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イラン情勢と食品トレー業界一斉値上げの真相解明|エフピコ・中央化学・シーピー化成・リスパック・デンカポリマー5社が20〜30%値上げ、再生材利用の現状も徹底検証【2026年5月20日】
FOOD TRAY INDUSTRY ANALYSIS / 2026.05.20

イラン情勢と食品トレー業界
一斉値上げの真相解明
5社20〜30%値上げ
再生材利用の現状を徹底検証

2026年6月1日出荷分から、エフピコ・中央化学・シーピー化成・リスパック・デンカポリマーの食品トレー業界主要5社が一斉に20〜30%値上げを実施する。ホルムズ海峡封鎖を起点とするナフサショックが、川上のポリスチレン・スチレン系シートの値上げ(PSジャパン90円/kg・DIC100円/kg・デンカ100円/kg)を通じて川下の食品トレーへ波及した連鎖を一次情報で検証。あわせて、エフピコ「トレーtoトレー®」回収拠点11,000カ所・CO2削減20.9万トン/年など再生材利用の到達点と、業界全体の構造課題(PS有効利用率約2割)を多面分析する。

取材対象食品トレー主要5社 初版公開 最終更新
▸ ANSWER BLOCK

2026年6月1日出荷分から食品トレー業界主要5社が一斉値上げ。エフピコ20%以上、中央化学30%以上、シーピー化成25%以上、リスパック25%以上、デンカポリマー30%以上。背景は川上のPSジャパン90円/kg・DIC100円/kg・デンカ100円/kgの値上げに代表されるナフサ由来樹脂の連鎖高騰。再生材利用ではエフピコ「トレーtoトレー®」回収拠点11,000カ所、CO2削減20.9万トン/年に到達も、業界平均回収率約30%・PS有効利用率約2割と構造課題が残る。

5
業界主要5社が
2026年6月1日一斉値上げ
20-30%
値上げ幅レンジ
(最大値はデンカポリマー30%以上)
11,000カ所
エフピコ回収拠点
(2025年3月末時点)

2026年4月末、食品トレー最大手のエフピコが「6月1日出荷分から弊社製造製品全般を20%以上値上げする」と発表した。FNNプライムオンラインは「『エフピコ』1万種類の製品価格20%以上引き上げへ」と速報したが、これはエフピコ単独の判断ではない。同時期に中央化学・シーピー化成・リスパック・デンカポリマーも同水準もしくは上回る値上げを発表し、日本食糧新聞は「食品容器大手一斉値上げ」と速報している。本記事では、業界5社の値上げ実態を公式発表ベースで完全整理し、川上ポリスチレン・スチレン系シートの連鎖値上げ構造、そして再生材利用の到達点と業界全体の構造課題までを多面的に検証する。

CHAPTER 01業界5社の値上げ完全マップ――2026年6月1日一斉実施

1.1 5社値上げ完全比較表

食品トレー業界主要5社の値上げ条件をメーカー公式発表ベースで整理する。エフピコと比較すると、中央化学・デンカポリマーは値上げ幅で10ポイント以上上回っている

メーカー 実施時期 対象 値上げ幅 特記事項
エフピコ 2026年6月1日出荷分 製造製品全般 20%以上 今後の原料市況・国際情勢次第で追加改定の可能性
中央化学 2026年6月1日出荷分 全製品・商品 30%以上 通常月次を超える数量や複数月分の前倒し発注は出荷数量調整の対象
シーピー化成 2026年6月1日出荷分 全製品 25%以上 一部製品は異なる改定幅の可能性、需給急変時は出荷数量・納期調整
リスパック 2026年6月1日出荷分 製品全般 一律25%以上 原料調達状況により受注数量・納期調整の可能性
デンカポリマー 2026年6月1日納入分 容器全製品 30%以上 供給制限が発生した場合は再相談

1.2 共通する3つの構造的特徴

5社の発表を横断的に読み解くと、3つの共通点が浮かび上がる。

FEATURE 01
実施日の完全一致

5社全てが2026年6月1日(出荷分または納入分)からの実施を発表。業界共通の原料調達タイミングと商習慣を反映した結果で、価格交渉カルテルではなく原料市況の同時連鎖と読むのが妥当。

FEATURE 02
出荷数量調整の明示

中央化学・シーピー化成・リスパックの3社が『通常月次を超える発注』『複数月分の前倒し発注』『需給急変時の数量・納期調整』を明記。価格だけでなく『安定供給そのものが脆弱化』しているシグナル。

FEATURE 03
追加改定の含み

エフピコ・リスパックは『今後の原料市況・国際情勢次第で追加改定の可能性』を明記。ホルムズ海峡情勢の長期化次第では、6月の値上げが『一段目』にとどまる可能性が高い。

CHAPTER 02川上連鎖の構造――ナフサ→ポリスチレン→食品トレーの3段階波及

2.1 「食品トレーの原料はナフサ」は単純化された表現

FNN等の報道では「食品トレーの主な原料はナフサ」と説明されることがあるが、厳密には食品トレー・弁当容器の直接原料はポリスチレン(PS)、PP、PET、OPS、発泡PSシートなどの樹脂・シートであり、ナフサはそれらのさらに川上にある石化原料である。正確には「ナフサ高騰・ナフサ由来化学品の調達悪化が、ポリスチレンや食品包材用シートを通じて食品トレー価格に波及している」と見るべきだ。

とはいえ、デンカポリマーは『ナフサおよびエチレン供給の逼迫』、シーピー化成は『原油・ナフサ・石油化学製品の調達への影響』を公式発表で明記しており、単なる価格上昇だけでなく『調達不安・供給調整リスク』も含んだ値上げ局面であることに変わりはない。

2.2 3段階波及フロー

ホルムズ海峡封鎖から食品トレー値上げへの3段階波及フロー

STAGE 01 / 原油・ナフサ
ホルムズ海峡封鎖でナフサ調達悪化

2026年2月末の米国・イスラエルによるイラン攻撃以降、ホルムズ海峡が事実上の封鎖状態に陥り、日本向け原油輸送が遅延・減量。国産ナフサ基準価格は2026年5月時点で125,103円/kLという歴史的高値に達した。

STAGE 02 / 樹脂・シート(川上)
ポリスチレン樹脂・スチレン系シートの大幅値上げ

PSジャパンが2026年4月1日出荷分からポリスチレン樹脂を全グレード90円/kg以上値上げ。DICが同日からポリスチレン製品・スチレン系製品を100円/kg以上値上げ。デンカも食品包材用スチレン系シートを4月21日納入分から100円/kg以上値上げ。

STAGE 03 / 食品トレー(川下)
食品トレー業界5社の一斉値上げ

川上の樹脂・シート値上げを受け、エフピコ20%・中央化学30%・シーピー化成25%・リスパック25%・デンカポリマー30%が2026年6月1日出荷分から一斉に値上げを実施。食品スーパー・コンビニ・中食・外食テイクアウト向け容器調達の単価が一気に押し上げられる。

2.3 食品本体への波及――帝国データバンク調査

食品トレー値上げは食品本体価格にも連鎖し始めている。帝国データバンクの2026年4月30日調査では、4月時点の値上げ要因として『包装・資材』が69.9%に達し、要因別集計開始の2023年以降で最高水準を記録した。同社は「早ければ今夏中、遅くとも秋ごろに広範囲な値上げラッシュ再燃の可能性が高い」「2026年通年の値上げ品目数は最低でも1万品目以上」と予測している。

すでに具体的な食品値上げの動きも始まっている。ミツカンは19品目を最大20%値上げ、タカノフーズは納豆全商品15%値上げを発表。これらの値上げ理由には大豆高騰だけでなく『トレー・フィルムなどナフサ由来の包材費高騰』が明記されており、食品トレー値上げが食品本体に転嫁される構造が顕在化している。

CHAPTER 03再生材利用の到達点――エフピコ「トレーtoトレー®」の実績

3.1 1990年スタートの世界初「水平リサイクル」

食品トレー業界の再生材活用を語るうえで、エフピコの「トレーtoトレー®」水平リサイクルは不可欠の存在だ。同社は1980年代米国でのプラスチック食品容器不買運動を契機に、1990年に6カ所のスーパーマーケット店頭回収からリサイクル事業をスタート。使用済み食品トレーから新しい食品トレーへ再生する循環型リサイクルを世界で初めて確立した

1992年に発売された再生トレー「エコトレー®」は業界初のエコマーク認定商品として、原油から新しく作るトレーと比べてCO2排出量を37%削減する。2008年には透明容器のリサイクルも開始し、PETボトル・PETトレーから再生PET原料を作る「ボトルto透明容器™」(再生PET容器「エコAPET®」)も展開。再生APET容器はバージン原料比でCO2を30%削減する。

3.2 エフピコ・リサイクル事業の到達数値

エフピコのESGページが公開する再生材活用の到達数値は、業界全体の水準を圧倒的に引き離している。

指標 到達水準(2025年3月期時点)
回収拠点数 11,000カ所(1992年1,660カ所から約7倍に拡大)
CO2削減量(年間) 20.9万トン(2025年3月期実績)
エコトレー®のCO2削減効果 原油由来バージントレー比で37%削減
エコAPET®のCO2削減効果 バージンPET容器比で30%削減
PET再生原料生産能力 年間約5万トン(中部・関東・西日本3拠点合計)
障がい者雇用 選別作業中心に393名(雇用率12.6%、法定2.5%の約5倍)

3.3 食品スーパーとの連携拡大――アークス76%・8割目標

2025年2月17日、食品スーパー大手のアークスとエフピコは水平リサイクル拡大の連携強化を発表した。アークスはエフピコから食品用トレー・容器の6〜7割を仕入れ、2024年11月の納入分のうち76%は再生原料を使った製品だった。エフピコ佐藤守正会長は「アークスに納入する製品の再生比率を8割ほどに高められる」と表明している。

同時期にエフピコは色つきトレーをリサイクルする技術も投入し、2025年4月以降のエコトレー販売量は約3割増の見込み。透明容器向け再生原料の生産能力増強計画も進む。さらに2026年5月1日には、エフピコ・ニシザワ協働の「ストアtoストア」水平リサイクル促進、エフピコと生活協同組合コープかごしまの「エコストア協働宣言」も発表されており、納入品の再生比率向上は加速局面に入っている。

3.4 他社の再生材・環境配慮取り組み

エフピコ以外の主要4社も、それぞれ独自のアプローチで環境配慮容器を展開している。

RISPACK
バイオマスプラ全製品展開

リスパックは2010年に100%植物由来素材『バイオニュート』を発売。近年は『開発する新商品すべてにバイオマスプラスチック使用』を表明し、2026年4月には循環フェス名古屋で生分解性容器を提供。

CHUO KAGAKU
4軸の環境配慮設計

中央化学は『再生原料活用』『バイオマス活用』『原料使用量削減』『ガスバリア容器による食品ロス削減』の4切り口で環境配慮容器を開発。1957年タレビン製造で創業以来約60年の素材技術を活用。

CP KASEI
シート素材自社開発

シーピー化成は『シート素材の研究開発から行う業界唯一の食品容器メーカー』として、HIPS(高耐衝撃ポリスチレン)・PSP・PET素材を自社開発。素材レベルでの再生原料配合最適化に強み。

CHAPTER 04業界全体の構造課題――回収率30%・PS有効利用率2割の壁

4.1 業界平均の回収率は約30%にとどまる

エフピコの「トレーtoトレー®」は業界の旗艦事例だが、業界平均の食品トレー回収率は約30%にとどまるのが現実だ。同社ESGサイトでも「現在の使用済み食品トレーの回収率は約30%に留まり、この運動のさらなる広がりが必要」と明記されている。

つまり、市中に出荷される食品トレーの約7割は依然として一般廃棄物として焼却・埋立処分に回っている。原油・ナフサが歴史的高値で推移する局面では、本来であれば再生材活用の経済合理性が一段と高まるはずだが、回収率の構造的壁が業界全体の再生材シフトを制約している。

4.2 ポリスチレン全体の有効利用率は約2割

容リ協公式調査(令和6年9月発表)はさらに深刻な数字を明らかにしている。材料リサイクル手法におけるプラスチック種類別有効利用率は、PE 6割以上、PP約8割と比較的高い一方、ポリスチレン(PS)は約2割、PET(容器包装由来)は3%と非常に低い

プラスチック種類別の有効利用率比較(容リ協公式調査・令和6年)

▸ MATERIAL RECYCLING EFFECTIVE UTILIZATION RATE

PP
(ポリプロピレン)
約80%
PE
(ポリエチレン)
60%以上
PS
(ポリスチレン)
約20%
PET
(容器包装由来)
約3%

容リ協は「材料リサイクル手法においては、PSやPETの多くは残さとして熱回収されている」「材料として循環利用する割合を高める各種の検討が必要」と指摘している。食品トレーの主原料であるPSの有効利用率が約2割という事実は、業界の水平リサイクル拡大が依然『大きな伸び代を持った発展途上』であることを示している。

4.3 食品衛生規制と再生材の壁

食品トレーへの再生材活用には、安全規制の壁も存在する。食品衛生法第18条第3項に基づく規格(ポジティブリスト制度)では、食品用器具・容器包装の原材料として「リサイクル材料」を使用する際、ポジティブリストへの適合と適正製造管理基準による食品衛生上の危害発生防止が求められる。

つまり、家庭ごみから無差別に集めたPS廃材を直接食品トレーに戻すことはできず、エフピコ方式のような「スーパー店頭回収→自社静脈物流→自社再生工場→食品トレー再成形」という閉じたループを構築することで初めて、安全性と循環性を両立できる。これが業界全体の追随を難しくしている構造要因の一つでもある。

CHAPTER 05実務影響の総合評価――小売・中食・外食の調達戦略はどう変わるか

5.1 価格上昇前提の調達計画見直し

食品スーパー・コンビニ・弁当・惣菜・外食テイクアウト向けに食品トレーを大量に使う企業は、6月以降の容器単価を最低でも20〜30%上昇前提で見直す必要がある。特に中央化学・シーピー化成・リスパックは前倒し発注や実需以上の発注に対する出荷数量調整の可能性を明記しており、駆け込み発注で価格・数量を確保する従来戦略は通りにくくなっている。

5.2 安定供給リスクへの備え

デンカポリマーは『供給制限が発生した場合は再相談』、シーピー化成は『需給急変時には出荷数量・納期を調整する可能性』を明記。つまり「価格が高くなる」だけでなく「希望数量・希望納期で入手不能」のリスクが顕在化している。複数メーカーとの取引、代替素材(PP、PET、紙容器、繰り返し利用可能なコンテナ等)の併用、需要平準化(駆け込み発注の抑制)が実務的な対応策となる。

5.3 再生材活用容器への切り替えメリットの再評価

原料コスト急騰局面では、再生材活用容器のコスト優位性が再評価される。エフピコ「エコトレー®」「エコAPET®」のように再生原料比率を高めた容器は、新規原油・ナフサ調達の影響を相対的に受けにくい。アークスのように2024年11月時点で納入製品の76%を再生原料製品で固めている企業は、今回の値上げ局面でも価格安定性で優位に立つ。

CHAPTER 06総合評価――値上げと水平リサイクルが同時進行する転換点

▸ FINAL VERDICT

2026年6月は食品トレー業界の「値上げ局面」と「水平リサイクル拡大局面」が同時進行する歴史的転換点。

食品トレー業界5社の一斉値上げは、ホルムズ海峡封鎖→ナフサ高騰→ポリスチレン樹脂・スチレン系シート値上げ→食品トレー値上げという3段階の連鎖波及の結末であり、個別企業のコスト判断ではなく業界全体の構造的圧力として理解すべきである。エフピコ20%以上に対し中央化学・デンカポリマーが30%以上と、川下メーカー側の値上げ幅は川上の樹脂値上げ幅(90〜100円/kg)を反映した合理的水準だ。

同時に、エフピコの「トレーtoトレー®」回収拠点11,000カ所・CO2削減20.9万トン/年・アークス向け再生原料比率76%という到達点は、業界が再生材活用拡大の本格局面に入ったことを示すシグナルでもある。原油・ナフサが歴史的高値で推移する局面では、再生材活用の経済合理性が一段と高まり、回収率30%・PS有効利用率2割という構造課題の打破に向けた業界全体の動きが加速する可能性が高い。食品トレー業界は、コスト圧力と循環経済加速が同時に進行する歴史的転換点に立っている

本ナフサショック関連の構造分析は、当社のナフサ危機の全体像建設・物流・包装資材30社値上げ完全版イラン・ナフサ4ヶ月構造分析でも継続して取り上げている。あわせて参照されたい。

出典・エビデンス一覧

  1. FNNプライムオンライン「6月から食品トレー相次ぎ値上げ 『エフピコ』1万種類の製品価格20%以上引き上げへ "ナフサ不足"で食品価格全体に波及か」(2026年4月30日報道)── 食品容器メーカー大手エフピコの2026年6月1日値上げ実施を一次報道。https://www.fnn.jp/articles/-/1046790
  2. 日本食糧新聞「【速報】食品容器大手一斉値上げ 中東情勢で原料急騰 6月出荷分から」── エフピコ20%、シーピー化成25%、リスパック25%、中央化学30%の業界一斉値上げを速報。https://news.nissyoku.co.jp/flash/1286601
  3. 日本経済新聞「エフピコ、食品トレーを6月から2割以上値上げ ナフサ価格上昇で」(2026年4月30日報道)── 中東情勢緊迫によるナフサ価格上昇・ポリスチレン調達リスクの増大を背景に整理。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC303EB0Q6A430C2000000/
  4. ロイター「エフピコ、原料高で食品トレー6月から値上げ 今期業績予想は未定」── エフピコ業績予想未定の判断と原料高の関連を報道。https://jp.reuters.com/markets/commodities/7X3ZN2C6URL6TJF3GHPVIOWD5U-2026-04-30/
  5. 中央化学株式会社「中東情勢の影響に伴う製品供給および価格改定のお知らせ」(2026年5月1日発表)── 全製品・商品を現行価格比30%以上値上げ、前倒し発注の出荷数量調整方針を公式発表。https://www.chuo-kagaku.co.jp/wp-content/uploads/2026/05/Press_Release_Notice_of_Product_Price_Adjustment_20260501.pdf
  6. デンカポリマー株式会社「容器全製品 価格改定のご案内」(2026年4月20日付)── 容器全製品を2026年6月1日納入分から30%以上値上げ、ナフサ・エチレン供給逼迫を公式に明記。https://www.denkapolymer.co.jp/library/5d6cf0fb26f8e9e03dc5294f/69e5a72d6ae49853df4de707.pdf
  7. PSジャパン株式会社「ポリスチレン樹脂の価格改定について」(2026年3月24日発表)── 2026年4月1日出荷分から全グレード90円/kg以上値上げ。主原材料ナフサ・ベンゼン価格急上昇を理由として明記。https://www.psjp.com/wp/wp-content/uploads/2026032401.pdf
  8. DIC株式会社「ポリスチレン製品およびスチレン系製品の価格改定について」(2026年3月24日発表)── 2026年4月1日納入分から100円/kg以上値上げ。原油・ナフサ調達環境悪化とスチレンモノマー原料価格急騰を理由として明記。https://www.dic-global.com/ja/news/2026/products/20260324100333.html
  9. 株式会社エフピコ ESG「エフピコ方式のリサイクル」── 「トレーtoトレー®」「ボトルto透明容器™」の循環型リサイクル詳細、1990年スタートの経緯、4者一体型バリューチェーン構造を公式説明。https://www.fpco.jp/esg/environmenteffort/fpco_recycle.html
  10. 株式会社エフピコ ESG「リサイクル効果」── 回収拠点11,000カ所(2025年3月末時点)、エコトレー37%削減・エコAPET 30%削減、2025年3月期CO2削減量約20.9万トンを公式発表。https://www.fpco.jp/esg/environmenteffort/fpco_recycle/effect.html
  11. 循環経済パートナーシップ(環境省)「4者一体によるエフピコ方式のリサイクル」── 障がい者雇用393名・雇用率12.6%(2024年3月末時点)、1990年6カ所スタートから現在11,000拠点への拡大経緯。https://j4ce.env.go.jp/casestudy/062/
  12. 日本経済新聞「アークスとエフピコ、食品トレーの水平リサイクルで連携」(2025年2月17日報道)── アークス向け納入製品再生原料比率76%(2024年11月時点)、エフピコの『8割への引き上げ』目標表明、色つきトレー リサイクル技術投入。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC1754F0X10C25A2000000/
  13. PETボトルリサイクル推進協議会 広報誌RING vol.36「エフピコ佐藤社長インタビュー」── 関東エコペット工場(年間2万トン規模)稼働、再生PET原料生産能力国内最大規模、エコAPETのVRV構造説明。https://www.petbottle-rec.gr.jp/ring/vol36/p04.html
  14. 公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会「プラスチック種類別の有効利用率の推定(令和6年度調査)」── PE 6割以上、PP約8割、PS約2割、PET 3%という有効利用率の業界統計、PS・PET材料リサイクル拡大の必要性を公式提言。https://www.jcpra.or.jp/library/report/rate.html
  15. 株式会社帝国データバンク「飲食料品値上げ、ナフサ供給不安でラッシュ再燃の兆し」(2026年4月30日プレスリリース)── 4月時点で『包装・資材』要因が69.9%に達し2023年以降最高水準。『早ければ今夏中、遅くとも秋ごろに広範囲な値上げラッシュ再燃の可能性』と公式予測。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001323.000043465.html
  16. 日本経済新聞「食品値上げラッシュ、ナフサ不足で『6月にも再燃』 帝国データ調べ」── 2026年通年の値上げ品目数1万品目以上の見通し、食品企業の56%が原油高半年未満で『主力事業縮小』と回答した調査結果。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC289VJ0Y6A420C2000000/
  17. 時事通信「続くナフサ混乱、値上げや目詰まり 食品包装や塗料、ごみ袋など裾野広く」(2026年4月10日)── 高市首相の関係閣僚会議発言、ナフサ由来製品の値上げ波及範囲(食品包装フィルム、ごみ袋、衣類、塗料)を整理。https://www.jiji.com/jc/article?k=2026041000947&g=eco
  18. 農林水産省 新事業・食品産業部「食品容器包装におけるプラスチックをめぐる情勢」(令和7年10月)── 食品容器包装のプラスチック使用実態、容リ法対象範囲、再生材活用の食品衛生法ポジティブリスト規制(第18条第3項)の整理。https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/youki/pra-tf/dai1tf/dai1tf-shiryo.pdf
  19. 経済産業省「容器包装リサイクル制度を取り巻く現状」── 容リ法分別収集実施市町村割合(プラ製容器包装7割程度)、再商品化実績・落札単価の経年推移、制度全体の到達状況。https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/resource_circulation/container_packaging_recycling_wg/pdf/002_s02_00.pdf
  20. 株式会社エフピコ ESG「エフピコ方式の循環型リサイクル」── 1992年「エコトレー®」業界初のエコマーク認定、1990年スタート時の創業者・小松安弘氏のリサイクル決断経緯、世界初の循環型リサイクル確立の歴史。https://www.fpco.jp/about/strength/recycle.html

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