最短でお見積りします。重量帯(13.5kg帯/9.9kg帯)の選定相談、サンプル提供のご相談も承ります。
お問い合わせ・見積依頼主な情報源
- 岐阜プラスチック工業株式会社「リスパレット」シリーズ製品情報(リスのプラスチックグループ公式サイト)/https://www.risu.co.jp/products/category/industry/palette/risupalette/
- 岐阜プラスチック工業株式会社 物流産業資材専用サイト「パレット」/https://www.industry.risu.co.jp/product/palette/
- 岐阜プラスチック工業 製品紹介動画(YouTube)/https://www.youtube.com/watch?v=8r1SVKONoDU
- JL-D4・1111F 製品仕様(リスのプラスチックグループ製品検索)
- JL-D4・1111L② 製品仕様(リスのプラスチックグループ製品検索)
- 厚生労働省・中央労働災害防止協会 倉庫業労働災害統計データ
- フォークリフト作業のヒヤリハット要因に関する業界調査
- 本記事は2026年6月29日時点で公開されている情報をもとに執筆しています。仕様・価格・在庫等は予告なく変更される場合があります。
- 記載の数値(重量・荷重・寸法等)はメーカー公表値に基づきますが、ロット・成形条件により微差が生じる場合があります。最終確認はメーカー仕様書または弊社見積書をご参照ください。
- 本記事は購買判断の助言を目的としたものではなく、最終的な選定・採用は読者ご自身の責任でご判断ください。
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