J-R2・1012 OBP 冷凍プラスチックパレットとは?
J-R2・1012 OBP冷凍パレットは原材料の一部にOBPを使用した環境配慮型の次世代プラスチックパレットです。OBPとはOcean Bound Plasticの略称で、海洋から50㎞以内の内陸部に漏出したプラスチックです。漏出したプラスチックを回収することにより、海に流出することを防ぎます。なお収集したプラスチック素材は選別・洗浄・粉砕しOBPペレットに加工します。そのOBPペレットを5%配合して作られるのがOBPリスパレットシリーズです。岐阜プラはこれらのOBPペレットを幅広い調達ネットワークを通じてタイで制作したOBPを入手しています。
UL規格認定を受けたOBP素材を使用しています
調達するOBPは「UL規格認定」を受けています。UL規格とは、Underwriters Laboratories Limited Liability Company社の認証規格です。材料・部品・装置・道具類などから最終製品まで、機能と安全性の規格基準を設定し、同時に評価方法を策定、実際には評価試験を実施します。これらの試験に合格した際には、UL規格認証マークの使用が認められます。認められた場合、合格を示すマークを表示する認可が与えられます。ULはマークを発行したリストを管理し提供することで、利用者に材料や製品などの検査履歴を知らしめる役割を果たしています。
パレットにロゴ印刷されているPlastics Smartとは?
プラスチックごみは今、世界中で注目されており、焼却による大気汚染、流出による海洋汚染だけでなく、生態系にも大きな影響を与えています。
例えば、海に流出するプラスチックごみの量は世界中で年間800万トン、2050年には海洋中の魚の量を超えるとの試算が出されています。
私たちの生活様式を見直さない限り、持続可能な社会・自然環境の構築はもとより、今の生活を続けていくことさえ難しくなることが予想されます。
正しい処理やリサイクル方法を広め、バイオマスプラスチックや代替素材などを理解しながら、プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。
環境省では、そうした様々な取り組みを推進し、さらに広げていくため「プラスチック・スマート」を実施しています ※環境省ウェブサイトより引用
OBPパレットはCO2排出量削減、資源循環に貢献!
OBPパレット採用実績紹介
岐阜プラのOBPパレットは2022年3月1日の販売開始以来、多数の企業様に採用されております。最近では保管用パレットだけでなく、輸出用・出荷用そしてOBP素材と親和性の高い冷凍倉庫用パレットとしても採用実例が増えております。
J-R2・1012 OBP 冷凍プラスチックパレット仕様
品番 | J-R2・1012 OBP冷凍 |
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寸法 | 1000×1200×130H 両面使用2方差し |
重量 | 24.5kg |
原材料 | PE/再生PE+OBP材5%配合 (ポリエチレン材) |
耐荷重 | 動荷重1000kg 静荷重4000kg |
用途 | 冷凍倉庫使用 |
価格 | 受注生産品となります。 お見積り依頼ください! |
製造 | 岐阜プラスチック工業 |
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